不倫とどう違う? 今、主婦たちがハマる「婚外恋愛」の実態

「不倫」という言葉は、今はもう“古い”のかもしれない…。

主婦は「不倫」という言葉を封印し、「私は、恋愛している」と語る。

それが、「婚外恋愛」。

彼女らが語る「婚外恋愛」とは、今までいわれてきた「不倫」と、どう違うというのだろうか?

■「不倫」と「婚外恋愛」の違い

「婚外恋愛」とは?

簡単に言ってしまえば、「不倫」かもしれない。

しかし、「不倫」という言葉と、「婚外恋愛」という言葉は、聞く側にとって、その“印象”を、ドロドロとしたものから爽やかな印象へと変えるマジックがある。

不倫をしている主婦たちは、「不倫=悪いことをしている」という認識が常にある。「倫理に反している」ということは、本人たちも重々わかっているのだ。

そこで、少しでも“自分のなか”で、それを「正当化」することによって、自分自身を保つ“言い訳”がほしかったのかもしれない。

「不倫ではない。婚外恋愛をしているのだ」と言い聞かせることによって、彼女たちは「現実の生活を維持したい」という願望があるのだ。

よって、彼女らにとって、婚外恋愛は“不倫”ではなくて「恋愛」なのだ。

■婚外恋愛の「暗黙のルール」

婚外恋愛には「暗黙のルール」がある。

それは、「お互いの家庭を壊さないようにする」ということ。

「お互いに、お互いの家庭を壊す気持ちはない。自分の家庭は守っていきたいから」

そんなルールの上で成り立っているのが婚外恋愛。

お互いの家庭を壊すどころか、お互いの“夫婦間”の問題や、ストレスを気兼ねなく話せるのが、婚外恋愛の“相手”であり、主婦たちが求めている「彼氏」なのだ。

家庭に帰れば、“夫”がいる。しかし夫は、話をじっくり聞いてくれるわけでもなく、「綺麗だね」と言ってくれるわけでもない。

そして、“女”として見てくれるわけでもない。

そんな、モヤモヤした気持ちを「どうでもいいこと」にしてくれる魔力が、婚外恋愛にはあるのだ。

■主婦が「婚外恋愛」する理由

なぜ、主婦たちは「婚外恋愛」という危ない橋を渡ろうとするのか?

それは、現実の「結婚生活」を維持するため。つまり、“家庭を守るため”に婚外恋愛をしているということである。

「矛盾したワガママな行為」と思う人が大半だろう。

「それなら、離婚すればいいのに」「子どもがかわいそう」「自分勝手」

そんな意見も聞こえてきそうである。

婚外恋愛している主婦たちも、そんな自問自答を繰り返している。

しかし、「夫は、“男”として見ることはできないが、必要な存在である」「子供には父親が必要」「家族を失いたくない」「彼氏を失ったら家庭での“顔”がつくれない」……。このような思いを切り捨てることができないでいる。

ならば、切り捨てるのではなくて、「割り切ってしまえばいい」。

家庭の中で、妻らしく、母親らしくいるためには、イキイキとした自分でなければいけない。そして、主婦だってワクワクしていいはずだと……。

そこで彼女たちが行き着いたのが「結婚生活と恋愛の両立」をすることだったのだ。

■「婚外恋愛」が終わるとき

主婦たちは婚外恋愛することで、心も体も満たされる。“女”として優しく扱われることで、自己肯定感が高まり、自信がつく。

心の余裕にも繋がり、夫にも子どもにも優しく接することができる。家庭で穏やかに過ごすことができる……ということは、変に疑われることも少ない。ましてや、女は、根っからの“女優”である。

何が言いたいかというと、「婚外恋愛は長く続く可能性がある」ということだ。

先にもお伝えしたとおり、婚外恋愛には暗黙の「ルール」がある。

「お互いの家庭を壊してはならない」

このルールが破られそうな出来事に直面したとき、“恋人”は危機感を覚えるのだ。

たとえば、どちらか一方が、相手の家庭に深く入り込もうとしてきたときは、ふたりの別れが近づいているのかもしれない。

恋愛に苦しさや辛さはつきものだが、「婚外恋愛」は常に“嫉妬”の気持ちを押さえ込まなければいけないという、簡単ではない試練がつきまとう。

わかってはいるのに抑えられない感情と闘い、ときには負けてしまうこともある。

連絡が取れないことを不安に感じ、何度も何度も電話やメールをしてしまったり、恋人の立場ではなくて、“妻”や“夫”の立場を獲得したいと思ってしまったり、相手の夫婦関係が良好だと聞いてイライラしてしまったり……。

そうすると、恋人は「このまま関係を続けていくと、自分の家庭が壊されてしまうかもしれない」と感じたり、「要求がエスカレートしてきて、一緒にいることが苦痛」と感じたりして去っていくのだ。

婚外恋愛は、ある一定以上のものを望むと壊れてしまう。

お互いに“心地良く過ごせる人”でなければ成り立たないということである。

■まとめ

婚外恋愛に対して、私は“肯定”も“否定”もしない。

倫理上、してはいけないことということも理解している。

でも、人を好きになってしまうことは、誰にも止めることはできない。

この世に男と女が存在するかぎり、婚外恋愛を減らせることはできても、抹消することは不可能なことなのだ。