こんなにもある! クレンジングの種類
クレンジングの種類は大きく「オイル」「リキッド」「ジェル」「クリーム」「ミルク」の5つに分けることができます。それぞれの特長とどんな方におすすめなのか詳しく紹介していきます。
オイル
クレンジングの中で1番メイクをスッキリ落とすことができるのがオイルタイプです。ほかのクレンジングでは落ちにくい、しっかりメイクでもスルンと落とすことができます。洗い流した後もヌルッとしたりせず、スッキリとした洗い心地なので人気があります。
ただし、メイクの落ちがよいということは、それだけ成分の中に界面活性剤が含まれているということでもあるので、肌にかかる負担も他のクレンジングに比べて高くなります。
リキッド
クレンジングオイルに次いで洗浄力が高いのがリキッドタイプです。オイルよりもサラリとした使い心地でありながら、メイクをしっかりと落としてくれます。
リキッドタイプのクレンジングの方が、オイルタイプよりも肌に優しいと思っている方も少なくないかと思いますが、実はオイルと同じほどの界面活性剤が配合されているものが多くありますので、肌への負担は結構かかると覚えておきましょう。
ジェル
クレンジングジェルには油性タイプ・水性タイプ(オイルイン)・水性タイプ(オイルフリー)の3種類があり、ひとまとめにクレンジングジェルといえないほど特徴が異なります。
・油性タイプ
オイルをジェル状にしたクレンジングで、濃いマスカラやリキッドファンデーションであっても油性タイプのジェルであれば落とすことができます。
・水性タイプ(オイルイン)
油分を加えた水性タイプのジェルです。一般に多く出回っているタイプのクレンジングジェルになります。
・水性タイプ(オイルフリー)
油分が配合されていない水性タイプのクレンジングです。マツエクを痛めることなくメイクを落としていくことができるので、マツエクをしている人に人気があります。
クリーム
クリーム状のクレンジングです。油分が多く重めのテクスチャーなので、マッサージをしつつクレンジングを行うというのも可能になります。クレンジングにもよりますが、洗い上がりは少しヌルッとする感じに仕上がるので好みは分かれるところです。とはいえ、肌を乾燥から守るので乾燥肌の人に人気のタイプのクレンジングです。
ミルク
クレンジングの中でも界面活性剤の量が少なく、1番肌への負担が軽いクレンジングになります。ただし肌への負担が軽い分、メイクのクレンジング力は低めとなります。そのため、ウォータープルーフのマスカラやアイライナー、リキッドファンデーションなどのメイクはクレンジングミルクではなかなか落とせません。
人気のクレンジングはこのタイプ
クレンジングのタイプを5つご紹介しましたが、その中でも肌質別に人気のクレンジングをご紹介していきたいと思います。
オイリー肌
皮脂の分泌が盛んなオイリー肌の人は、洗浄力の高いクレンジングを使っても、肌がつっぱらないという人が少なくありません。そのため、オイリー肌の方に人気なのは、メイクとともに肌の皮脂をしっかりと落としてくれるオイルタイプやリキッドタイプのクレンジングです。
乾燥肌
オイルタイプなど洗浄力の高いクレンジング剤を使用すると、肌の潤いが根こそぎ奪われてしまう乾燥肌。そんな乾燥肌の人に人気なのはクリームタイプもしくはミルクタイプのクレンジングです。クレンジング後の肌もしっとりと仕上がるのがこのタイプのクレンジングになります。
混合肌
オイリー肌と乾燥肌が混ざっている混合肌の人にとって、クレンジング選びは簡単ではありません。しかし、どちらかというと乾燥の悩みが深刻という人はミルクタイプやクリームタイプのクレンジングを選び、Tゾーンなどのベタつきが気になるという人はオイルタイプやジェルタイプなどを選ぶ傾向にあるようです。
肌におすすめなのはクリームタイプのクレンジング
肌質別に人気のクレンジングは異なりますが、どのタイプの肌の人にも共通しておすすめするのはクリームタイプのクレンジングです。おすすめする4つの理由をお知らせしましょう!
・界面活性剤があまり入ってなくて肌に優しい
・比較的、メイクをしっかり落としてくれる
・肌に必要な潤いを残したままメイクを落とせる
・クレンジング時に摩擦が起きにくい
オイルタイプのクレンジングだとメイクはよく落ちますが、肌への負担が大きくなります。またミルクタイプのクレンジングだと肌への負担は軽いのですが、メイクを落とす力が弱いため、しっかりとメイクをしている人にはおすすめできません。
その点、クリームタイプのクレンジングは肌に必要な潤いを残しつつ、メイクをしっかり落としてくれるのでおすすめです。またクリームがクッション代わりになりますので、クレンジング時に肌をこすってしまうというリスクを減らすこともできますよ。
もし、ウォータープルーフのマスカラなどを使用している場合は、ポイントメイク用のリムーバーを使ってまずは落としたのち、クリームタイプのクレンジングで全体のメイクを落としていくとメイクの洗い残しを防ぐことができますよ。
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