必要としている感じを出すこと
彼に対して「わたしはあなたのことを必要としています」という気持ちが伝わる行動は、当然彼にとって胸キュン行動になります。
たとえば上目遣いは、色っぽい感じがするとよく言われますが、色っぽいだけではないですよね。相手を見つめるということは、「わたしはあなたのことを必要としています」ということです。
上目遣いに限らず、たとえば「彼の洋服の裾を引っ張る」とか「あなたが彼のことを後ろから抱きしめる」とか、これらの行動はすべて「あなたが必要です」という、わかりやすいサインです。
なので、「あなたが必要です」という気持ちがベースにある言動であれば、何をやっても彼はあなたに胸キュンします。
意外な事実を知ったとき
どんな言動でも彼は胸キュンします、と言ったところで、恥ずかしくてできない人だっていると思います。そういう人は、意外なところを彼に見せてあげるといいかもしれません。
たとえばバレエが好きな男子は、とても少ないです。そういう彼は、彼女とある程度仲良くならないと「おれ、バレエが好きなんだよね」と言えなかったりします。
うんと年上の彼であれば、自分が好きなことやものを素直に口にすることのほうが多いですが、若い男子は若さ特有の恥じらいがあるので、「おれ、バレエが好きなんだよね」と言ったら、女々しい男みたいに思われるかもしれない、と感じて口にしません。
そういう彼に対して、彼女が「わたしは小さい頃、バレエをやっていた」と言うと、彼はすごく喜びます。この喜びが胸キュンです。
彼と一致する趣味の話に限らず、「あなたのルーツ」の中に、彼が胸キュンすることはたくさんあります。
音楽になど興味がなさそうな彼女が、実は中学高校と吹奏楽部に入っていたとか、スポーツに縁のなさそうな彼女が、実はラクロス部だったとか、そういう意外性のようなものに触れたとき、彼は胸キュンします。
誰だって好きな人の背景を知りたいと思っているからです。彼にとって意外な事実を告げるというのは、おそらく誰でもできることではないかと思います。そしてこのテクがある程度うまく使えるようにならないと、カップルは長持ちせず、ときめきのある恋愛になりません。
彼と会ってごはんを食べました、エッチしました、終わり、というように関係が短命に終わるのは、彼にとって意外な事実に乏しいからです。このような恋愛は、要するに胸キュンポイントが少なすぎるため、ものすごくエッチが好きなカップルであっても、そのうち胸キュン要素が減っていきます。
胸キュンというのは、フィジカルなことでありつつも、実のところメンタル的な要素のほうが強いのです。
Written by ひとみしょう
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