自分の話をする男性は「自分の話をしない人よりつきあいやすい!」

自分の話ばかりする男性は、なぜ自分の話ばかりするのか?

理由として、「自分のことを知ってもらいたい」「話し相手である女子に自分を誇示している(つまりモテたいと思っている)」「喋ることでストレスを発散したい」などと言われています。どことなく、つきあいづらそうなイメージがありますよね。

でも、「自分の話をほとんどせず、他人の話に耳を傾ける人」との対比で見ていくと、自己を誇示している男性のほうが、つきあいやすい。こんなことも言えるのです。

自分の話をほとんどしない男性のホンネ

まず、自分の話をあまりしない男性、つまり聞き上手(聞くのが好き)な男性について考えてみましょうか。

飲み会で、自分の過去の自慢話(昔はおれは会社を経営しており、従業員を800人雇っていた、など)をする人がいる傍らで、ニコニコと他人の話をずっと聞いている男性って、かならずひとりくらいはいますよね?

そういう人はなぜ自分の話をすることなく、他者の話に耳を傾けるのか?

聞いているほうが楽しいからです。もっと具体的にいうなら、聞いているほうが勉強になるからです。つまり自分のことをずっと喋っている人って、要するに学ばない人なんですね。

自分が喋ることというのは、当たり前のことですが、自分が知っていることです。だから「おれはこういう人間である」とか「おれはこういうでっかいことを過去にやってきた」などという話を延々とします。

誰だって20数年以上生きていたら、やってきたことが大量にあるので、いつまでも話し続けます。
自分の話をほとんどしない男性のホンネ

自分の話ばかりする人のほうが人間臭くてつきあいやすい?

では、他人の話からなんらかを学ぶ男性とは、どういう男性なのか?

自分好きな男性です。彼はたとえば、飲み会の席であっても、酒にほろ酔いになりリラックスできればそれでOKなんて思っていません。彼は24時間つねに自分の利を得るべく、すべてのことを学びに変えています。

自分の話ばかりする人は、自己是認欲求が強いと言われています。また、支配欲が強いともいわれています。さらに自己愛も強いとされています。

が、自分の話をせず、ずっと人の話に耳を傾けている人のほうが、よほど自己愛が強いのです。なんせ彼は24時間365日すべてを、自分の勉強のために、つまり自分のために活用したいと願っているのだから。

こういう人は、表に自己顕示欲や自己是認欲求などを出しません。かなりしたたかです。有名人でいえば、たとえば池上彰さんのような人かもしれません。
自分の話ばかりする人のほうが人間臭くてつきあいやすい?

あくまでも氏のパブリックイメージとして、池上さんが飲み屋でグダグダと自分の話ばかりしている絵って、浮かばないですよね? 酒を前にしても酒に酔うことなく、じっと他人の話に耳を傾けているイメージがありませんか?

かなりしたたかなんです、きっと。人間の器が大きいと、そのしたたかさが他者の幸せのために活かされます。人間の器が小さいと、したたかさは本人の利のためにしか活かされず、結果、みんなに嫌われます。

自分の話ばかりする人よりも嫌われます。ものすごい人格者か、そうではないか、の、いずれかが、ほとんど自分の話をしない人。
自分の話ばかりする人のほうが人間臭くてつきあいやすい?

自分の話ばかりする人は、その中間に位置しています。つまり「自分のことばかり話してウザい」けれど「あながち悪いヤツではない」ということ。こういう「中間あたり」にいる人って、わりとつきあいやすいのではないでしょうか?

すごく立派な男性って、女子からすればとっつきにくいでしょう? まったくのダメ男もイヤでしょう? その中間くらいに位置して、自分の話ばかりする男性は、まあまあつきあいやすいでしょ?

自分の話ばかりする男性を、そう毛嫌いしないで、少しは愛してあげると、いろんなふうに人脈が開かれて、これまた楽しいのではないでしょうか。

Written by ひとみしょう

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