ビッチなのに愛される女・真面目なのに遊ばれる女

「ビッチのくせに、なぜ私より愛されているの?」と思ってない?

巷には、一見「男にだらしない」風に見えるのに、恋人から羨ましいほど寵愛されている女性がいます。反面、真面目そうなのに「都合のいい女」にばかりされてしまう女性もいます。友達目線では計り知れない、印象と実態のギャップ。そこにはどんなポイントが隠れているのでしょうか。

そもそも同性に対する評価というものは、おのずと厳しくなりがちです。フラットなモノの見方をしようと思っても、同じ性別ゆえ、つい自身と比較して「優れている/劣っている」「いい人だと思う/悪い人に見える」と心の中でジャッジしてしまいがち。

同性から見た「ビッチな女性」「真面目な女性」という分析も、自身を基準とした相対的な判断に過ぎません。基準が自分だからこそ「どうしてあの子は(自分よりビッチなくせに)私より愛されているのだろう」という疑問も生まれます。

しかし、恋愛対象である男性にとっては、そばで接するからこそ見えてくる別の判断基準があるようです。

ビッチなのに本気で愛されるのは「懐が深い」から

ある女性に対して「ビッチ」のレッテルを貼るのは「男にだらしない」「簡単に男と深い仲になる」「複数の男と遊んでいる」ように見えるから。

同じような行動を取る女性にとっては何でもないことも、男の人とあまり接触しない女性から見たら「自分を安売りしている」「ふしだら」なように映り、理解できないかもしれません。

また、ビッチだと後ろ指さされるのを恐れて自粛している女性にとっては、心のまま男性と接触している彼女に対し、妬みの感情から「ビッチ」と中傷することも。

悪い称号をつけることや批判することには、その個人が持つ感情(主観)が入り込みます。ビッチと噂される女性であろうと、実態がその通りとは限りません(もちろん噂通りの人もいます)。

「愛されるビッチ」の背景には、2つの要素があります。

ひとつは、男性に対する許容の深さ。いわゆる男好きなタイプの女性は、異性を好きになるハードルが割と低めです。そして惚れると欠点まで含め、丸ごと愛します。そのような愛情表現は、男性にとってたいへん心地よいもの。

自分のダメな部分まで愛してくれる女性ならば、男性はさらに大きな愛情で包み込もうと思うでしょう。男性に対し懐の深さを発揮できるのは、ひとえに男性を多く知っている経験値の賜物かもしれません。

女性のあなたにとって「ビッチ(不真面目)なのに愛されている」ように映る女性がいるのと同様、「私よりずっと真面目なのに、男性から弄ばれてばかり」と感じる女性もいます。

どうして真面目な女性を男性は弄んでしまうのでしょうか。こちらも、近しい男性だからこその事情があるようです。

真面目さが裏目に出てしまうのは「自己評価が低い」から

最初に断っておきます。遊ばれるのは、何も「真面目だから」ではありません。真面目ではない女性だって、似たような展開になることはあります。

女性が「遊ばれた」と感じるのは「きちんとつき合うつもりじゃないのに、口説いてきて深い関係になった」「セックスを許した途端、以前より冷たくされた」ような状態になったとき。

真面目な女性の中には、そこで被害者意識を持ってしまう人がいます。しかし同じ目に遭っても解釈が異なる人もいます。

後者にとってその経験が「遊ばれた」ことにならなければ、不幸とはいえないでしょう。苦い思いをしたとしても、再び前向きに新しい恋ができるはずです。

単なる「遊ばれた」(ように感じる)経験は「縁がなかっただけ」といってもいいでしょう。

しかし、継続的に弄ばれるとなれば話は別。それは決して相手だけが悪いのではなく、選ぶ側にも落ち度があります。

「真面目でなければ嫌われてしまう」「私を愛してくれる人なんか滅多にいない」と思い込んでしまうのは、自己評価の低さが原因です。

自己評価の低い女性は、たとえセカンドや浮気相手でも「愛してくれるなら」と関係に甘んじたり、自分から距離を置くことができなかったりしがち。結果、悪い男に振り回されてしまうのです。

「そんなひどい男、こっちからお断り!」と撥ねのける強さを持つためには、等身大の自分を認め、自身を愛するーーつまり自尊心を持つことです。自尊心を持てるようになれば、自分に不利益な相手かどうか、きちんと判断できるようになるでしょう。

立ち位置が異なれば、視点も変わります。特に恋愛という切り口になると、男性と女性の視点は大きく異なります。

真面目がいい、ビッチが悪いという判断自体、恋愛においてはあまり意味を成しません。その人が好きと感じるか──必要なジャッジはそれだけなのです。外野の詮索は、野暮以外の何物でもありません。

たとえあなたが周囲からビッチと噂されても、もっと深い部分を見て愛してくれる人はきっといます。真面目なのに報われないと感じても、「これが自分なんだ」と自尊心を持つことができれば、弄ばれることはなくなるでしょう。

大事なのは、あなたらしく生きること。他人の評価など気にせず堂々と生きていれば、それらは魅力となるのです。自身にも他人にも無用なレッテルを貼らないことが、いい恋愛をする一番の秘訣なのではないでしょうか。

(文:島田 佳奈)

この記事どうだった?

0いいね!

0うーん…