謙遜“だけ”が美学だった時代は終わった
大きな声で笑ったら女子らしくない。女子なら当然◯◯できるべし! という話は、自称大和撫子ワナビーがやれば良いのです。こうした謙遜や良妻賢母像に従っていればいいことが起きるという人もたくさんいるでしょう。
しかし私はそれで痛い目をみた経験上、押し付けられると「絶対やってやるもんか!」と意地を張りそうになります。謙遜は美学? SNSで自分を発信できる時代に、その態度では損をしてしまう場合の方が多いのです。だったら……。
私達で従来の女子力に代わる概念を作り出せませんか? 今までの「女子力」にとらわれない、クールでカッコイイ女子像です!
例えば旧式女子と現代的女子の違い、こんな感じでいかがでしょうか?
あの人、気になるけれどどうしようかな……。
旧式:彼からメールが来るのを待とう。来なかったら私に気がないってことだよね。
現代:よし、サクッとランチに誘ってみよう。ダメでもともとなんだから、断られてもきにしないっ!
本命君にこちらから出したメールが既読スルー。この後どうする?
旧式:連絡が来るまでひたすら待つ。石の上にも三年、修行僧スタイル。
現代:「忙しければ、またで構わないよ。」とお気遣いメールを出す。顔文字やスタンプ付きで!
やっとできた一回目のデート。嫌な感じはないし、次をどうするのか微妙なライン。
旧式:彼からまたデートの誘いがあればのろう。メールまだかなあ。
現代:「今日は◯◯くんといられて楽しかったよ。もっとたくさん面白い話したいから、また近々会おうね!」と連絡する。
「君、かわいいね。」と言われた。
旧式:「そんなことないですっ!」と全否定。謙遜というか照れ隠しなんだけど……。
現代:にっこり笑って「ありがとうございます。あなたも素敵ですよ。」と余裕。お世辞だとしても感謝を伝える!
二回目のデート。運命というほどではないけど、恋人になってみるのも悪くない。
旧式:彼から告白されたら付き合ってみよう。連絡まだかなあ。石を積み上げ早5年。修行だけが進む人生。
現代:もっと彼を知るために、まめに連絡をしてみよう。彼の長所を見つけたら声に出して伝えちゃう。デートもこちらから誘う!
めでたく彼と付き合うことに!
旧式:もう好きだから毎日会いたい! 会えなくてもいっぱいメールする! 寝る前もかならず声を聞きたい!
現代:距離を考えつつ、週二回ほど会うことを約束してみる。話すことなくなってケータイいじりだす間柄になったら相手も気まずいだろうしね。
彼とささいなことでケンカ。メールも3日来ていない。
旧式:彼から冷たいことを言われたらどうしよう……。考えすぎて連絡できない。連絡、向こうからしてくれないかなあ。
現代:一晩寝て気持ちも落ち着いたし、何がいけなかったか二人で冷静に分析してみよう! 繰り返したくないことは紙に書いて壁に貼る!
いかがでしょう。旧式女子に比べ、現代的女子は自分から積極的に考え、行動していますよね。非常に主体性が高い。というか旧式の行動様式はいまやメンヘラ呼ばわりされるあれですね。
お座りして良い子にして待つワンコのように、控えめにいる、男子の好きそうな服を着るというのも場によっては必要かもしれませんが、これからの時代を切り開くのは魅力を放出し、グイグイと機会や場の空気を作っていける”主体性ガール”なのです。
主体性のある女子はとにかくモテる!
私の友人には自信があって、自分からドンドン男性をデートに誘うような主体性のある人が多いです。正直、すごくモテています。この場合のモテるというのはお目当ではない人からも好意を抱かれる状態です。「モテて困る?!」って言ってみたいですよね。
このご時世、大手企業に勤めてもどうなるかわかりませんし、正解の生き方がない不安さは多くの男性が感じているのではないでしょうか。そんなときに女性から「◯◯くんのこういうところは素敵だね、最高だね。」と肯定してくれたらどうでしょう。デートに誘われたらどうでしょう。とても心が満たされるらしいのです。(当社調べ)
旧式女子は男性が主体的だった時代の理想像の話。「あなたのこんなところは素敵だね、最高だね。」という言葉を待っていればよかったのですが、残念ながらその時代は終わりました。自分の運命は自分で切り開く。恋のジャンヌダルクになりましょう。私達なら必ず、なれるはずです。
Written by 株式会社たかだまなみ
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