恋がなくても、情は作れる
人は誰かに出会ったとき、その相手が恋愛対象になるかをわずか0.5秒で判断していると言われます。
しかしこの恋愛スイッチは単純に「アリかナシか」を判断するものなので、運命の人を判定する装置といえるようなものではありません。単純に言えば、生理的に受け付けるか受け付けないか……です。
そして0.5秒の審査をパスした「生理的にアリ」な相手なら、とりあえず仮氏くらいにはできます。それ以降はどんな恋人とでも経過と共にトキメキは薄れていくもの。
今はLINEの送信を押せないような相手だって、10年暮らせば無心でパンツを洗える彼になっていることでしょう。その代わりに一緒に過ごした時間というかけがえのない材料が情を、ひいては愛情を生んでいくことも多いにあります。
仮氏を作ったつもりが、意外と居心地がよくてそのまま一生一緒になっちゃうことも結構あるのです。
運命の恋を妄信しすぎない
恋愛になると、どうしても会うだけでドキドキする運命の相手と出会うのが正しいもの、と考えたくなります。しかし運命の恋が普通なら、離婚率がこんなに高いのはなぜでしょう?
「恋愛よりも居心地のよい相手」とは分かっているくせに、ついラブロマンス至上主義に染まって「ピンとこない」とデートをにべもなく断ってしまったり、逆にどこからどう見ても地雷の男性へスリルを求めてフラフラ飛んで行ったりします。
そんな女性にとって「とりあえず仮氏を作る」という意気込みは居心地の良い恋人を手に入れる最高の考え方です。
〇〇だからムリ、もっとXXじゃなきゃと意気込む前に、ひとまずデートして仮氏を作ってみませんか? もしかするとそのピンとこない仮氏こそ、運命の人かもしれません。
参照:水野敬也『スパルタ婚活塾』から。
Written by トイアンナ
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