【結婚式の準備】何からどう始める? 重視すべきポイント

こんにちは。ライターや占い師のほか、恋活・婚活アドバイザーもしています、沙木貴咲です。

結婚が決まるまでの婚活は大変ですが、決まってからも、それはそれで大変です。恋人の両親にご挨拶して、結婚式と披露宴の会場と日取りを決め、その詳細を決定していかなければなりません。

どんなドレスを着るのか、引き出物は何にするのか……そもそも、どのくらいの予算で何人招待するのかなど、とにかく決めなければいけないことはたくさんあるのです。

重視すべきポイントをじっくり見ていきましょう。

①結婚式と披露宴は、自分たちで動かなければ実現しない

結婚式と披露宴は、楽しいイベントであると同時に、とても厄介なイベントです。仕事であれば、チームを組んで担当分けをし、それぞれが自分の業務をこなすことで成立します。しかし、結婚式と披露宴は、すべてにおいて自分たちが動かなければ実現しません。

しかも、費用が数十万円~数百万円という大きな額が動きますし、自分や相手の家族、親戚はもちろん、友人や仕事関係者も招待するなら、たくさんの人に影響をもたらすことになります。礼儀と常識を踏まえて、綿密な計画を立てた上で開催するべきですし、誰に対しても失礼はあってはなりません。

そのため、式と披露宴の準備ですっかり疲れてしまうとか、結婚相手や義実家と意見が合わずにマリッジブルーになる、といったケースも少なくないのです。特に男性は、「結婚式は女性のもの」などという都合のいい理由をつけながら、アレもコレも女性に押し付けがち。

筆者も結婚と離婚の経験がありますが、式と披露宴については、「大変だった」「オトコは頼りにならない」という記憶しかありません。

誰かがどうにかしてくれる、彼が決めてくれるはず……とは思わないように。自分たちの新しい人生の門出ですから、責任を持って、パートナーとなるお相手とうまく協力しながら実現していきましょう。

②式は「いつ」挙げる?

まず初めに、自分と結婚相手、両親、義両親のスケジュールを見つつ、式と披露宴の日取りを決めて、会場の下見を始めます。

最近では、下見をしてから式当日まで、最短だと3ヵ月もあれば十分というところがありますが、招待客が多く、披露宴の規模が大きくなるほど準備期間は長く必要になります。また、人気のホテルやチャペルを使用したい場合は、その予約状況にもよりますので、下見をしてから式当日まで、9ヵ月~1年ほどかかる場合も珍しくありません。

そして、今どきは仲人を立てたり、結納を行ったりするケースが少なくなっていますが、そのあたりもキチンとする場合、結婚をすると決めた時点で仲人を決めて依頼し、両家両親と打ち合わせして結納を行います。

何より大事! お金のこと

予算ありきで会場や式の規模を決めるのか、式の規模がそもそも決まっている状態で、結果的に「このくらいのお金がかかる」と算出するのかでも違ってきますが、いずれにしてもお金の話は早い段階できちんとしておくべきです。それも、結婚相手だけでなく、それぞれが自分の両親としておくのが賢明だといえます。

もし親が結婚費用を出してくれるなら、両家顔合わせをした後くらいには、それとなく言ってくるはずですし、「○月には式を挙げようと思う」と伝えても何も言ってこない場合は、親からの援助が期待できないと思ったほうが良いでしょう。

予算が幾らあって、どのくらいの規模の式・披露宴を行うのかを決めなければ、会場の下見がそもそもできません。お金の話はしにくいと感じるかもしれませんが、そこを曖昧なまま準備を進めれば揉め事が起こってしまいます。遠慮しないで明確な数字を把握するようにしたほうが良いですし、見栄を張らず、予算内で開催できる式・披露宴にすることが大事です。

③会場を「どこ」にする?

たとえば、今は二人とも東京に住んでいるけれど、自分の実家は北海道で、彼の実家は福岡という場合、式と披露宴をどこで行いますか? 居住地である東京か、自分の実家の北海道か、彼の実家の福岡か? どこに決めたとしても、家族や親戚を遠方から呼ばなければならず、行き来の旅費や宿泊費がかさみます。(招待する自分たちが、招待客の旅費・宿泊費を持つのが普通です)

どう決めても自由ですが……自分たちに都合の良い場所を選ぶよりは、招待客ができるだけ気持ち良く出席できる場所を選んだほうが良いかと思います。結婚式と披露宴は、新郎新婦が主役ではあるものの、これまでにお世話になってきた方々に感謝の気持ちを伝えるイベントでもあるのです。自分たちが満足するだけでは意味がないでしょう。

また、居住地以外に会場を決めた場合、プランナーとの打合せをどうするかが問題です。衣装合わせや式の段取りなど、すべてを一日で決めるのは難しいはず。もちろん、下見もしないで会場に予約を入れるのもあり得ません。休日を使って会場に数度赴くのは必然だといえます。

神前式・教会式・人前式……何が違う?

