美容整形と幸せ……第5回「鼻筋に入れたシリコンはブラックライトでバレる?」(元看護師・現役風俗嬢 yuzuka)

こんにちは、yuzukaです。
現役風俗嬢でありながら、美容外科、精神科の元看護師という肩書きを持つ私が、「美容整形と幸せ」について語るこちらの連載。
第5回は、頂いた質問から、少し掘り下げていくような形式で書いていきたいと思います。

今回の質問は、「鼻筋に入れたシリコンがブラックライトでバレちゃうって本当?」と言うものです。まずは「お鼻の美容整形」について、少しお話していきますね。

美人になりたいなら、鼻を整形しろ

美容整形ビギナーの方に「美容整形」について尋ねると、だいたい興味を示すのが「瞼の二重術」です。これは、現在の「流行り顔」に由来しています。目はとにかくクルリと丸く、二重瞼。一般的に「現代的で可愛い」といわれる女の子達には時代ごとに共通した特徴があり、現代では「二重」という条件を多く含んでいることが、興味を示す理由になっていそうです。

しかし、はっきり言ってしまうと、「二重のオペ」をしただけで可愛くなった「ブス」って、今までに1度も見たことがありません。いくら目を大きく華やかにしても、その他のパーツがゴチャゴチャとして整っていなければ、「地味系ブス」から「派手系ブス」になるだけ。

でも稀に、「二重術」をするだけで、見違えるほどの「流行り顔美人」になる方がいます。もう分かりますよね? それは、元から「鼻」が整っている方です。目、鼻、口。顔面にのっかっているパーツはいろいろありますが、鼻以外のパーツって、「黄金比」から逸脱していても、むしろ個性だと受け入れられやすいんです。一重まぶたも「切れ長の目」と表現できますし、たらこ唇も「色っぽい」と評価されますよね。
だけど、「鼻」だけは別です。鼻が残念だと、他のパーツがいくら整っていても「ブス」に見えるし、逆に鼻さえ整っていれば、他のパーツのズレは「個性」になる。

顔の中心に位置する鼻ですから、それだけ「重要度」が高いんですよね。

鼻の整形って、プロテーゼ以外になにがあるの?

では、鼻を整えるためには、「プロテーゼ」を入れれば、それで良いのでしょうか。
残念ながら、鼻の整形って、そんなに単純ではありません。整っていない鼻をわざわざ高くして目立たせても、無意味です。まずは自分の鼻のどういうところが嫌なのか、ちょっと考えて見ましょう。「低いから」「大きいから」「団子っ鼻だから」最初はそういう簡単な項目を書き出し、そこから詳しく分析していくのが良いかもしれません。「鼻」が整っていないという問題は、だいたい複数の要因が重なっていることが多いです。

「鼻が大きい」とひとことに言っても、鼻の鼻翼(びよく)が大きい場合は糸を使って縮める方法、切り取ってしまう方法がありますし、「鼻骨(ビコツ)」が大きすぎる場合、骨を削り取ってしまう方法もあります。そもそも大きいというよりも、「鼻尖(ビセン)」が丸いことで団子っ鼻に見えていたり、鼻の穴が上に向いているから大きく見えているだけかもしれません。勿論そこに個別にアプローチしていく方法もあります。まずは「綺麗な鼻」を作り上げる。そして最後の最後、小さく整って綺麗な鼻を凛と目立たせるために高くするための手段として、プロテーゼやヒアルロン酸を考える。「鼻の手術」って、「プロテーゼ」のイメージが強いのですが、それだけではないんですよね……。

鼻の手術って、痛いの?

いよいよ鼻の手術を決意して最初に気になるのが、「痛いの?」「ダウンタイムは長いの?」っていうあたりのことではないでしょうか? 一言で答えると、鼻の手術、滅茶苦茶痛いし、腫れます。(プロテーゼの場合、ずれないようにするために、絵に描いたような固定をするので、長期休暇も必須)術後の痛みも勿論なのですが、術中のしんどさも、ダントツの手術だったりします。

なぜなら、鼻で息ができないから。鼻の中の麻酔液や血液が喉に流れていくので、とっても苦しいです……。すんなりいけば、そんなに時間はかからないのですけどね。因みに、私が今まで見てきた数々の手術の中で、唯一血の気がひいたのが「鼻の骨切り術」だったりします。あの出血量と手術の風景……一生忘れられません。それでも鼻の手術をオススメするのは、とにかく「劇的に美人になる」率が高いからです。私は鼻の手術を行ってダウンタイムを終えた患者さんに会い、鳥肌がたったことが何回もあります。手をとって、「絶対に人生変わります。おめでとうございます」って飛んではねたくなるようなこともありました。こんな気持ちになるほど印象が変わるのは「鼻の手術」だけです。

プロテーゼって、バレるの?

では、そんな鼻の手術の代表であるプロテーゼについて、いよいよ触れていきましょう。プロテーゼがバレるかバレないかは、施術するドクターの腕に関わってきます。

実際、プロテーゼって「抜き取りたい」という希望が滅茶苦茶多いオペでもあります。同じ入れ物系でも、豊胸のバッグを取りたいって人はあまりいないので、やはり「イメージと違う」ということになりやすいのは事実でしょう。胸と違って、常に人目に触れますから、「気になってしまう」のも当たり前ですよね。それでも腕の良い先生に入れて貰えば、バレにくい場合が殆どです。プロテーゼの形も人によって削って入れますから、「鼻筋が不自然に真っ直ぐだからプロテーゼ」なんて見抜き方、今はもう出来ないと思います。「バレる可能性がない」とは言い難いですが、遥か昔からはかなり進化していますから、「バレにくくなっている」とお答えするのが良いかもしれません。

プロテーゼの噂

最後に、肝心の質問にお答えしないといけませんね。「鼻筋に入れたシリコンがブラックライトでバレちゃうって本当?」これ、プロテーゼにまつわる噂で、最も多いのではないのでしょうか。

結論からお伝えすれば、「光りませんので、バレません」。といっても、中に入っているプロテーゼをそのままブラックライトの下に持っていけば、勿論光ります。それは、この「プロテーゼ」が、白いからです。ブラックライトは、「白」という色に反応しますので、白色のプロテーゼにも、勿論反応します。しかし、いくらプロテーゼが「白色」でも、体内に埋め込んでいるということは、白色の上に「何層もの肌色」を重ねていることになるわけですから、そもそもブラックライトが反応することはないのです。体の中にある骨も白色ですが、ブラックライトでは浮かび上がってこないですよね?

鼻の手術はやるべきか

さて、ここまでお話したうえで、私の考えをお話しします。美容整形をすると決めたのなら、とことん美人になりましょう。私は、鼻の手術には大いに賛成します。中途半端に手を入れて「派手系ブス」になるくらいなら、まずは鼻を整えて他のパーツをひきたたせてみては如何でしょうか。自分の個性を生かしながら美人になる方法が、見えてくるかもしれません。ただし、それだけ重要な手術ですから、クリニックとドクター探しは慎重に。決して、「ノリ」で決めちゃいけませんよ。

 

Written by yuzuka