断捨離ブームも伴い、片付け術について多くの情報を得られるようになりました。大掃除や引越しの際に片付け術を確認する人もたくさんいると思います。ただ、片付けはその前後の行いも大切です。この記事では、片付けを実行する前後に意識したいポイントをご紹介します。
まとまった時間を確保する
片付けにかける時間は人それぞれですし、「1日5分だけのやり方」「毎日のちょっとした時間だけで片付ける」などの情報もあります。ただ、日々のちょっとした時間を利用するやり方は、あくまで狭い範囲でしか行えません。
「今日は片付けるぞ!」と気合いを入れてやりたいときは、まとまった時間を確保してください。できれば丸一日です。宅配便や仕事の予定が入らないようにするとなお良しです。
まとまった時間があると「まだ時間があるし……」と気が緩むときがありますので、タイマーを利用して時間を区切るようにしましょう。「捨てようか迷った雑誌を読みふけって、気づけば2時間経っていた」という事態を防げます。
片付けるスペースを空ける
片付けるときは、だしたものを広げたり整理したりするスペースが必要です。広げられる場所がないと片付けの効率も悪くなってしまいますから、いろんなモノを並べられるだけのスペースを確保してください。
スペースがぜんぜんない! という状態なら、まずスペースを空けるための片付けが必要です。いらないモノを処分するか、一時的にベランダに出す、どこかに預けるなどをするといいですよ。
片付け後のキレイな状態を写真に納める
片付けが終わったあとは、部屋がとてもスッキリしています。その状態を写真に撮っておきましょう。何がどこに置いてあるか、机はどういう状態かなど、細かくわかるように何枚も撮っておくといいですよ。
一時的に部屋が片付いていたとしても、気づけばまた部屋が乱れていることはよくあることです。キープするには、「片付いた状態がどういう状態か」を常に意識しておく必要があります。
写真があれば、視覚的に「片付いた状態」を確認できます。ときどき写真をみて、現状と見比べてみてください。どこをどう片付けるべきかわかると思いますよ。あとは、写真を見ながら元通りにするだけです。
定期的に人を呼ぶ
人を呼ぶときは部屋を片付けると思います。それならば、定期的に人を呼ぶようにすればいいのです。その習慣をつければ、部屋が散らかっていくこともなくなるようになります。
呼ぶ人がいない、呼ぶ時間がないという方は、せめて宅配便の人や回覧板などが回ってきたときに、「玄関から見られても大丈夫」な部屋にしておきましょう。来客時にドアを閉じて部屋を隠す習慣をなくせば、見えるところだけでも片付けるようになると思います。
片付けた後の気持ちよさを得よう!
すっきりと片付き、何がどこにあるかわかる部屋は生活するうえでとても便利です。床に置いたままだったものを踏んで壊したり、モノがなくなって買い直したりすることもなくなります。
今まで誰かを家に呼ぶ習慣のなかった人が、部屋を片付けてから自然と呼ぶようになり、友達や恋人ができるようになったという人もいます。片付けをする気になったら、気が変わらないうちにやってしまいましょう。
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