「痩せていて羨ましい」の影にひそむ、大きな悩みとは?

気温や湿度が上がって来て、肌を露出する機会も増えて来ましたね。この季節になってくると、他者からの目線や、そもそも自分自身の自分を見る目も厳しくなってくることが増えます。

体型の悩みとして太っていることをあげる女性については理解を得やすいものですが、「太れない」ことで悩む女性も、実は少なからずいることをご存知でしょうか。

太れない体質とはどのようなものなのか、またそうした悩みを持つ人のためにも気をつけておきたいことなどご紹介してみたいと思います。

太れない原因にはどんなものがあるの?

痩せられない原因が様々であるように、太れない原因も様々です。

有名なものだと「胃下垂」があげられます。胃下垂は、胃が通常の位置よりも下部に垂れているため、すぐに満腹感を感じてしまったり、膨満感が長く続いてしまったり、食後にむかつきを感じたり食欲不振になってしまうことで太れなくなってしまいます。

ストレスが原因で太れないこともあります。ストレス解消のために食べ過ぎてしまって太ってしまう……というケースもありますが、食欲がわかなくなってしまったり、消化が悪くなってしまったりすうケースもあるのです。胃はストレスに影響されやすいのですね。

その他にも、胃腸に何か疾患を抱えていたり、生まれつき基礎代謝が高かったりなどの理由で太れない場合があります。

太れない人たちへのNGワード

太れない人たちは太っている人たち同様、自分の体型にコンプレックスを持っていたり、場合によっては「ガリガリ」などと言ってからかわれた経験を持っていたりします。

太れない理由が様々であるのと同じように、NGワードもまた多用です。「ガリガリ」「ガイコツ」など様々ありますが、私たちが十分に覚えておかなければいけないのは、たった1点「体型をネタにすることには十分な注意が必要である」というポイントだけです。

言葉遣いだけの問題でないのです。容姿をネタにして笑いをとろうとする手段は、よほど気心のしれた仲でなければ基本的にジョークとして成立しない「寒い」「萎える」ものなのだと自覚することが大切です。テレビの中では体型を元にしたからかいが気軽に行われていますが、当然あれを現実世界でマネしてしまってはいけません。

適正体重も知っておくこと

標準体重を知っておくことは大切ですが、自分で自分を追いつめないためにより重要なのは「適正体重」を知っておくことです。年齢や性別での平均ではなく、BMI値を計算してみたり、場合によっては筋肉量・脂肪量・骨の重さなどを計測してみたりすることで、自分にとって適正な値を調べるのです。

もしあまりにも痩せ過ぎなのであれば、医療機関にも相談してみましょう。相談が必要ない程度なのであれば、たとえ痩せ体型だったとしても、気に病む必要はありません。大切なのは「正しく把握すること」です。

おわりに

体型の悩みは、なかなか尽きることのないものです。

悪気のない一言で誰かを傷つけてしまったり、自分を追いつめてしまったりすることのないように過ごしていきましょうね!

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