幸せな結婚生活のために参考にしている、みんなの結婚観(株式会社たかだまなみ)

お世話になっております、株式会社たかだまなみです。絶賛婚活中の私ですが、私が今まで社会からの無言のメッセージとして受け取ってきた結婚観に沿って結婚すると地獄をみるだろうな、と心配しています。

私が考える従来の結婚観とは、

「男女のカップルが一緒に生計を立てて暮らし、一生を終えるまで添い遂げること。たいていの場合子供をつくる。親戚付き合いも年に数回はする。相手以外の人との恋愛やセックスは禁止。共働き夫婦の場合は、家事育児はなるべく半々に。あとは、あなたのご両親がやってきたことを参照すること。」

ざっくり、こういうことです。特に問題は両親がやってきたこと、なのです。

私の育った家庭は安心感や健全な心を育む、といった点においては落第点で、いわゆる機能不全家族でした。地方都市では男尊女卑と意識されることもないくらい深く「家制度」が根本にあります。

男性がえらいってやつですね。その影響で(あまり大きな声で言いたくないのですが)、父はクラシカルなDVパパ。私がダメ男に惹かれるパターンはここが原点です。ダメ男好きな女性あるある!?

結婚って本当に幸せになれるの? だれか保証書つけて!

辛い家庭から逃げようと大学から上京したのですが、今度は恋愛で何度もいろんな種類の身体的、心理的虐待にあってきました。理由は簡単。そういうクラシカルDVパパに似た男性を私が選んで好きになるからです。

私がそれでも結婚したいと思っているのは、子供時代をやり直したいからなのかもしれません。あるいは復讐心なのかもしれません。私の心のなかの祟り神が暴走しそう!?

結婚なんてくだらない、私には合わないと宣言して出家する道もあるのに、私はそれでも、明るい家庭を私も作ることができるんじゃないかとも思うのです。条件は私が変わることができれば。

だから、私は変わりたいのです……! メンヘラ街道を抜け出し、男性から支配される女性、という社会の構図を断ち切りたい! でなければ、きっと私の子供にも私のメンヘラが受け継がれていくでしょう。

ダメ男製造機の次はメンヘラ製造機に……。そんなのごめんです!

そんな恋愛弱者で「普通」の結婚を目指していくと、失敗するであろう私が、結婚してよかった! と思うためには、旦那さまのために専業主婦となって家事育児をし、旦那さまの顔を立ててお膳立てしたり、親戚の集まりでは女性は座るな、立って食べろとの躾を守ることではないと思いました。

そこで! 幸せそうなオーラの友人たちが実践しているライフスタイルを調査しました。結婚といっても様々な形があることがわかったのです。

シェアハウス婚

結婚してもシェアハウスに夫婦で住まうという考え方です。私もシェアハウス住まいなので、できれば高齢の方も一緒に住める、「多世代子育てシェアハウス」を運営するのが最近の小さな夢です。寂しくないですし、子供にとっても良い影響があるかもしれません。

また結婚を選択しない人も、子育てに加わる機会が増えます。病気をしても誰かが助けてくれますし、経済的にも支えあえます。決して新しい文化というわけではなく、昔の長屋文化です。これからこのスタイルはまた増えていくのではないでしょうか。

柔らかな離婚

「険悪なムードは一切ないよ。ただ戸籍関係を解消しただけ。両方とも激務だけど、仕事にやりがいを感じているし、何よりお金に困ってないから。元奥さんは子育てプロジェクトのパートナーではあるけど、お互いに理想とする夫婦生活とは違ってさ。」

という経営者の友人、A男君は、家族親戚とも離婚した後も変わらない付き合いがあり、元奥さんのご両親とも週に1度ご飯を食べるそう。

離婚はしていますが、奥さんへの気持ちは変わらないし、元奥さんのお父さん、お母さんの介護だってするつもりだと……。互いにお金があるから、経済を切り離したほうがすんなりいくらしいのです。

こんなのアリ? と思いますが、結婚という制度を多方面から考え抜いた結果、ふたりが出した結論なのです。結婚って本当に通過点でしかないってことがわかりますよね。

別居婚

「今度いつ会う? ってデートの約束が辛いから結婚した。」とB子から聞いたときには驚きました。

「結婚しているんだから、もうこれ以上ないくらい二人は繋がっているわけじゃん。経済面も協力できるし、周りから既婚者として扱われるのはとても楽なんだよね。」なるほど、気持ちはわかります。

