ケンカはマンネリの特効薬!? 「リニューアルラブ」を繰り返すカップルたち

元サヤ。一度別れた男女が、復縁して元に戻ることですよね。
かなり昔、テレビ番組で「一般人カップルが番組内で相手を交換し合うカップルスワッピング」という番組がありました。わりと面白かったのですが、評判が悪くすぐ終了した記憶があります。相手に不満があって別れようと思っている二人が出演し、他のカップルで出演してきた人とトークをする。そこで気が合えば今までの恋人とは別れることになり、スワップ。そこからの元恋人の謝罪タイム。そんな流れでした。「スワップ」の言葉からわかるようにお下品な番組でしたが、盛り上がっていました。

元カレが怒りだしたり元カノが泣いたりして、結局はやっぱり元サヤ! でもさよなら! という変な流れで、だいたいは修羅場になり(出演者はヤンキー系が多かった)なんだかんだで元に戻って終了。とにかく異常なテンションで見ているほうは笑えましたが、カップルたちはその後どうなったのかな、と心配したものでした。ちなみに「元サヤ」という言葉はこの番組が発信元だとされています。

さんざん騒いで周りに迷惑かけちゃう人たち。黙って別れりゃいいのになーと当時は思いましたが、今になって気づきました。これはもしかしてタダのケンカなのでは?きっとイベントがないと盛り上がらない系なんでしょうね。

ここでの元サヤは今の意味の復縁とはちょっと違います。
復縁とは、何か月か冷却期間をおいてまた付き合いだすこと。しかし元サヤは元の場所に戻るのが、刀を鞘に戻すがごとく、速攻です。
当たり前ですが番組内での流れ 不満の告白→インタビュー→フリータイム→ジャッジ 
がものすごく速い。
それと同じように「元サヤ」自体もスピードが速いということです。

■「復縁」と「元サヤ」の違い

「復縁」は一般的に、冷却期間中に今までの自分を振り返って冷静になり、自分を見つめ直す時間を過ごしますが、元サヤの場合はあまり深く考えない気がします。復縁というより、気持ちを切り替えた「恋のリニューアル」のよう。

私の周りにも元サヤカップルが何組かいます。まあ彼らはケンカが多い。派手なケンカでもう別れるのかと思えば、またラブラブになっている。いつもお熱い状態です。異常と言えば異常で、平穏に続いているカップルの中で異彩を放っています。

番組の出演者カップルはみんな目立ちたがり屋という印象でしたが、最終的にはカップル交換は少なく、元サヤが圧倒的だったのです。
スワップを期待して来ているはずなのに(インタビューでは相手の不満ばかり)元に戻るとは……。
やはりこれはリニューアル目的だったのでしょう。

動物行動学では「イベント(ケンカや恐怖、驚き、不安定の負の感情)のときに盛り上がる」=排卵してしまう。と言われています。予想通り、これはひとつのイベントですね。マンネリを打破して盛り上がるためには何らかのイベントが必要、と本能的に知っているのです。

復縁とまた違う、別れて戻る時間が早いのがリニューアルラブ(元サヤ)。パフォーマンスの大きい、ただの大きなケンカ。
そう考えてみると、ケンカするほど仲がいいシステムは本当なんですね。
「長続きの秘訣は素早い仲直り」とも言います。とは言っても何度も何度もイベントはありませんし、自分たちで作るのも大変。

「なら簡単なケンカというイベントを作ろう」

確かにイベント後は盛り上がりますが。元に戻るのがわかっているなら、ケンカ以外でも長続きさせる方法を考えるほうがいいかもしれません。

■結論

元サヤは盛大なケンカであり、リニューアルであり、盛り上がるためのテク。騒いでいるのは二人だけなので周囲は温かく見守ってあげましょう。

もしあなたが当人なら、不穏な方法より別の長続きの方法を探す。派手にケンカができない距離にちょっと離れるとか。あらためていいところが見えてきて新鮮かもしれませんね。

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