女子力をアップしたいけど、女子力ってなんですか?

先日、飲み会にて「女子力をアップしたい」という女性がいました。
全員酔っていたので、大して何も考えずに「あげちゃいなよ! 」と盛り上がりましたが、一体女子力ってなんなのでしょうか。

いまや当たり前のように耳にする女子力。
アンケートをとってみたところ、男性と女性では、女子力の捉え方は全然違うのです。

女性が考える女子力とは?

20代~40代の女性に「女子力とは何か? 」というアンケートをとってみました。

「お茶をこぼしたら、さっとウェットティッシュが出せる」(20代女性)
「オシャレはもちろんとして、ちょっとした小物もかわいい」(20代女性)
「美意識の高さ、女性的な感覚に優れている」(30代女性)
「裁縫や料理ができるような、結局はスキルに尽きる」(40代女性)

たしかにウェットティッシュがすぐに出せれば、「女子力が高いね」と褒めてもらえるでしょう。
男性のなかにも、そういった気遣いができる人がいます。
相手を気遣ったり、美意識の高い様子が、女性的な感覚とされ、女子力という言葉につながっているのかもしれませんね。

男性が考える女子力とは?

同じ質問を20代~40代の男子に聞いてみました。

「自分の理想とする女性=女子力が高い」(20代男性)
「男性を支えたり、盛り上げたりする力」(30代男性)
「世間が求める女子像を演じ切る力」(40代男性)

女性の考える女子力と違い、男性は穿った意見が多めでした。
女子力は、女性のために作られた言葉であり、男性からすれば、取り残されている感じがするのかもしれません。
なかには、「『女子力を上げたい』と言ってる女性はモテない」という意見までありました。

女性の考える女子力は多方面に向けたアピール

男女の意見をまとめます。

女性が考える女子力は、「男性と女性の両方にアピールする力」のようです。
でも男性からすると、「男性に向けてアピールする力」が女子力なのです。

たしかにその通りです。女性は女性同士で「女子力あるね~」と褒めあいますが、男性同士で「男子力あるね~」なんて言いません。男性にとって女子力は限定的ですが、女性からすれば、多方面にアピールすべきものなのです。

女子力とは男尊女卑のための言葉?

ここからは、男性が感じる女子力について、掘り下げてみます。
アンケートをとったなかで面白い意見がありました。

「男尊女卑をマイルドにするための言葉」(40代男性)

男性が仕事をしているときに、そっとお茶を出してくれる女性がいたら、「女子力が高い」と言えると思います。
一方で男尊女卑的な行為に見えなくもありません。女子力とは、男尊女卑の思想が根底にあるような気がします。

女子力は男尊女卑をマイルドにするための言葉なのでしょうか?

女子力が高い男子も存在する!

男女ともに共通して上がった意見として、「女子力が高い男性も存在する」という意見がありました。
つまり、女子力は女性だけの言葉ではないのです。

分かりやすい例でいえば、「髪型を変えたことに気づく」「疲れている人にコーヒーを持っていく」など。
これらができる男子は女子力が高いと言えますよね。

男尊女卑の思想がオープンに受け入れられないなかで、女子力という言葉は便利かもしれません。
でも、そんな後ろめたい気持ちがあるのなら、いっそのこと男性も女子力を上げてはいかがでしょうか。

疲れているときには、お互いに支えあう。相手のちょっとした変化に気づいてあげる。
男性も女性も関係なく、女性的な感覚でお互いを気遣い、思いやる。
それが当たり前になれば、男尊女卑という思想は、女子力に上書きされるのかもしれませんね。

Written by 前田ヒロキ


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