結婚したいけど資金がないという可能性
現在は、結構洒落になってない不景気。昔なら20代前半で結婚しても何とかなったかもしれませんが、ここ10年はそうも言ってられない状況になっています。
当然、恋愛をしても「そろそろ結婚か」というくだりになったとき、「でも、結婚資金もないし、子どもが出来ても育てるお金がない」という問題に直面します。
このため、長期的な恋愛をするビジョンが、なかなか浮かばないという男性もいます。そのうちに年齢も重ねてしまい、恋愛市場から撤退を選んでしまうというケース。これがなかなか多いんです。
ルックスはそんなに悪くないのに、何故か女性とそこまで深い関係になろうとしない男性の何割かが、こういうある種の諦観を持っていると考えておいてもいいでしょう。
恋愛観が凝り固まり過ぎている可能性
45歳以上にもなって独身という男性は、多かれ少なかれ恋愛をするには適していない物事の見方というものをしているものです。
昔ながらの亭主関白意識が強すぎたりして、女性にそっぽを向かれているということもあるでしょう。
あるいは、女性と男性の考え方の違いの、本当に初歩的な部分が理解できていないまま、大人になってしまったということだってあるかもしれません。
そういう男性は、女性からもなかなか恋愛候補として選ばれることもないでしょう。いつの間にやら小さな考え方のほころびが、修正不可能な欠点になってしまうまでに増大をしてしまった男性というのも、いるものです。
そしてこういう男性との恋愛って、本当に虚しいもので、得るものもありません。
45歳以上で恋人がいない男性は、既に恋愛願望がない可能性
これが恐らく1番現実的にあり得るものだと考えるのですが、筆者の周囲の45歳以上の独身男性を見ていても、既に“枯れてる”んですよね。
恋愛をしたいとか、結婚をしたいとか、セックスをしたいとか、そういう願望がものすごく希薄になっちゃっているんです。
願望がないんだから、女性が「この人と恋愛をしたい」と思ったところで、なかなか進展しないのは当たり前のこと。しかも、45歳以上って気を抜くとすぐにルックスが劣化します。
太りやすいし、なんか頬から毛が生えてきたり、諸々の処理がおざなりになってくる年代です。加齢臭も漂ってくる頃でしょう。
ホント、気が抜けない時期に恋愛願望がなくなるって、危険なことなんです。
この微妙な時期の男性を、もし仮に好きになってしまったのであれば、行動は迅速にすべきでしょう。夏場の生牡蠣ぐらい、あっという間に劣化してしまいます。
おわりに
ということで、今回は45歳以上の独身男性との恋愛が難しい理由を書いていきました。物理的にも、彼らの心理的にも、もう恋愛とかどうでもよくなりつつある時期なんですね。
そりゃ中には、まだまだギラギラしている45歳もいるかもしれませんが、そういう男性ばかりじゃあないんです。
この時期の男性たちは、既に自分で自分のことを「終わってる」扱いしていますから、恋愛なんか今更……という思いがあるようですね。
まして、45歳以上の男性に、もはや需要なんかないだろうと諦めていますから。
Written by 松本ミゾレ