神前式:神社の神殿で結婚式が行われます。列席は基本的に両家の親族のみ。「誓いのキス」がないため、親や親戚の前でキスしたくないカップルは神前式を選ぶんだとか。

教会式:キリスト教式ともいいますが、教会で神に結婚を誓います。牧師が進行を務め、指輪を交換することで愛の証とします。

人前式:形式にとらわれず、自由な場所・式次第で行います。参列者全員が結婚の証人となります。

今は、結婚式場内に教会が設置されていることが多いので、教会式を用いる場合も、式と披露宴で場所が別になるというケースはほとんどありません。しかし、神前式は神社で行うため、式が終わった後で新郎新婦と参列者は、別の披露宴会場に移動することになります。

会場選びや挙式スタイルは、そのあたりも踏まえて検討すると良いかもしれません。

招待客の「線引き」に悩む……

家族、親戚は当然招待するとしても、友人、仕事関係者をどこまで呼ぶのかが悩みどころです。どうしても決めかねてしまう場合は、招待客リストを作るのではなく、会場での席順を作ったほうが決めやすいかもしれません。

1つのテーブルに何人座れるか、というところからジャンル分け、呼ぶか呼ばないかの線引きができるはずです。

④会場が決まったら

基本的には、プランナーとの打ち合わせで細々したところまで決めていきます。離婚経験がない限り、結婚式も披露宴も初めてのことですから、わからない点がたくさんあるはず。

疑問はすぐに質問して解決するようにしたほうが良いですし、希望があるならドンドン言いましょう。一生に一度のこと(のはず)ですから、遠慮なんて無用です。

プランナーがいるとはいえ、「全部決めてくれる」と受け身のスタンスでいては、自分の結婚式なのに主役にはなれません。打合せの前に、どういう式・披露宴にしたいのか、頭の中でシミュレーションをして、理想を具体化しておきましょう。

また、プランナーによっては「一生に一度のことですから」「お二人にとって大事な日ですから(高額になっても記念になるはず)」と、値段の高いプランなどを勧めてくる場合があります。確かに、結婚は人生においてとても大切なものですが、だからといってドンドンお金をかけてもいい、というわけではありません。

プランナーの言葉はあくまでアドバイスに留めておき、自分たちが主体となって、冷静に式と披露宴を作り上げていくべきです。

指輪について

最近は、男性任せにするのではなく、一緒に買いに行くケースが増えているんだそうです。デザインや価格を自分で決められるので、一生つけることを考えれば、気に入ったものを選ぶのが良いのでしょう。

また、指輪をずっと左手薬指にはめると想定したとき、「家事がしやすい」「多少重いものを持っても支障がない」「仕事をする上で邪魔にならない」という太さを選んでください。幅が太く、存在感のあるデザインの指輪を選ぶ時は特に、日常生活のさまざまなシーンを想像してみることが大事です。

衣装選び

女性全員の憧れ……ウェディングドレス! 今はどんな体型でも、妊婦さんでも着られるよう、さまざまなデザインがありますが……やっぱり自分が理想とするドレスを着たいですよね。

人気が高い「Aライン」は派手になりすぎず、決して地味でもない、ちょうど良いシルエットを作ってくれます。どんな体型の人にも似合い、デザインも豊富。

キュッと締まったウエストを強調してくれる「プリンセスライン」は、まさにお姫様。ボリュームのあるスカート部分が特徴で、甘い可愛らしさを演出してくれます。

「マーメイドライン」は大人っぽい雰囲気を漂わせ、上品さと落ち着いた色気をかもし出します。背が高く、細身の女性には、特に似合うデザインです。

「エンパイアライン」は胸下で締める、クラシカルで優美なデザイン。小柄な人に向いていて、おなかを締め付けないため、マタニティドレスとしても着用できます。

また、バストの大きさによって、ビスチェタイプにするのか、袖があるタイプにするのかも決まってくるはず。ウィディングドレスというとビスチェタイプがほとんどと考える女性が多いかもしれませんが、英キャサリン妃が結婚式でレースの長袖ドレスを着用したことから、最近は袖のあるドレスも人気なんだそうです。

女性ならではの「準備」

もし結婚式までにダイエットをしたり、エステに通ったりするなら、計画的に体調管理をする必要があります。

たとえば、絶食を続けて無理に体重を落とす、なんてことをすれば、式当日に貧血を起こして倒れてしまうかもしれません。

また、式当日まで仕事がぎっちり詰まっていて、徹夜続き……であれば、肌荒れから化粧のノリが悪くなり、クマのできた顔で、せっかくの記念写真も台無しになるはず。

結婚式はそもそも、数ヵ月前から準備を始めるものなので、できれば仕事も調整したいところです。

⑤式当日までにすること

招待状は自分たちで作成する場合と会場側に印刷してもらう場合がありますが、招待客の返事をまとめて式・披露宴参加者の最終決定をするのは自分たちです。招待状を送る相手には、ただ封書を郵送するだけでなく、電話やメールなどで個別にお知らせをするのが礼儀ですし、式に招待しない周囲の人へも、それとなく結婚報告はしたほうが無難でしょう。

そして、披露宴での挨拶を親戚や上司などにお願いするとか、余興と二次会の幹事を親しい友人に頼んでおく、二人の出会いから結婚までのヒストリーを映像にまとめるなど、式場プランナーには頼めない部分を手配することも忘れずに。

さいごに

結婚式・披露宴を行うことで新郎新婦の人間性が露わになる、というのはよくある話です。自分たちが主役となり、人生で一番輝く日ではあるものの、それを支えてくれるたくさんの人がいることを覚えておきましょう。

式・披露宴を開催するために力を貸してくれる人たちに対しては、心を込めた対応をして、キチンと感謝の気持ちを述べることが大切です。

「こうして結婚を報告できるのは、みんなのおかげ」そんな思いを伝えられるような式・披露宴になれば、結婚後もたくさんの人から支えられ、素敵な家庭生活が送っていけるはずです。

 

Written by 沙木貴咲