怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」のススメ

些細なことでイライラ…!思い通りにならないと、つい人や物に当たってしまい、あとで後悔することはありませんか?怒ってばかりいる人は、周りから見ても嫌な気持ちになるし、場の空気も悪くなってしまい、他人のことも自分のことも傷つけてしまいます。

そんななか、怒りのエネルギーをポジティブに使う「アンガーマネジメント」というプログラムが大手企業などで導入されています。みなさんはもう、ご存知ですか?

◆怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」

アンガーマネジメントは、ざっくり言うと怒りのエネルギーをコントロールすることを言います。こう言うと「怒るのを我慢しないといけないの?」なんて思う人もいるかもしれませんが、それは違います。

「悔しいから頑張る」「負けたくないから挑戦する」など、怒りを前向きな気持ちへと変換させるためにも使われるのです。アンガーマネジメントの役割は、主に次の3つ。

興奮した身体や心を落ち着かせ、ストレスを減らす 混乱している心の状態を整理して、視野を広げる 自分の気持ちや欲求を正しく表現する

アンガーマネジメントでは、ついカッとなってしまう怒りを軽減し、必要のない場面で必要以上に怒らないようにすることが目的です。

◆そもそも、どうして怒ってしまうの?

窓を眺める女性

怒りが起こるのは、危険にさらされたときだと言われています。この「危険」とは、身体的なことに限らず、プライドや性格も当てはまります。

「お前はこういう人間だから…」と言われて、イラッとしてしまったことがある人もいるのではないでしょうか?これも、人格を否定され、自尊心が危険にさらされているために起こる怒りです。

怒りやすい人は高血圧で心臓発作のリスクも高めやすいと言われており、不眠やうつにも関係してきます。さらに、自律神経が乱れることも…。いつも怒っている人は、心だけでなく身体にまで負担がかかっているのです。

◆すぐに実践できる!アンガーマネジメントの3つのポイント

それでは、どのようにして怒りをマネジメントすればいいのでしょうか?ここでは簡単に実践できる3つのポイントをご紹介します。

1:深呼吸をする

怒っているときは、緊張で感情が昂ぶっている状態です。そんなときは呼吸が浅く、全身に力が入っています。気づかない間に怒り、拳を握り締めていたり、肩に力が入っていたら、いったん両肩を思い切り上にあげ、深呼吸をしながらストンとしたに降ろしましょう。

全身のこわばった筋肉をやわらげながら深呼吸をすることで、気持ちが徐々に落ち着いていきます。

2:イライラを書き出す

怒りがおさまらずに苦しいときは、何がそんなに苛立つのかを紙に書くようにしましょう。このときは、自分の怒りを客観視するのが◎。

「このイライラに点数をつけるなら何点か」「怒りのポイントを分けてもっとも腹が立ったのは何か」など状況を把握しながら書き連ねると、自体を冷静に見つめることができます。

誰に見せるわけでもないので、苛立ったことを思い切り書くようにしましょう。紙に気持ちを書き出すだけでもストレスの解消につながります。

3:気分転換する

怒りがおさまらない場合は、いったんその場を離れるのもお勧めです。場所を変えることで気分が変わり、リフレッシュすることができます。また、どうしても場所を移動できない場合は、自分のなかに「魔法の呪文」を作っておくのもひとつの手です。

特に思い浮かばない人は、怒りに関する名言をご紹介するので、こちらを参考にしてくださいね。

『不当な目にあったことは、あなたがそれを覚えていない限りなんでもないことなのだ。』孔子 『怒ると、その相手よりも自分を傷つけてしまうものよ。』オプラ・ウィンフリー 『怒りとは、共同価値観の崩壊』立川談志

慣れていくと怒りをコントロールできるようになり、ストレスも軽減されます。「自分が生きやすくなるために」、アンガーマネジメントをぜひ試してみてくださいね。

この記事どうだった?

0いいね!

0うーん…