「Q:彼氏が好きすぎるのですが、逆に嫌われそうで不安です……。(21歳女性・学生)」(ラブホの上野さん)

好きすぎて嫌われることはあまりありませんので安心してください。
注意すべき点は2点。

1つ目は「こいつは俺のことめっちゃ好きだから、手を抜いてもいいや」と思われないようにすること。人間は安心すると手を抜きます。それは必ずしも悪いことではないのですが、安心させ過ぎてはいけない。好きだけどダメなことはダメ、という態度が必要です。

2つ目は好意の量の差に怯えない。
例えば、仮に平均的な彼氏彼女の好意を100だとしましょう。するとご質問者様は200くらい好意があるかもしれません。
しかし彼氏の好意が100であれば、ご質問者様は自分の好意の量と彼氏の好意の量の差(100)で不安になることと思います。
ですが100は十分に好意がある値なのです。これが100以下なら多少問題もありますが、彼氏彼女の平均的な好意を彼氏が持っているのであれば、たとえご質問者様と好意の量が違っても大丈夫ですので、そこで慌てないようにしましょう。

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ご質問誠に有難う御座います。

何だか第三者視点で見ると非常に微笑ましいお悩みで、素敵な恋愛をしていると感じましたがご質問者様にとっては非常に重要なお悩みであることでしょう。

端的に言って「好きすぎて、逆に嫌われる」ということはほとんどあり得ません。「重すぎて、嫌われる」ということは御座いますが、ただ好きなだけであればそこまで嫌われることはないでしょう。

しかし、逆に言えばご質問者様の「好きすぎる」という感情が「重すぎる」に変化をしてしまったら、その時はご質問者様のご想像通り「嫌われる」という可能性があることは見過ごせません。

ですので、今回はそんなご質問者様に「重すぎる」とはいったいどういうことなのかということをお伝えさせて頂ければと思います。

「重い」の正体とは……?

例えば分かりやすく数字にするとして、平均的なカップルがお互いに持っている愛情を100としましょう。すると、好きすぎて困っているご質問者様は200くらいの愛情があるかもしれません。このこと自体は全く問題なく、これだけで彼氏様から嫌われるということはないでしょう。

さて、ここで問題になるのが「彼氏様がどの程度、愛情を持っているか」ということで御座います。

確かにご質問者様は200の愛情を持っているのですから、彼氏様も200の愛情を持っていれば、バランスが取れて安定することは間違い御座いません。ですが現実的な話をすれば、カップルがお互いに抱いている愛情の量が一致していることなど稀で、彼氏様は100しか愛情を持っていないかもしれませんし、逆に300くらい愛情を持っているかもしれないのです。

このズレこそが「重い」の正体ではないでしょうか?

例えば彼女様が200、彼氏様が100の愛情を持っていたとすると、ほとんどの場合において彼女様は「自分の方が愛していること」を不安に感じるのです。
「自分はこんなにも愛しているのに、彼氏の愛情は私と比べて明らかに少ない」と。

そんな状態になった方は、その不安を解消するために彼氏にも自分と同じだけの愛情を持つように共用を始めることでしょう。つまり「100」しか愛情を持っていない彼氏に「200」の愛情を持てと言い始めるのです。

彼氏はもともと「100」の愛情しか持っていないのですから、持てと言われたところで「200」を持つことなど出来ません。それどころか強要されたことにより愛情はどんどん薄れていく、これこそが「重くて振られる人」の特徴でしょう。

それでは重くならないためにはどうしたら良いのでしょうか?

これは非常に簡単で御座います。

「強要」をしなければ良いのです。

例え自分が200の愛情を持っていたとしても、相手が100しか愛情を持っていることを責めない。
自分と同じ量の愛を持つことを強要しない。

ただそれだけで御座います。

しかし「強要しないだけでいい」なんていう言葉だけで「強要したくなってしまう不安」が消えるのならば誰も苦労は致しません。頭で分かっていても、それを実践できるかと言えば話は全く別の話で御座います。

ところでご質問者様は学生ということですが、大学の講義の評価というのは私の頃と変わっていないでしょうか?

私の頃は「A・B・C・D」の四段階で御座いました。「優・良・可・不可」というように表現する場合もあることでしょうが、基本的な仕組みは同じでしょう。

この4段階で御座いますが、CとD(可と不可)の間には絶対的な差が御座います。特に私のように「どれだけ楽をして単位を取るか」なんて考えていた人間からすれば絶望的なまでな差がこの二つの間には存在致します。

ようするに「合格」と「不合格」の差。

評価がAでもCでも単位は同じ量だけ貰えますが、これがDになると単位を貰うことが出来ません。ようするに不合格。もう一度同じ講義を履修しなければならなくなってしまいます。

確かにAとCの間にも明確な差があることでしょう。同じ合格とは言え、主席と及第点であれば評価的には大きく異なります。ですがその差は確かに存在するものの、CとDの間にある差と比較をすれば小さいものであると言わざるを得ません。AとCは差こそあれ、どちらも「合格」であるのに対し、CとDでは「合格」と「不合格」という明確な意味の差があるのです。

このことを先ほどの恋愛における愛情の差においても考えなくてはなりません。

つまり、彼氏様が持っている愛情は「合格」に達しているかいないか。

仮にご質問者様が大学の通知表風に言えば「A」の愛情を持っているとしても、彼氏様もまた「A」の愛情を持っている必要は御座いません。唯一重要なのは「合格ライン」に達しているかいないかということで御座います。

つまりC以上かC未満かということ。

逆に言えばC以上であれば、AやBであることを望んではいけません。「自分はAなのに、相手はAじゃない」という「同じでなければならない」という思い込みは付き合いを非常につらく苦しくするだけで何もメリットはないのです。

大事なことは「自分と同じか」ではなく「彼氏として持っていて欲しい愛情を持っているのか」ということ。

そしてその基準さえ満たしているのであれば、仮に自分と同じ量の愛情を持っていなくても大丈夫。

何故ならどっちも合格基準は満たしているから。
例え、こちらと愛情の量に差があったとしても、それはイコールそのまま「愛されていない」というわけでは御座いません。どうかそのことを念頭に入れ、今後もお付き合いを続けて頂ければと思います。

Written by ラブホの上野さん