女子には内緒! 男が“本当に好きになる”その瞬間

本気で人を好きになるってなんだっけ?

婚活だの合コンだのごちゃごちゃやってると、しまいにゃどんな人が好きなのか分からなくなります。そんな悩める男子に贈る本気度チェッカー。こんなサインが出てたら本気です。女子の皆さんも逆読みでお使い下さい。

ネットやテレビで流れる、婚活パーティの映像。ウチの子が大きくなる20年後とかには、世の中どうなってるかわかんないから、「今のウチに相手決めとこう」なんて小学生のパパやママもいるかも。

とはいえ、本気で好きな人ってのも、賃貸住宅探しや結婚式場探しのように、多くの相手を見れば見るほどワケわかんなくなったりします。逆にモテ期に入ると相手が多すぎて、誰が好きなのかワカランなんてことも。

てことで、あらためて忘れてしまった瑞々しいあの頃を思い出すがごとく、本当に好きになった時に、男子はどうなるのかを確認しましょう。そう、席替えのたびに好きなコが変わってたあのパワーを再チャージです。もちろん女子の皆さんは逆読みでもってエサの飲み込み具合の参考に! オヤジのみなさんもお使い下さいね。さ、春はもうすぐです。

今何やってるか気になりだした時

久しぶりに昨日はゆっくりデートしたコトを急に思い出した、満員の地下鉄。ホームにはき出されながら、ヒロシはふと夕べのやりとりに想いを巡らします。

[俺たち付き合ってはいないナンテ云っちまったけど、まだ怒ってっかなぁ]
[まあ、別にいっか、流れってコトで]
[……でも、やっぱちがうなアレは、よしメールしよう]

こうしてヒロシは、いつになく朝っぱらからカノジョにメールを。

>今夜も、メシどう?

こんなコトあった方。ちょっと本気キテます。まあ、タイミングはともかく、なにしろ[今頃、何やってっかなあ……]って気になることが一秒でもあったら、それです。それこそオヤジになったら聞こえなくなるあの音みたいな、大事な感覚です。てのもまったく箸にも棒にもかからないぐらいのお友達デートだったり、純粋な遊び(なんだソレ?)だったりすると、[最近なにやってっかなぁ]はあっても、[今頃、何やってっかなぁ]はありません。

なにしろ毎日忙しいし、景気もワリーからガンガン新規営業行っとかないと飛ばされそうだし、ボーナスだってあてになんねーし、っていう中、想い出されるカノジョの画像や動画。超大事です。ましてや、夕べの残り香がフラッシュバックしてきてクラクラするぐらいなら、思い切って早退してカノジョのところに行きましょう。

とにかくそんな瞬間が一秒でもあれば、キテます。

勝手に尽くしだした時

>あーあーこんなに散らかしちゃって。

仕事の終わり時間が合わなくて、先にカノジョの部屋に行ってたコーイチ。いつもなら部屋の状況は気にならず、勝手に冷蔵庫からビール出してテレビつけてソファでゴロゴロしてるのに、今日は、いきなりキッチンの洗いもの。テーブル廻りもなんとなく片付けたりして、なんだかマメな夫気分。悪い気はしません。

コレも間違いなく来てます。

ちょっと掃除してあげてたり、カノジョが喜ぶカナなんてちょっとしたモン買っといてあげたり、とかをし出したら、もちろんソレは思いやりです。決して、なんか計算でやってなければ、気持ちがあって勝手にそう言う発想になってるワケですから、本気度はアルってもの。どーしちゃったの急になんて云われようがなんだろうが、したくて勝手にする範疇ですから、「別に」なんて流しながらする、義務感を伴わない尽くし、みたいな感じです。コレ来たら、自分でも、「おっ?」なんて客観的に色めきだってもイイですよね。

すべてが愛おしく感じる時

・玄関でクタッとなってるブーツ
・脱ぎ捨てられたニットのワンピース
・シャンプーの匂い
・寝顔

ま、こんな生活系のなんでもないことに、イチイチグッと来だしたら、相当本気キテます。

いわゆる、アバタもエクボなその感じは、古くは放課後のリコーダーでしょうし、学校休みの土日にばったり街で会ったそのラッキー感に近いでことしょう。こんな甘酸っぱい系は、いざそのマジックから離れだすと馬車がカボチャになるわけですから、エクボもアバタになって、まったくみえなくなる妖精達のようです。これらは、小学校卒業以降、高校をピークぐらいとして加齢とともに間違いなく逓減していく感覚値ですから、是非とも大切にしましょう。そう、韓流に走るご年配も、SATCやゴシガルで盛り上がるアラフォーも、キャバクラで散財するオヤジも、みんな妖精をもういちど呼ぼうとしているだけなのです。

故に、もしそんなコトを感じだしたら、イイ夢見たときの起きたての慎重な反芻のごとく、ココロにしっかりすり込んで、カノジョにその旨伝えましょう。僕はどうやら本気ですと。

ココロが繋がる時

いつものドライブデート。人気のA4クアトロよりスパルタンなB4に乗るカレは、最初は一生懸命その違いとか水平対向ロマンみたいな男子トークをしてました。が、いつしかそんな話もしなくなり、今日もいつものようにカノジョを拾った後は、なんとなく参道道方面へ。野太いエキゾーストや妙にはまるシートも、いつもどおりの空間になってます。

>やっぱりミッションもいいね。
>だろ?

信号手前で2速に落とすクラッチを繋いだときに、ボソッといったカノジョの言葉が、また加速を始めたカレの胸にジワッと拡がっていきます。

いままで、なかなか分かってくれなかったことをカノジョが納得してくれたり、こっちの好みや芸風にシンクロしてくれたりしたその瞬間、モワッとしたあたたかいものが胸に拡がります。ソレですソレ。ソレこそ抽出して瓶に詰めてネットで売りまくりたいぐらいの、本気ホルモン。なんかテキーラボールみたいですけど、とても大事な物質であり状態です。そんな時こそ自然に言葉が沢山出るはずです。素敵な言葉はダイヤモンドに値するって結婚の決まった女性は云ってました。男子の皆さん、言葉はタダです。普段言えないセリフも、ココロが繋がったその時ならイケルはず。

さあ、すぐさまカノジョにその旨また伝え、なんなら「流れプロポーズ」でも?

(文:橋本 明彦)