怒ったら負け! 彼が元カノを褒める発言をしたときの正しい反応

悩める女性たちに声を大にして伝えたいことは、元カノはすでに彼と別れた(アチラがどう思っていようと)敗北者だってことです。
現在進行形で付き合っている今の彼女が絶対に優位なんだから、アチラをライバル視する必要なんてないんです!

もし彼が元カノを褒める発言をしたら…?!
もちろん、心中穏やかでないのは分かりますが、そこでうっかり敗北者を悪く言おうもんなら、今の彼女であるあなたの人間性が低く見られてしまうかもしれません。

ではそんなとき、どんな態度をとればいいのでしょうか?

無関心を装うのは、怒りの最大級の表現

絶対に避けるべきなのが「目には目を」的に、元カレ話で対抗すること。
そうでなくても男性の多くは恋人に対して”自分以外の男なんて知らないでいて欲しい願望”があります。
ま、そりゃ難しいのは彼らも分かってるんですが、それでも、リアルな想像が膨らんでしまう過去の恋愛話は最も聞きたくない種類の話!
怒った勢いでぺらぺら話してしまうと、自分の価値を下げるばかりか取り返しのつかないことになる可能性があります。

次に女性によくある反応として、”無関心を装う”というのがありますね。
「ふうん」…と、さも興味のない顔をして黙り込む、みたいな。
でもこれは逆効果。
なぜかというと、無関心を装うのは、怒りの最大級の表現なんです。
結局は怒っているのと同じな上に、かなり感じ悪くて可愛げもない!
気持ちを押し殺しているつもりかもしれないけれど、かえってドロドロした感情がにじみ出てしまいます。
男性は苦手ですからね、ドロドロ系。

怒るにしても、もっと可愛い怒り方をしましょう。
「それ以上言ったら、わたしもう怒っちゃうよ!」
元カノを褒める彼に、やきもちを焼いている自分をやんわり伝えて、可愛く予告しちゃう。
これならみっともない怒り方にもならないし、彼にもいい印象で伝わるはずです。

まず敵を褒めるというのが、ライバルに勝つための鉄則

たとえば不倫で略奪愛を成功させるような人は、まず相手の奥さんを褒めることからはじめるんだそう。
すると男性は、「そんなことないんだよ」と逆に妻の悪口を言い始め、心を開いてくれるんだとか…つまり、まず敵を褒めるというのが、ライバルに勝つための鉄則なんです。

ですから、彼が元カノを褒めたとき、腹の中はどれだけ煮えくりかえっていようとも、
「そっかあ。素敵な人だったんだねえ」
と嫌味にならない程度に(ここが難しいですが)、元カノを讃えるくらいの器の大きさを見せましょう。
無邪気に、へぇぇと感心した(フリでも)反応をする。でも、今の彼女は私だ、という意識をしっかり持って余裕でいればいいんです。

おわりに

いかがでしょうか?
何気なく元カノの話をする場合もあるでしょうが、大抵の男性は彼女がいい気はしないと分かっていながら「元カノ自慢」をするんです。
気にくわないことがあって彼女を怒らせようと思っていたり、愛の裏返しのちょっぴり意地悪な気持ちで。
そこで、まんまとヤキモチを焼いて怒ったりしたら彼の思うツボ!
「元カノを褒める」という彼の想像を上回る態度をとれば、彼は自分が恥ずかしくなって二度と元カノ話なんてしなくなるでしょう。

補足ですが、もし本当に彼が元カノに対して未練があるとしたら、今の彼女の前で話題に出すことなんてないはずです。
そんな話でヤキモチ焼かせようとするなんて、可愛いものだと思いましょうね。

参考文献 
 「恋愛心理学」 植木理恵   青春出版社
 

Photo by V∆NESS∆ GERL∆CH

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