別れ話から逃げる男の心理と対処法(株式会社たかだまなみ)

「ねえ、もう別れよう。」

もう何度言ったかわからないセリフに見せる、彼の反応はバラエティに富んでいる。今日も新しいスルー方法を披露してくれて、にこっと笑って部屋を出ていた。

なんだか、ため息をつくことすらも惜しく感じてくる。彼と別れられるのは“また”今日ではないか……。

お世話になっております、株式会社たかだまなみです。今日は別れたいのに、話を聞いてくれない彼の心理と対処法です。

ええ、私も何度もありました。私の稼いだお金を勝手に使うカリスマニート型ダメ男と別れたいのに、異常なスルースキルの高さにより、うやむやにされてしまうんです。

付き合うことも大変ですが、別れることにも労力が必要なのは、会社を退職する時と一緒かもしれませんね。社員を簡単にはリストラできませんし、楽しい作業ではありません。

別れ話から逃げる男の対処法

たかだ「さて、今回は秘書のアイカちゃんに登場してもらいます。はい、こちらへどうぞ。」

アイカ「社長、おつかれちゃんです! あ、原稿の出演料、高く請求しますネ。」

たかだ「う、うん。わかったよ。アイカちゃん、まだ寒いのに今日も露出が高い服だね。」

アイカ「女は肌魅せ重要ですからね。」

たかだ「私は腹見せで攻めようかな。見よこのウエスト70センチ!」

アイカ「あの? 社長、いつ痩せるんスカ?」

たかだ「……。」

アイカ「いつ痩せるんスカ? パート2!」

たかだ「(小声で)あっ、ちょっと用事が……。」

アイカ「社長? ウェブアイドルになりたいって言ってたじゃないですか!」

たかだ「ちょっとトイレに用事があったような……。」

アイカ「逃げてますね。」

たかだ「え?」

アイカ「腹の肉との別れから逃げてますね……。」

たかだ「……!!!」

アイカ「そういえば、社長ってぜい肉だけじゃなくって、ダメクズゴミ男とも別れる詐欺でしたよね。ほんと、詐欺するのも休み休みにしてくださいよ。」

たかだ「だって頑張っても丸め込まれちゃって……。うじうじ。」

アイカ「だから!? 別れられないって究極の言い訳だと思うんすよ。え? どうなんスカ?」

たかだ「だって……え???」

アイカ「私はドライなんで、やだなと思った瞬間からの行動力には自信あるんです。別れ話から逃げるような、器とちんちんの小さい男なんて一方的に切ればそれでおしまいです。」

たかだ「いや、ちんちんの大きさまではわからないけどね。」

アイカ「重要なのは別れ話から逃げる男にどうするってハナシじゃなくて、別れ話から男を逃してるあなたにある! ってことなんですよ!」

たかだ「……さすが私の秘書! そして元カリスマ・セックスワーカー。」

アイカ「そう言ってもらえると、過去の自分に誇りが持てますね。」

 

株式会社たかだまなみ流、別れ話から逃げる男の対処法。ということで弊社の会議で議論した結果はこうです。

今別れたい(もしくはセフレ等の関係を切りたい)のに彼が逃げるので別れられないあなた。自分の胸を揉みながらご自身に問いかけてください。

「彼には私しかいないの! 別れたら彼がかわいそう!」という気持ちに少しでもとらわれているのであれば、彼はそこにつけこんであなたと別れることはないでしょう。

また、別れ話から彼が逃げちゃって困ってる、という方。彼の胸ぐらを掴んで耳元で叫びましょう。

「お前とは今日で別れるんだファッ○ク!」あとは荷物をまとめて立ち去るだけです。簡単、シンプル。最高ですね。

しかし、そんなことをしたら彼がストーカー化しそうで怖い。復讐されそうという方。(この私が)笑顔で言います。

「付き合う人、間違ってますよ!」そういうコロコロクリーナーみたいな粘着質男を引き寄せてるあなたもあなたです。

解決の手段が見えない。これからどうしたらいいの? そんな時はぜひ弊社へお越しください。ピコピコハンマーで往復ビンタし、あなたを目覚めさせるサービスを行うことにしました。

それでも目覚めない場合もご安心を。私のウェブでは語れない身の毛もよだつ黒歴史を語り、あなたの将来もこうなってしまうかも……と恐怖体験をして頂きます。

うん、これは流行りそう! それではまた来週!

 

Written by 株式会社たかだまなみ

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