「全方位モテ」か「部分モテ」か、あなたが目指したいのはどっち?

私たちの生活圏内には「モテ論」が飽和状態で漂っています。恋愛を楽しみたい、魅力的な人とステキな時間を過ごしたい。そう思うからこそ、こうした「モテ論」は大切なヒントになってくれることも少なくはないのですが、時には混乱させられたり、翻弄されてしまったりもします。「モテ論」に必死になるあまり、本来の目的である「恋愛を楽しむこと」が疎かになってしまう、なんて本末転倒な事態が起きてしまうこともあります。

そこで今回は、こうした「モテ論」とうまく付き合うにはどうすればよいのか、ポイントをご紹介してみたいと思います。

目指したいモテの形を考える

「モテたい!」と感じた時、まず行うべきなのが自分の理想とするモテの形をイメージすることです。「モテるってどういう状態のことなの?」と、もしお友達同士で話し合うことがあれば、様々な答えが出てくることに驚くかもしれません。10人いれば10通りの形がある、それが「モテ」なのです。
とは言え、モテの種類は大きく分類すれば2種類にわけられます。

【モテの種類・1「全方位モテ」】
「全方位モテ」とは、とにかく多数の人からのモテのことです。街中を歩けば雰囲気のいい人だと感じられ、学校であればゼミやサークル、会社であれば部署のメンバーの大多数から好感度を抱かれる、「みんなから好かれる」状態のことです。

【モテの種類2・「部分モテ」】
「部分モテ」では、大多数からの好感度を得ることはありません。しかしこちらの「モテ」は、狙った獲物は外さない、凄腕のスナイパーのような精度が必要とされます。自分の望む部分からのモテのみを得るのが、こちらの「部分モテ」の形です。

恋愛に強いのはどちらのモテ?

どちらのモテのタイプにも、メリットとデメリットがあります。「全方位モテ」は世間一般・大多数からの好感度を得られますが、大多数から好かれる様子というのは、得てして特徴の薄いものでもあります。そのため、誰かの特別な存在になりたい場合には不足することがある、という弱点があります。

「部分モテ」は特別な誰かからのモテだけを狙いますので、そうした相手への訴求力は高いものがあります。しかしこちらは個別にカスタマイズされた状態ですので、自分の関わるみんなから良い印象を持ってもらう、という点には弱いです。場合によっては「変わり者」「ちょっと変な人」などの評価をされる可能性もあります。

まずは存在感を高めたい等であれば「全方位モテ」の方がよいでしょうし、すでに狙っている特定の相手がいるのであれば「部分モテ」の方が有利ですね。この2種類のモテには、どちらがいい・悪いという答えは存在していないのです。

どんなモテ論と付き合うときにも覚えておきたい三か条

いずれのモテを狙うにしても、重要なポイントが3つあります。それは「無理をしないこと」「自分を尊重して楽しむこと」「相手のことも尊重すること」です。努力してモテを取り入れることができれば自分のQOLは向上しますが、それで疲れきってしまうようであれば本末転倒です。モテたいあまりに自分を殺してしまったのでは長続きはしませんし、自分のモテのために相手を尊重できないようでは、モテる価値さえありません。

自分の想うモテの形を大切に、上手に「モテ論」と付き合うことで、自分も相手も本当に楽しめる恋愛を目指したいですね!

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