5通目:過半数「公認不倫の当事者になるかも」と答える世界で愛をさけぶ(トイアンナ→ yuzuka)

こんにちは、トイアンナです。あなたは彼の許可を得てから浮気する「公認不倫」をどう思いますか? 数回にわたり人気恋愛コラムニストのyuzukaさんと議論してまいりましたが、意見は真っ二つ。公認不倫も愛のカタチと私は考えていますが、yuzukaさんは「公認で不倫するくらいなら、なぜ結婚し続ける必要があるのか」と厳しいお答えをくださりました。

 

yuzukaさんの前回記事はこちら
4通目:そもそもなんのための「結婚」なんでしょう(yuzuka→トイアンナ)

世間体と法律とポリアモリーと

複数の相手を愛せる方を「ポリアモリー」と呼びます。同時に多くの人を愛するなら、1対1の結婚に不向きかもしれません。けれど実際には「世間から未婚を批判されるのに疲れた」「法律上、最低一人はパートナーを守りたかった」などの理由で一人とは結婚する方も少なくありません。

実際、日本は事実婚に厳しい社会です。相手が病気で面会謝絶になっても「家族以外お断り」とシャットアウトされ、相続でも不利となり、所得税の配偶者控除も受けられません。合理的な理由から、婚姻を最低一人と結ぶポリアモリーはいます。

さらに結婚してから「私、夫も彼も愛してる」と後追いで気づくポリアモリーもいます。生まれながらに自分の愛する志向を熟知しているとは限られません。何なら、異性と結婚してからゲイだと気づく人すらいます。

未来はわからない、けれど今の愛を信じたいから結婚する

恋学のアンケートでも半数以上が「公認不倫」の当事者になることは「あり得る」または「あり得ない、とは言い切れない」と答えています。

私たちは人生でどれだけの人を愛せるかわからないけれど「ひとまず結婚」してるんじゃないでしょうか。別のアンケートでも半数以上が「結婚後、一人の男性を愛し続ける自信がない」と答えています。

私にはこれが、とても誠実な回答に見えました。少なくとも私は人生で80年間、一人の男性を愛した実績がありません。実績がないので、未来について断言できない。けれど、できればあなたをずっと愛したい。そんな風に信じたいから、結婚したくなるんだと思っています。理想主義的なものの見方ですね、これは。

さて、ここでいったん不倫の議論を閉会いたしましょう。yuzukaさんと私、どちらのスタンスもアリだと思います。ご覧いただいたみなさまは、どちらに賛同しても、しなくてもかまいません。ただ「いろいろ選択肢があるなあ」と思っていただくお手伝いができれば幸いです。

 

次回からは「風俗で働くこと」について、yuzukaさんとの文通が始まります。どうやらまた燃えそうな、予感……(笑)

 

Written by トイアンナ&yuzuka

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