ただの好きでは済まない? セックス依存症って病気なの?

「セックスが大好きであの快感が忘れられない……。」
なんて思う方は男性でも女性でも多くいると思います。
好きな人とのセックスや体の相性が合う者同士のセックスは、快感だけでなく心も満たしてくれますが、実は自覚がないまま依存症になっていることがあるのです。
セックス依存症になっていた場合、ひどい時は治療が必要になってきますが、セックス依存症とはどのような状態のことをいうのでしょうか。
ただの好きでは済まない? セックス依存症って病気なの?

セックス依存症とは

性的興奮を抑えることができず、また実際のセックスだけでは満足することもできなくなり自慰行為や覗き、盗撮や露出など過激な性興奮を求めるようになっていき、特定の相手とのセックスで満足できなくなってくると複数と肉体関係を持ったり、むりやり体の関係を強要するようになったりします。
徐々に依存性が高くなってくると、性的な興奮や刺激に溺れていき、自分でも性的な欲求を抑えることができなくなっていきます。
特定のパートナーとのセックス回数が頻繁であっても、この場合は依存症には該当しませんが、特定のパートナーがいるにも関わらず誰でもいいからセックスがしたいという場合は依存症であると言えるでしょう。
セックス依存症は別名「性嗜好障害」や「性依存症」と呼ばれており、女性よりも男性の方が3倍以上多くなっています。
これは、実際にセックス依存症と診断された数であり、実際にはもっと多くの依存症患者がいるのではないかといわれています。
やはり、セックス依存症と知られてしまう恥ずかしさから我慢している人が多いようですが、原因を突き止めなければいつまでも苦しいままになってしまうので、正しい治療をする必要があります。
ただの好きでは済まない? セックス依存症って病気なの?

何が原因になるの?

セックス依存症になった場合、原因の多くは愛情不足だと言われています。
幼い頃に親から十分な愛情を注がれず虐待されて育ったり、自分を認めてもらう機会が少なかったりすることが原因になってしまうようです。
他にも、強いストレスや過去の恋愛へのトラウマ、性ホルモンの異常分泌や虚無感なども原因になることがあります。
セックス依存症と聞くと、セックスが大好きでやめられなくなったかのような印象を抱く方もいるかもしれませんが、本当は精神的な部分が大きく関係しているため、きちんとした治療をして根本から改善してしかなければ、人間関係の破たんや病気、感染症など体を傷つけることにも繋がっていきます。
ただの好きでは済まない? セックス依存症って病気なの?

どんな治療法があるの?

セックス依存症には、セックスなど性に関係した過激なことがやめられなくなったり、仕事や家庭、家族のことなど他に余裕がなくなったり、快感を得た後の虚無感に耐えられず繰り返すなど様々な症状がありますが、これらの症状や今までの経緯などを知るためにカウンセリングが必要となります。
依存症専門外来などの専門医でカウンセリングを受けてから、治療方法が決まっていきます。
自分で自分がコントロールできなくなってしまうほど症状が酷い状態の時には、入院して改善させていきますが、ほとんどがカウンセリングや投薬によって回復に向かっていきます。

「自分には価値がない」
「誰も愛してくれない」
「誰にも頼れない」
「セックスしか自分にはない」

このような考え方から徐々に考え方を、

「自分には価値がある」
「誰かが私を愛してくれる」
「望めば頼らせてくれる」
「セックスは愛情表現や欲求の1つにすぎない」

と改めていくことで、何かに依存しすぎてしまう思考を正していくことができます。
簡単そうに感じるかもしれませんが、年単位で時間がかかることと途中で挫折しそうになることもあります。
ただの好きでは済まない? セックス依存症って病気なの?

おわりに

でも、本当の自分に戻るためには必要な時間であると思いながら、ゆっくりと向き合っていくことでセックス依存症を克服することができるでしょう。

 

Written by 早紀