つい彼氏にイラッとしてしまう……。ケンカをしないで仲良くする方法

もともと怒りっぽいとか、彼氏にどうしても許せない悪癖があるなどして、ついついイラッとしてしまうことがあります。
浮気をされて激怒するなら問題ないのですが、ひとしきりイライラした後で、「私、どうしてこんなことで怒っちゃったんだろう」と後悔するなら、その怒りは回避できるものだといえます。

恋をする上で、どうしても彼氏にイラッとしてしまう場合、どうすれば怒らないで済むのでしょうか? それがわかれば、ケンカをしないでいつも仲良くいられるはずです。

いつも我慢していない?

怒りが生まれるそもそものメカニズムは、身体の防御反応です。
悔しさ、つらさ、悲しさといったマイナス感情や、「○○しなければならない」という固定観念に対する感情が、心の中に溜まっていき、抑制できないほどにあふれだした時に人間は怒ります。
つまり、きっかけになるネガティブな感情や、思い通りにならないことがない限り、怒りは湧き上がらないということ。
怒りとは、二次感情なのです。

そのため、心の中に色々と溜め込みがちな人ほど、イライラしやすいでしょう。
性格にもよりますが、我慢の多い環境に身を置いていたり、身近に苦手な人がいたりすると、どうしてもマイナス感情を抱え込みやすくなり、思い通りにいかないことも増えるはずです。
イライラしがちな人は、まず1度、自分の生活や環境を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

また、そもそもは怒りっぽい性格でもないのに、彼氏と一緒にいる時に限ってイライラしてしまう場合、その彼氏とは合わないのかもしれません。あるいは、自分でも気づかない独占欲を、実は持っている可能性があります。

世の中、思い通りにならないことばかり

イライラしがちな人の中には、「マイルール」が多く、柔軟に物事を受け止められないタイプがいます。
たとえば、「恋人同士とは、こうあるべきだ」「毎日マメに連絡を取り合わなければいけない」「デートに遅刻するなんて、ありえない」など、自分の中にいくつも強い思い込みを持っているほど、彼氏がそれらに反する行動を取りやすくなります。

しかも、恋愛におけるルールや思い込みは、個人の価値観に依るため、自分にとっては守って当然の内容でも、彼氏からすれば「別に、そんなのどうでもいいじゃん」だったりするのです。

彼氏とケンカが多い女性は、世の中なんて自分の思い通りにならないことのほうが多い、くらいに思っていたほうが良いかもしれません。彼が私の言うことを聞いてくれない、理解してくれないと感じるのは、彼にも彼なりの価値観があるためです。
彼女だから自分の考えより優先する、とは限らないでしょう。
最初から、思い通りになるわけないし……と鷹揚(おうよう)に構えていれば、彼が自分のマイルールに従わない行動を取ったとしても、「そういうこともあるよね」としか思わなくなるはずです。

怒りのピークは、7秒!

怒りという感情が湧き上がると、アドレナリンというホルモンが分泌されて、これが交感神経を刺激することで、「カーッ!」とイライラが募っていきます。また、アドレナリンが分泌されて体内で消失するまでの時間は、長くかかっても7秒なんだとか。

つまり、彼に対してイラッとしても、とりあえず7秒間なにも言わなければ、ケンカは起きないということ。
怒りがこみあげてきたら、彼を見ることをまず止めましょう。離れられるのなら、別の部屋に移動するなどして距離を置きます。
そうしている間に、怒りのピークは過ぎてしまうはずです。

大事なのはコントロール

怒りはもともと自分自身を防御するための感情なので、我慢すればいいというわけではありません。
怒ってしかるべきときは、怒っていいのです。

でも、イライラを爆発させた後で後悔するのであれば、コントロールが必要でしょう。
リラックスできる日常を送り、思考を柔軟にして、とりあえず7秒は黙っておく。
それだけで、彼とのケンカはだいぶ減るに違いありません。

Written by 岡崎咲

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