憂鬱な気分もふきとばす!読むとなぜか元気になる珠玉のダメ恋マンガ3選

好きになるのはいつもダメな人ばかり……。じめじめしたこの季節は、輪をかけて憂鬱な気持ちになってしまいますよね。でも、ダメ恋から得られるものだってきっとあるはず!

今回はダメ恋でも不思議と元気になれて、憂鬱な心もカラッと爽快にしてくれる恋愛マンガを紹介しましょう。

 

自分を好きにならない男が好き!『ハッピーマニア』

Photo by amazon

「働きマン」なども手がける安野モヨコ原作の『ハッピーマニア』。1998年夏に稲森いずみさん主演でドラマ化されたことで、ご存じの方も多いかもしれませんね。

主人公はシゲタカヨコ。「彼氏がほしい」といってはすぐに誰かと体の関係を結び、仕事もせずに恋愛にどっぷりつかる日々を送っています。

でも実は、いつもそばに「タカハシ」という、いい男がいるんです。でもカヨコは、自分のことを本気で「好き」な男にはひかれない。好きになる相手は自分を選ばないダメ男。カヨコ自身もまた、恋愛一直線なダメ女なんですね。

けれどこの作品には読者が不思議と共感できるところがたくさん。どれだけ早く走ろうが、立ちどまろうが、男女の恋愛にゴールなんてないんだろうな……と悟りを開ける作品です。

 

「幸せを怖がらない」恋を!『ピースオブケイク』

Photo by amazon

主人公志乃は、どうしようもなく続いていた恋愛を終わらせ、心機一転引っ越しすることに。そこで引っ越し先のアパートの隣に住み、バイト先の店長でもあった京志郎と出会い、純粋にひかれていく自分に気づきます。

でも京志郎には同棲中の彼女が……。不毛な恋はもうしたくないけれど「好き」という気持ちを隠しきれず、ストレートに思いを打ち明ける志乃。最初は拒絶する京志郎ですが、恋人が突然失踪した寂しさをまぎらわすため、志乃と付き合うことに……。

とっぴょうしもない展開はどこにもなく、日常のリアルな恋愛模様が繊細に描かれています。志乃はこれまで流されるように恋愛をしてきましたが、京志郎に出会ってはじめて自分から「好き」と思える恋愛を経験することに。

幸せを味わいながら同時に失うことの恐怖も感じる彼女は、怖がらずに手をのばす勇気がもてるかどうか。2人の幸せな結末を、心から願える一冊です。

 

自分に正直で何が悪い!『つらのかわいちまい』

Photo by amazon

主人公は顔面至上主義なハマ子。選ぶ男の基準はとにかく顔。「顔以外で何を好きになれるっていうの?」と豪語する彼女の相手は、顔だけが取り柄のダメ男ばかり。

人の見た目に重きをおいて幸せを探すハマ子はどうなるのか……。

ハマ子のそばにはイケメンではないけれど、優しくハマ子を思ってくれるタルオがいます。それでも「吐くほど強烈なロマンスかましたいじゃない」とイケメン道を貫くハマ子はある日、好きな人から「顔が無理!」といわれ、今まで自分がしてきたことに気づきます。

ハマ子はもともと「顔で選ぶ自分に違和感を感じる自分」に気づいていました。「人は見た目じゃない!」というベタなメッセージだけじゃなく、この作品からは自分に正直であることの潔さと、違和感のはざまで自身の恋心に気づかないハマ子のいじらしさを感じることができます。

ハマ子が友だちだったら、きっと世話をやきまくってしまうことでしょう……。

 

ご紹介したマンガの共通点はダメ男が多数登場することと、読んだら不思議と前向きになれること。

登場する男たち(または、主人公)のダメっぷりに、「これはないわ~」とつっこみをいれながら、憂鬱な梅雨をふきとばす元気をもらっちゃいましょう!