「次いこ! 次っ!!」が実は危険!? 恋活で失敗を繰り返す人が陥る落とし穴

ステキな恋愛には行動あるのみ。ですが行動には失敗がつきものです。失敗を経験しながら、私たちは幸せを掴んでいくのですが…中にはどうしても失敗を繰り返す女子もいるのが現実。

ではその原因はなんなのでしょうか。今日はそんな失敗の連鎖から抜け出すヒントになるお話です。

 

失敗した…その時あなたは何を考える?

心理学的な言葉ですが、なにか失敗をしたとき、その原因を考える心の動きを「帰属」と言います。その心の動きにも2種類あり、それを「外的帰属」「内的帰属」と言うそうです。

簡単に言い換えると…
外的帰属→周りや状況が原因
内的帰属→自分が原因
という違いです。

外的帰属が強くなりすぎると、同じ失敗を繰り返すという負のスパイラルに陥ります。本来なにかで失敗した場合、その原因は2つの要素が絡まり合っていることが大半なのですが、そんなつもりがなくても、無意識のうちに外的帰属で物事を片付けている場面もあるのです。

本当に原因、考えてる?

私は周りのせいになんかしない! という反発が聞こえてきそうですが、ちょっとここで質問です。

例えば彼氏と別れた場合、きっとアナタは落ち込み、原因を考えると思います。ですが、失敗合コンに遭遇した、いいなと思ってデートした人と恋愛に発展しなかった場合などの小さい失敗の場合、失恋と同じくらい原因を考えますか?

おそらく答えはノーだと思います。ここに今回のテーマ、恋活で失敗を繰り返すカラクリがあります。

「次いこ! 次っ!!」が実はアブナイ

先にご紹介したような失敗になると、自分に降り掛かる精神的ダメージは強いと思います。ダメージが強い分、時間をかけ、友人に話し、自分で考え、ゆっくりゆっくり立ち直っていくのです。そしてしっかり原因を考えると、人はどちらかの考えに偏ることがなくなります。

で・す・が、これが合コンや恋の始まりとなると、ハッキリ言ってあまり感情が入ってない分、失敗しても「次いこ! 次っ!!」とすぐ気持ちは切り替えられてしまうもの。言い換えると失敗の原因をちゃんと考えず、相手が悪かった(外的帰属)で適当に片付けて忘れてしまうのです。

先日のデートの失敗は、アナタが自分のことを喋りすぎたからかもしれません。気持ちを切り替えるのも大切ですが、切り替えが簡単な小さい失敗こそ、少し立ち止まって内的と外的、両面から原因を考えることが、負のスパイラルから抜け出すポイントなのです。

人間心理とは面白いもので、自分の自尊心を守るため、無意識のうちに成功したことの要因は、自分の頑張りや行動と考え(内的帰属)、失敗したことはタイミングや周りが悪かった(外的帰属)と考える傾向にあるそうです。

このカラクリを知っておくだけでも、今日から身の回りで起きることへの対処法が変えられるのではないでしょうか。

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