さみしいときに彼にLINEを送る人もいるでしょう。さみしいから彼とエッチするとか、さみしいからゲームをして気を紛らわせるとか、いろんな人がいると思います。
が、LINEもエッチもゲームも、どれもさみしさを根本から消し去ってくれない、ということを、おそらくあなたはすでに知っていると思います。ではさみしいという感情は、どうやったら消えてくれるのでしょうか?
まずは軽症のケースから……
さみしいと思う気持ちって、目標を持つと、いとも簡単に消えてくれます。さみしいって、要するに暇であるということでもあるのです。
だから目標を設定する、つまりやることを見つけると、さみしさは消えてくれます。と、まぁ、こういうことは誰もが聞いたことのある話でしょう。
で、これといった目標が見つからないから、さみしいまま、とか、あるいは目標を立てたものの、その目標にイマイチ自分の気持ちが入っていかないとか、そういうことで悩んでいるのでは?
「さみしい、さみしい」と思っていても、時は前にしか進まないので、やがて彼と結婚して子どもができて……という感じで、さみしさを感じることなく歳を重ねることも可能です。
そうしたい人は、そうすればいいです。さみしさという厄介な感情と向き合うのって、正直しんどいので、そんなことをすることなく、ふつうに歳を重ねるといいです。ホントに。
でも、さみしさを自分の力で消したい人は、以下を参考になさってみてはいかがでしょうか?
本物に触れると自然と目標が見つかる
目標を定めようと思えば、まずは情報を集めることです。たとえば漠然と自分がやってみたいことがあるなら、その漠然とした気持ちをコトバに変換してググると、情報ってたくさん出てきます。
たとえばそうやって、情報を集めることです。そして、集めた情報をもとに実際にどこかに行って、本物に触れることです。
今や四人に一人は、吹奏楽経験者だと言われています。なので、学校を卒業して吹奏楽から遠ざかったものの、オトナになってから再び楽器をやってみたいと思う人も、一定数いるでしょう。
そういう人は、ネットでなんらかの情報を調べたら、実際に音楽会に行ってみるといいです。何回か音楽会に足を運ぶうちに、目標が定まってきます。
たとえば、楽器を買って、社会人の吹奏楽団に入りたいとか。これでさみしさは、かなり消えてくれます。
重症の人は……
目標を立てたにもかかわらず、イマイチその目標にコミットできない、目標に向かって努力している自分が、なにかまちがったことをやっているように感じる。
こういう人は、重症です。案外こういう人って多いので、あなたが重症だからといって、なんら心配はいりません。
ダイエットを目標にしても、「なぜか続かない」とか、ヨガのクラスに入ったものの、クラスに顔を出したいと「なぜか思えない」とか、そういう人って多いでしょ?
多くの人が、目標を立てたにもかかわらず、イマイチその目標にコミットできないゆえに、さみしい思いをしているのです。
そういう人は、自分が達成できるくらいに、目標を小さく小さくして、できることを目標にして、小さな達成感を味わうしかありません。
たとえばいきなり全国模試を受けるのではなく、学校で小テストを受ける、みたいな感じで。
かっこいいオトナの女性を目指してみませんか?
これである程度は、さみしさが消えてくれます。が、あとのことは運です。
さみしいという感情って、あなたと親との関係が大きくかかわっているので、親とうまくいっていない人は、いかに自分なりに小さな努力を積み重ねたところで、さみしさが消えてくれなかったりします。
だから彼氏にLINEしたり、エッチしたり、ゲームにハマってみたりするのだろうと思います。
そうやって、一見無駄と思えることで、どうにか時間を後ろに送っていくというのも、さみしさを消すために必要なことです。そういう苦痛な時間の中で、人は自分と会話します。
心の中の自分と対話しているのです。この対話が苦痛だから、はやくさみしさから解放されたいと思うのです。
が、手っ取り早く消えたさみしさは、ふたたびあなたのもとに帰ってきます。苦しくてもじっくり自分と対話するから、根本からさみしさが消えてくれるのです。
苦痛から逃げるとどうなるかといえば、ろくでもない男に引っかかります。さみしさを抱えている女子を専門に口説く男子って、いつの時代にも一定数いるので。
あるいはさみしさを抱えている男女で、それなりにすっと引かれあうので。ろくでもない男とであっても、LINEしたりエッチしたりしたければ、そうするといいと思います。
相手の持つさみしさに触れると、そこからなにか学べることもあるはずです。が、そういう人にもやがて、自分と対話するしかない苦痛のときが訪れます。
なぜか、重度のさみしさを抱える人には、そういうのがちゃんと待っているのです。そしてそれに正面から向き合った人が、あなたのまわりにいる「かっこいいオトナの女性」なのです。
Written by ひとみしょう
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