服装、呼び方……彼ママに会うときの「最低限のマナー」はココ!

■実録! 彼ママ初対面エピソード!

 彼氏の太郎とはつきあって1年。結婚の話も出始め、「親が上京するから会わせたい」と、提案されました。「太郎の両親ってどんな人?」と尋ねると、「普通だよ。うちの親はユルいし、いつものお前でいいから」と彼。その言葉を信じ、あなたは彼の両親と会う決意をしました。

 「太郎はああ言ってたけど、さすがにいつもと同じじゃヤバいかな」と、ファッションとメイクを勝負モードにした当日。足が長く見えるよう、ピンヒールのパンプスを履いて、スカートは膝上10センチ。顔をすっきり見せるために、襟ぐりの広いカットソーをチョイス。お嬢さんっぽく振る舞おうと、ブランドバッグとブランドロゴの入ったアクセサリーを身につけました。鏡に映るあなたは、高級レストランに行っても恥ずかしくない格好。「これでばっちりでしょ!」と家を出ました。

 待ち合わせ場所であるホテルのラウンジで一息つくと、彼と両親が到着。「はっ、はじめまして……」。思っていたよりも早い到着に、座ったまま挨拶をしてしまいました。「義父さん、義母さん、いつも太郎にはお世話になっていてっ! えっと、アタシ、華子っていいます!」。

 全身を一瞥する彼ママの視線がなんだか痛い……。「華子さん、あなたの話は聞いていました。息子と結婚するそうですね。お宅のご両親は何をされてる方?」「うちのお父さんは、自動車メーカーで働いています。お母さんは主婦です」。面接のような会話が続くこと20分。最後まで盛り上がることなく、彼の両親は「じゃあ私たちはそろそろ」と帰ってしまいました。

 両親を送った彼から、「うちの親、あんまりお前のこと良く思わなかったみたいなんだけど、なんかしたっけ?」と言われ、大ショック! 確かに緊張してたけど、別に何も悪いことしてないよね……?

■彼ママは婚活の最終面接官!

 婚活において、「彼ママ」はキーパーソンです。結婚するともなれば、彼ママとのつきあいは数十年。できることなら仲良くつきあいたいですよね。「彼女」として会っていたときには優しかった彼ママが、「婚約者」になった途端冷たくなったというケースも。結婚を前提とした途端、彼ママは面接官の目になるのです。

 まず大前提で考えてほしいのが、彼が言う彼ママ像と現実の彼ママは違うということ。彼はあくまで息子。これから嫁になる人への態度は違うものです。彼ママからすればあなたは、「自分のかわいい息子の人生をサポートしてくれる人」であり、「かわいい孫を教育する人」。長男の嫁ともなれば、「自分の老後に介護をしてくれる人」という期待を抱く人もいるでしょう。

 これから何十年先を見越して、彼ママはあなたを見ています。自分の息子にふさわしい人であるか、面接官のようにチェックしているので、初対面のときにはできるだけ「清潔感」「育ちの良さ」「朗らかさ」をアピールできるよう心がけましょう。

■服装は清楚に!

 あまりにボロボロの服装がNGだということは、イメージできますよね。具体的にはダメージドデニムや、古着、汚れたスニーカーなど。カジュアル路線の服装の人は、普段着のままで会うと、彼ママに「小汚い」とバッサリ斬られる可能性が。

 かといって、実録エピソードのように、気合を入れすぎるのも考えもの。ピンヒールやミニスカート、胸元が開いた服などは、「ケバい」という評価。スタイルを良く見せることに気をとられていると、「肌を多く露出して、まだ男を誘おうとしているのかしら?」と思われることもあるようです。アニマル柄や大きめの柄物の服も避けたほうが良いでしょう。

 トレンドが通用しないのが、親世代。初対面のときには、できるだけ無難な服を選びましょう。ニットアンサンブルや、膝上5センチ以内のスカート、シンプルなワンピースなど、いかにも「清楚な雰囲気」の服装を心がけてください。髪の色は黒、もしくは落ち着いたダークブラウンがオススメです。

 ブランドバッグやブランドアクセサリーを持っていると、「若いのに、高価なものは不釣合い」と思う人もいます。「こんな高価なもの、誰に買ってもらったのかしら……」と疑われたり、「高級品が好きな人は経済観念がおかしいに違いない!」と決め付けられることもあるので注意。初対面のときには、バッグやアクセサリーは、素材感の良い、シンプルなものを選んでください。

■敬称や呼び方に注意して!

 自分のことを「私」と呼ぶのは基本ですよね。では、彼のことは? 彼ママは心配性。敬称ひとつとっても、あなたと息子の力関係を量ろうとしています。普段通り、呼び捨てやあだ名で呼ぶのはNG。「さん」付けが理想です。どうしてもテレて言えないのであれば、「君」付けで呼んでください。

 また、結婚が決まっていないのに、相手の親のことを、「義父さん」「義母さん」と呼んではいけません。彼の親が「まだあなたの親にはなっていない」と思うかもしれないためです。初対面のときには、「おじ様」「おば様」、もしくは「○○さんのお父様」「○○さんのお母様」など、丁寧に呼びます。かしこまった感じがして、気恥ずかしいかもしれませんが、一度口に出して呼び慣れると、2回目以降に会ったときに、話しかけようとして「あの」「その」と歯切れの悪い呼び方をしなくてよくなります。

 自分の親のことを、人前でも「お父さん」「お母さん」と呼んでしまう人がいますが、「父」「母」が礼儀。敬語がちゃんと使えても、呼び方ひとつで「ちゃんとした言葉も喋れないのか!」と目くじらを立てるタイプの人がいるので、注意しましょうね。

■好感度の高い第一印象を目指そう!

 婚活世代の親は、まだまだ男尊女卑が根付いている世代。彼には甘いのに、嫁となる女性には妙に厳しかったりするものです。相手の親がどんな人なのかわからない初対面のときには、準備し過ぎるくらいでちょうど良いと思います。

 第一印象が最悪だったというだけで嫌われてしまっては、せっかくの結婚への道が閉ざされてしまうかも? まずは相手の親の人となりを見て、2回目以降から少しずつ普段のあなたを開示していきましょう。

【婚活・お見合いガイド:相沢 あい】


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