「私たちは会いたい時に会うスタイルで、結婚しても別の街の別の部屋に住んでる。私たちは恋愛することや夫婦で何かそろって一緒のことをしよう、というプライオリティが低いだけ。もちろん二人の関係は世界で1番重要なの。」

上記の柔らかい離婚と何が違うのか? って別に本質は変わりません。

大事なのはそれぞれのやりたいこと。夫婦ふたりがいつも一緒にいなければいけない等、今までの結婚観にとこだわる必要はないと割り切っている姿はカッコいい! この時代をスマートに生き抜いているカップルだと思っています。

週末婚、平日離婚

上記の別居婚の少し違うバージョンですが、大切にしているのはやりたいことやスタイルではなく、気持ち。なんと彼女は恋愛マニアで結婚しても恋人がいるのです。

「私、恋しないとダメになる。だから平日離婚。」……とどこかの広告のキャッチコピーかと思うようなパワーワードを炸裂させる彼女は、たしかに恋人が絶えません。

結婚当初から彼女が浮気を繰り返すので、旦那さんとは地獄のような泥沼な関係に。しかし、二人で努力を重ね、理解しあうことで関係を続けています。

子供は彼女のご両親が育て、週末に彼の家で家族みんなで過ごすスタイルで、笑顔の絶えない家庭を作っているのです。彼女は恋人と旦那さんと明確な線引きをし、何が旦那さんや家族にとって誠実な態度なのかを考え抜いています。

彼女と彼女のポリシーについて話していると、完成された哲学を感じます。今では旦那さんも彼女のすべてに納得し、従来の結婚の概念を超えて暮らしてるのですが、器が大きすぎて圧倒されます。

両親が悲惨な家庭生活の末に離婚し、子供がメンヘラ化して私のようにダメ男/ダメ女に引っかかるよりは、よっぽど建設的な方法ですし、簡単に離婚せず、苦しんで考え抜いてきた彼らを誰も責めることはできません。

いわゆる「普通の」家庭ではありませんが、「良い家庭」であると思います。

ポリアモリー婚

ポリアモリーとは複数の恋人がいることをオープンにしている人のことです。第一から第三彼氏いたり、その彼氏が自分とは違う恋人と遊んでも、気にしない……。

というより、信頼関係の上に成り立っているのです。大切にしていることは、一人ひとり違うことを証明している人たちです。

勘違いしないで頂きたいのですが、複数恋愛だからビッチだ、とか性生活が乱れているということではありません。いろんなタイプの人がいるのでひとくくりにはできません。

なぜかポリアモリーの話をすると「俺だって何人も愛人がいてポリアモリーだ!」と豪語するおっさんがいますが、そういう時は「奥さんやお子さん、愛人が信頼関係にあります?」と聞くことにしています。

複数の恋人たちが信頼関係の上、嫉妬や昼ドラのようないざこざもなく関係を構築することは、半端ではない努力が必要であることは容易に察しがつきますね。詳しくは私の友人であるきのコさんの記事をご覧ください。

さて、彼女らは世の中がなんとなく定義している、特定の男女一組が恋愛や結婚をすべきだ、という考えにに葛藤があるのだそうです。一方でうまくやっている人もいます。

結婚はAさんと、恋人はBさんだけれど、実際に父親役はCさん、というように。不倫と何が違うの? と言う方もいらっしゃいますが、互いに信頼関係があるので「倫理」を否定してはいないのです。

オープンな結婚、と言っても良いかもしれません。開かれた関係の中で子育てをするのは、一周回って最初のシェアハウス婚と似ています。

おわりに

いかがでしょうか。結婚、と言ってもいろんな人がいろんな信念を持って実践していることがわかります。今まで「正解」とされていた形以外の結婚生活を送っている人を見ると、勇気が出ます。

私たちはますます、なぜ結婚するのか、パートナーと共にいることで何がもたらされるのか、考えなくてはいけない時代にきているのではないでしょうか。

復讐としての結婚ではなく、愛ある結婚ができるかしら……(遠い目)。それではまた来週!

 

Written by 株式会社たかだまなみ