セックスレスから考える~女性の浮気は“悪いこと”?

 

“セックスレス”という言葉が、会話の中で普通に使われるようになってからどれくらい経つのでしょう。

最近では“レス”だけで意味が通じるほど、一般的な日本語として定着しました。セックスの本当の素晴らしさを知っている私としては悲しい限りです。

(c) Africa Studio – Shutterstock.com

もちろん、ここで言うセックスとは、蔓延するジャンクセックスのことでははくスローセックスのことですけれど。

ところでセックスレスが増える一方で、浮気や不倫に走る女性が増えていると聞きます。いまの日本社会では浮気や不倫は不道徳な行動とみなされていますが、女性たちが置かれている不幸な状況を知っている者としては、杓子定規に彼女たちを非難する気にはなれません。

このコラムでも何度も言及してきましたが、女性とは“愛されるために生まれてきた生命体”です。女性が愛を欲するのは理屈抜きの自然な感情に他なりません。

その欲求は、草花が水を欲するのと同じです。草花が健やかに育つためには水が欠かせないように、人間の女性もまた、愛がなければ枯れてしまうのです。

さらに言えば、女性は“美”の象徴でもあります。いくつになっても女性たちが美しくあろうとするのは、まさにDNAに刻まれた本能のなせる業。

ですから、たとえ特定のパートナーからの愛が期待できなくなったとしても、彼女が女である限り、日に日に枯れていく自分を黙って受け入れられる人など、どこにもいないのです。
 
 

さて、セックスレスになる原因は様々です。既婚者の場合、共働きでお互いに忙しくて、すれ違いの生活が続くことで回数が減っていくケース。出産後、母性の目覚めに連動して性欲が減退してセックスレスになるケース。

また最近の傾向としては、草食男子の増殖に伴い、結婚する前からそもそも回数が少なく、その中身も淡白というケースが増えてきています。

問題なのは、一度セックスレスになってしまうと、定期的にしていた頃の状態にセックスを復活させるのがとても難しいということです。

まず、女性の方からはなかなか切り出せません。元来控え目で、貞淑を美徳とする日本女性が、自分からカレや夫に「セックスしたい」と切りだすのは、かなりハードルが高いでしょう。

もし意を決して言ったとしても、「仕事で疲れてるから」「明日も朝早いから」と拒否されたり、「お前はセックスのことしか頭にないのか」などと蔑まれたりした日には…。これが3回も続くと、もう女性の方からは何も言えなくなります。

世の中の女性たちが、「それなら出会い系を利用してみようかしら」と思ったとしても、なんら不思議なことではないのです。
 
 
(アダム徳永)

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