「あのとき結婚しておけばよかった」結婚のタイミングを逃した独女の後悔

「あのとき結婚していたら……」
「あの人を振ってなかったら……」
「あの頃に戻れるならば……」

 

結婚とはタイミングとはよくいったもの。
そのタイミングを逃すと女の人生に多大なる影響をもたらす。

 

今回の記事は“結婚のタイミングを逃した女性たちの本音”に言及してみた。

あなたが「いつかは結婚できる」「ま、そのうちにね」などと根拠なき自信が今あったとしても、気がつけばそれは幻想だった……なんてことにならないようにどうか読みすすめてほしい。

もっといい男があらわれると思ってたら婚期を逃した

・「付き合ってた彼氏はいたけど自分にはもっといい人がいるはずだと思ってた……。それなのにその彼以下の物件にしか出会えない。今思うとその彼が一番マトモだった」(40代・総合職)

 

・「婚活サイトで知り合った相手は女慣れしていない面白味のない男性。向こうはすごく熱心で結婚を望んでたけど、これだけ男性の登録数があるんだしもっといい結婚相手があらわれると思って断ってしまった。結局そのあと知り合う男性の質はどんどん下がっていき、いい人なんて現れなかった。時間を無駄にした婚活ジプシーでした」(40代・医療)

・「『真面目で優しいだけの男なんて男としての魅力を感じない!』なんてさんざん男を振ってきた私。それが今じゃそういう男性こそが結婚向きだっていうことが分かった。それに気づくのが遅すぎ……堅実な男性はもう私には声なんてかけてこない」(40代・美容)

 

――婚期を逃した女が気づくことのひとつに「自分の結婚相手としてはふさわしくないと思っていた相手が本当は結婚相手に最適だった」ということがある。

 

「どうもイマイチ」「なんか違う」「妥協したくない」と誠実な男性に物足りなさを感じ平気で切り捨ててきた今、自分の見る目がなかったことを悔やむのである。

 

また婚活において数多くの男と出会いさえすれば“男のレベル”が上がっていくワケではない。

 

むしろその逆である。

婚活市場では時間を掛ければ掛けるほど自分の年齢が上がれば上がるほど、いい物件は回ってこないということを忘れてはならないのだ。

プロポーズされたのに素直になれず婚期を逃した

・「20代後半、私には学生時代から付き合ってた人がいたのだけど、その彼は自分が会社から転勤を命ぜられたからって『オレについてきて欲しい』と言ってきた。“転勤を理由に結婚するの?”“なにそのタイミングで申し込むの?”ってすごく腹が立っちゃって……。本当に私と結婚したかったらもっと前に結婚話が出てたっておかしくないはずなのに、辞令に背中押されてプロポーズしてくるなんて男らしくないと……。でも今思うと彼にはいいキッカケだったんですよね。相手から求められているときこそが女の結婚のタイミングなんでしょうね。婚期逃していまは一人です」(30代・保険)

 

・「若かりし頃、出会った彼は付き合ってすぐ“結婚結婚っ”と私を急かした。『一緒になったら無駄遣いしないですむ』『早く貯金したいな』とかいう彼に私は“ケチくさい男”“節約とか男が言うのカッコ悪い”と思ってしまい……『もったいない』が口癖の彼に嫌気が差し別れてしまった。彼はもう結婚してマイホーム買っていいお父さんやってるのをSNSで知り、彼の投稿を見るたびそれこそ自分は“なんてもったいないことをしたんだ“と激しく後悔。もう『結婚したい』なんて私を求めてくれる男は現れない」(40代・旅行代理店)

 

――若いときは「結婚は求められているうちにしておくもの」なんて考えはない。

 

「自分さえ結婚する気になれば、いつでも結婚できる」と心のどこかで決定権があるかのように勘違いしているものだ。

しかし結婚は自分がしたいときにできるものではない。

特に女の場合はリードされる側が殆ど。結婚は男性が腰をあげないと成立しないことが多い。

日本の結婚においては女性が“求められてそれを受け入れる立場”であるといえる。

自分のしたい時というより交際している男性側のタイミングに比重がかかっているとも言えるだろう。

仕事や趣味に没頭して婚期を逃した……

・「海外旅行が趣味でしょっちゅう遊びに行ってた。それが昨年病気で入院したときに自分が結婚していないことがこんなにもキツイことだと思ってもみなかった。入院の手続きやら金銭面のこともさることながら、誰も見てくれる人がいないことはいかに不自由かと思い知らされた。『まだ自由でいたい』『もう少し遊んでいたい』なんて目先の楽しさばかり追求してないできちんと家族を作っておくべきだった」(40代・会計事務所)

 

・「恋愛より仕事を優先してきた私。キャリアを積んで収入もそこそこだけど自分が具合が悪い時や寝込んだ時は結婚していない自分が惨めに感じる。わたしこのまま一人で死んじゃうのかな……誰にも見つけてもらえないのかも……って不安を覚える」(40代・専門職)

・「がむしゃらに仕事に打ち込んできたけど40代後半に突入してドドッときた体力の衰え。少し寝たからって回復するわけじゃなし、若い頃とは同じようにはいかない。男社会で女性が仕事を続けながら一人で生きていくにはあまりに過酷……。女は更年期もあるし、この先どうなるんだろう。体力気力のある若いうちにちゃんと婚活しておけばよかった」(40代・飲食店店長)

 

――独身を貫くにも覚悟がいる。そう、身体だけではなくメンタルも強くなければならないのだ。

 

自分が健康でいるときは自分の老いた姿など想像してもみないもの。また今の生活に満足していると結婚のことは後回しにしがちだ。

しかし趣味や仕事が充実するのは自分が元気であってこそ。

 

仕事や会社は自分が不自由になったときに面倒など見てくれないのだ。

 

「もしこうなったら……」とネガティブ思考で自分の将来を見据えてみることも大切だ。

 

今の楽しさにかまけ今の幸せばかりにとらわれていると寂しい老後が襲い掛かってくるのだ。

 

【“しなかった後悔”は時がたっても消せない】

 

・「親が逝ってしまい、本当に一人になってしまった。親は死ぬまで私の行く末を心配していてすごく辛かった。結婚しないことこそ親不孝なことだったと……。それに親を看取る時に自分ひとりで見送るのと自分が結婚していて見送るのでは全然違う。身内がいれば、心強いし、連れ合いがいるってステキなことだと思う」(40代・商品開発)

――やはり女一人でいきてくのはしんどいもの……。

「独身のほうが気楽」「結婚にしばられたくない」「自分のやりたいことを我慢したくない」といえるのは若い内だけ。

いくら今は独身を謳歌していても結婚への価値観は変化するのだ。

 

年齢を重ね経験を積み、人の死に直面したり、自分の健康が害されたときに

「もっと真剣に婚活に取り組んでおけば」

「あのときなんで結婚しなかったんだろう」

と振り返るのだ。

 

40代50代……と時が経て、しなかったことへの後悔は深まる。

 

“しない後悔よりする後悔”……。

 

“やってしまった後悔”はのちのち笑い話や思い出に変えられるが、“しなかった後悔”は何年経とうが後悔でしかないのだから。

 

体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子