「話し方」を変えるだけで、恋はもっと長続きする

「もう、いい!」
「どうして、時間を作ってくれないの?」
「私のこと、もう嫌いになったの?」

なんて彼に伝えていませんか? その伝え方では女心は伝わりません。いつまで経っても二人の心は平行線のままです。

「女は聞いて欲しいだけなのに、男はすぐに『解決策』を回答しようとする」なんて耳にしたことがあるのではないでしょうか。コミュニケーションの方法は男女で違います。女友達相手のときとは話し方を少し変える必要があります。

女子特有の話し方は、ラブラブの初期段階では、むしろ男子ウケすることもあるでしょう。こういった「女子的コミュニケーション」をどう解釈するのか……それは男性の人生の課題のひとつでもあると思います。

とはいえ「女子的コミュニケーション」を続けると男は疲弊してしまいます。女子の話し方の特徴を把握して、わかりやすく受け取りやすいように伝える方法を考えてみましょう。

女子トークの目的は「快」と「不快」の共感にある

女子は「○○が好き」「こういうタイプ嫌い」「○○ってうれしいよね!」……という話題が多いですよね。

「快・不快」の感覚を共有・共感することは、女にとって重要なのです。

女性は「共感」を大切にしながら横の繋がりを作っていく傾向にあるからです。そうやって結束を固めつつ集落を守ってきた女性の歴史の影響もあるのかもしれません。子育てにおいても「快・不快」を感じ取る能力は重要です。言葉が話せない赤ちゃんに寄り添うことができる能力とも言えるでしょう。

でも、この「快・不快」について、男は重要視していないようです。

「快か不快か」つまり「好きか嫌いか」の延長として「愚痴」があるのだろうと思います。でも、「愚痴」は客観的に聞くと不快なものです。その矛先を自分に向けられていなくても、男にとっては「愚痴の話題」そのものが不快なものとして響く可能性があることを、頭の片隅に置いておいたほうがいいでしょう。

ポイント:
芸能人や友達のことを「好き」「嫌い」という話題がしたいならなるべく女子グループで。彼には「好き」の話題だけに絞るようにしましょう。

遠回しでイヤミな言い方じゃ伝わらない

女はつい「あなたって本当にお気楽でいいわね」などと遠回しな言い方をします。ストレートに伝えるなら「もっと、いっしょに悩んでよ」という意味ですよね。

こういったイヤミな言い方では本意は伝わりません。彼としても「とりあえず何か批判されたな」という不快感だけが残ります。本当に歩み寄るつもりがあるのならストレートに伝えるようにしましょう。イライラするのは、心のなかに悲しみがあるから。「怒り」よりも「悲しみ」として素直に伝えることも重要です。

ポイント:
恥ずかしいかもしれませんが、なるべくストレートに素直に気持ちを伝えましょう。相手を配慮した言葉を入れながら。

×「最近、全然デートしてくれないんだね」

○「最近デートしてなくて寂しいなぁ」

×「もう、私のこと嫌いになったの?」

○「もうちょっと私のこと気にかけて欲しいな」
○「最近なんとなくデート中に上の空みたいに感じるんだけど、仕事が忙しいの? ちょっと寂しいな」

彼に注意したいなら「愛」を持ってリアルタイムに

彼のことでどうしてもイヤなことがあるとき、彼が原因だとしても上から目線で叱るのはNG。男として尊敬されていない気がして気持ちが離れてしまったり、母親のような彼女になってしまう可能性があります。

「指摘」をする場合「そこに愛があるかどうか」が、とても重要です。

人間、そんなに簡単に変われるものではありませんよね。イヤなことをすべて我慢する必要もありませんが、伝えて気をつけて欲しいなら優しい気持ちを持って指摘することが重要なのです。

ポイント:相手を批判する気持ちはなるべく横に置いて。愛を込めて「私は悲しい」というIメッセージ(「私」を主語にした話し方)で伝える。

×「服を脱ぎっぱなしにしないで!」

○「脱ぎ散らかした服を片づけるのは、たまになら楽しいけど、毎日だと、家政婦になった気分で嫌になるの」

「わかってくれるだろう」をやめなければ話は伝わらない

言わなくてもわかってくれるだろう。
オトナなら当たり前だろう。

と「期待」するのはNG。コミュニケーションの基本は、あくまでもその人の家族の習慣にあるものですし、家族の習慣はそれぞれ違います。

どんなことを伝えるにも、お互いの異なる「常識」「当たり前」を否定せずに、彼の育った環境を尊重して。彼のプライドを傷つけないように配慮しながら伝えましょう。

特に、大切なことを伝えるときほど、慎重に。彼の気持ちを配慮することが大切です。「男と女は、違うからこそ惹かれ合うのだ」ということを忘れずに、出会えた奇跡に感謝しながらコミュニケーションできるといいですね。
(文:藤嶋 ひじり)