デートや商談に遅刻! 「相手の想い」を想像してオトナな対応をするコツ

 最近は、携帯やメールが普及したので、昔のように連絡が取れずに約束に遅れるということは減ったかもしれません。しかし、多忙なビジネスマンの皆さんは、デートに遅刻してしまうこともあるでしょう。そういった場合の大人の対処方法について考えてみたいと思います。

 まず最初に必要なことは潔く謝ること。言い訳することから始めるとこじれる原因になります。あなたの中に「どうしようもない理由があった」「自分に否はない」と思うことがあってもまず謝りましょう。

 なぜなら、あなたを待っている間、相手は「事故にあったのかも」と心配してくれていたのかもしれません。またあまり待たせてしまうと「私のことが大切じゃないから後回しになるんだ」いう誤解につながってしまいます。

 「『怒り』とは、『自分が傷つけられたこと』への表現である」と聞いたことがあります。ですから、あなたが遅れた理由がどんなものであっても「相手を傷つけてしまった」という前提の元に対応すれば、相手の気持ちも落ち着くというものです。

 また「心配させて本当にごめん」と謝る人には、「君が遅れたら俺は心配する。俺が遅れたからきっと君は心配してくれていたんだよね」という前提があります。「私が遅刻したときも同じようにこの人は心配してくれるんだろう」と思わせることにつながります。遠まわしではありますが、彼女への愛情が感じられますよね。もちろん、実際に彼女が遅刻した場合も、相手を責めるのではなく、「心配したよ」という一言を忘れずに。

 謝った後は遅刻の理由を述べます。そしておいしいものをご馳走したり、プチプレゼントをしてあげたりして、彼女の機嫌を回復し、楽しいデートを満喫しましょう。

 遅刻に限らず「相手が許す理由を作る」というのは、相手の顔を立てる大人のマナーでもあるのです。

■ビジネスマンと過ごす時間は「経費」である

 さて、「大切な約束に遅れた!」。これってビジネスシーンでも起こりますよね。ただ、恋愛とビジネスでは、時間の概念が大きく異なるのです。

 恋愛の場合は、基本的に恋人と過ごす時間自体に価値があります。つまり利益です。ですから、あなたが一緒に過ごせなかった時間量は、時間帯をずらしても「提供することに価値」があります。

 しかし、ビジネスの場合はどうでしょうか。「時間帯をずらす」ことができるとは限りません。そして忘れてはいけない重要なことは、(多くのビジネスマンの場合は)あなたが相手と過ごす時間そのものが商品価値ではありません。

 提供する情報の質や量に価値があり、お客様は商品を購入するための必要経費として、自分の時間を使っているのです。ですから日ごろから、「お客様と会う=お客様から時間を奪っている」という意識を持ち、浪費と感じさせないような時間を提供する必要があります。

■遅刻から推し量られるあなたのビジネススキル

 また、遅刻をしてしまった際に注意しなければいけないのは、そこから、次の能力を推し量られてしまうことです。

・リスク予測能力(遅刻をすることが予想し連絡できたか)
・リスク回避能力(遅刻しないように先回りして対応できたか)
・臨機応変対応力(突発する変化に対応できたか)

 たとえば、お客様の関心事のひとつとして納期があります。営業マンが「納期を守ってくれるか」「納期が遅れそうな場合にそれを予想し早めに連絡をくれるか」「トラブルに柔軟に対応できるか」などなど。遅刻をする営業マンはこれらに対する信頼を失いやすいのです。

 ですから、遅刻したときにあなたが行うべきことは、お客様に芽生える不安を払拭してあげることです。いつも以上に情報の質や量を高める注意し、面会後もいつも以上に丁寧なフォローを心がけましょう。「相手の不安を払拭する」。これは恋愛もビジネスも同じですね!

【営業のノウハウガイド:西野 浩輝】


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