“モテる”とは他人の愛する物にも興味を持てること

人に好かれるためにはその人が愛するものを愛すことが大事なのではないでしょうか。愛するものが共通点になることで話題が生まれたり、デートの口実になったり、なにより他の人より優位に立つことができるでしょう。共通点というのは時に心強くもあり、自信にもなる。孤独に光を灯し安心を与えることができる。そこに信頼と愛情が生まれる。高校3年の時にこの理論を発見し、気がつけば僕は手芸教室に通っていました、吉本ユータヌキです。

この理論が正解だったのかはわかりませんが後に手芸が大好きな女の子と付き合うことができました。後に別れてしまったのは恋の玉結びが甘かったのでしょう。

何が言いたいかといいますと、好きな人の好きなものに手を伸ばしてみるとモテるんじゃないかということです。

つまり、男性は『動物』を好きって言ってれば女性にモテる。世の中の女性の大半が動物好きでしょ? 特に人気なのはネコ。サブウェイ、スタバ、ネコ。この3強さえ抑えていれば間違いないと思っています。好きな動物はネコ、携帯のホーム画面はネコ、SNSのアイコンもネコ、ネコ画像はシェア必須、好きなお菓子はキットキャット、好きなピーパッパパラッポはスキャットマンjy……とにかく怒濤のネコ好きアピールをすればいいわけです。

さらに言えば、ネコ好きというのをアピールすることで『この人は心の優しい人かも』『二人の時は甘え上手なのかも』『でも少しミステリアスな一面があるのかも』と思わぬ好印象を与えることもできます。自分のことをどんな人かと考えさせることで相手の心に印象を残せますからね。普段から胸ポケットに鰹の削り節を入れておくと印象はもっと強くなるはずです。香りまで残せて一石二鳥。

ここまで完全に僕の持論であり、完璧に偏った極論ではあるのですが僕が調査したところ20代の独身女性の75%はネコ好きです。4名に聞いてみました。完全に友達の少なさが仇となってしまっていますが、僕はこの調査結果を信じてネコを飼っています。家でネコを飼っているという口実で女性を家に呼び込むことができます。これは最高です。ネコで女性をまネコう。あ、招けたことないですけどね。

と、ここまで問答無用で長所ばかり書いてきましたが、1つ注意があります。

それは『ウソをつかないこと』です。モテたい一心の形だけで偽るのはよくありません。相手にとって本当に大好きなものであれば偽りだと気づいた時、相手の心に大きな傷を与えることになりかねません。楽しい時間を共有するために興味を持って歩みよるということ、自分も本当に好きになるために一生懸命になることが大事なのです。

僕だって最初はネコがすごく苦手で触るのも恐れていました。昔は寄ってくるなり『しっしっ』と突き放すようなそぶりを見せていたのですが、さすがに中肉中背丸顔丸鼻ネクラ肩毛非モテ男子に選ぶ手段はありません。ガンジーばりの寛容な精神で受け入れるしかないのです。

好きな女性の前では、いかにもネコが好きなクール男子ですよ感を出すのです。クロネコヤマトもあまりのクールっぷりに驚きが隠せないぐらいにね(ある意味この例えが一番クール)。いかに”ネコをかぶれる”か。ってこと。

歩み寄ろうと思う気持ちを積み重ねていくと次第にネコに愛着も湧いていき、ネコの話をすると喜んでくれる顔を見るのがうれしくなってきたりと自分自身もネコ好きに変わることができました。

そしていつの間にか飼いネコを持つことになり、今に至ります。毎日毎日布団に入るとおなかの上に乗っかってくる愛ネコはすごく愛くるしいのです。女性がネコを好きな理由もなんだか少しわかった気がします。

そんな毎日を過ごしていると偽りでも、無理してるわけでもなく、どんな人とでも自然にネコ好きを共有できるようになりました。話は弾むし、ネコ好きの女性と仲良くなれる! なんだかモテている気がしてきます(病は気から)。

むしろ今では親ばかになり過ぎてクールなんて言葉は僕の辞書からなくなってしまいました。女性よりネコが好きになってしまったのではないかと思うぐらい。過剰な愛情は冷静さを欠き、ハリボテのクールを見失い”ネコをかぶれなく”なってしまったのですが今ではしっかりと”ネコでかぶれて”います。そう。僕、ネコアレルギーでした。

自分の好きな音楽をオススメして好きになってくれる人って自分と感覚が似ていると思いませんか? うれしくなると同時にその人が気になることはありませんか? 楽しい感情を共有したり、楽しい時間を共存できたりする人には心が開けてきて安心感を覚えることがあります。そうやって気になる女性との距離を縮めることができるのです。

“モテる”ためには他人の愛するものにも興味が”モテる”ということが大事なんじゃないかなと思います。

<著者プロフィール>
吉本ユータヌキ
唐揚げと長澤まさみをこよなく愛す1986年製のたぬき型人間。ブログ『さっきもUたやん』を中心に文章を書いたり、イラストを描いたり、背中を掻いたり。フリーカイターです。重度の虚言癖と盛り癖をわずらっていますので優しく見守ってあげてください。Twitterでは日常が垣間見え過ぎています→@gonnakill_uta

(吉本ユータヌキ)


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