【12星座】あなたの星座神話 秘められた物語とは

夜空に輝く星座には、ギリシャ神話が深く関連しています。ここでは12星座に秘められた、ロマンティックな物語を紹介していきます。

さて、あなたの星座にはどのような神話が関連しているのでしょうか。知れば星座に愛着がわくこと間違いなしです。

最初に牡羊座から蟹座

■牡羊座

古代ギリシャで、2人の子供が生贄にされ今にも殺されそうになった時です。ヘルメースという神が黄金の毛皮の牡羊をつかわし、2人を助け天高く飛び上げさせました。この牡羊が牡羊座となりました。

 

■牡牛座

神々の王ゼウスは、浜辺で遊ぶ女たちの中でもひときわ美しい乙女に一目惚れしました。エウロペ―という娘です。ゼウスはこっそり白い牡牛に変身すると、エウロペ―に近づき背に乗せ誘拐しました。これが牡牛座にまつわる神話です。

 

■双子座

神々の王ゼウスは、白鳥に化けて鷹に襲われたようにみせかけ、女神レーダーのふところに逃げ込みました。レーダーは2つの卵を生み、そこから双子の兄弟が生まれたのです。これが双子座の神話です。
最初に牡羊座から蟹座

■蟹座

女神ヘーラーは、神々の戦いを鎮めるため大蟹カルキノスを送り込みますが、カルキノスは簡単に踏みつぶされてしまいます。ヘーラーの哀れみにより、カルキノスは天に運ばれ蟹座となりました。

次は、獅子座から蠍座

■獅子座

神ヘラクレスは、素手で獅子と戦い勝利しました。そして獅子の皮をさき身にまとい、切り落とした頭を兜としてかぶりました。女神ヘーラーは、獅子を哀れみ獅子座としました。

 

■乙女座

乙女座には由来する神話がありません。ただ、星座の形から見ると、右手には「エルアの葉」と呼ばれるナツメヤシの葉、左手には「麦穂」を持っています。「麦穂」は大地の恵みを表しているので、大地の女神デーメーテールがモデルとなったと考えられます。

 

■天秤座

古来より自然を破壊し争いを起こす人間に、神々は嫌気が差し天界へ帰っていきましたが、最後まで人間を信じようとした神がアストライアーでした。この女神の持っていた天秤が星座となったようです。

 

■蠍座

オリオンという巨人の息子の思い上がりに、神々は怒り、1匹のさそりを送りこみます。さそりに刺されてオリオンは死んでしまいました。この手柄により、さそりは星座となり天に上げられたのです。
次は、獅子座から蠍座

最後に、射手座から魚座

■射手座

神ケイローンは、神ゼウスに頼んで「不死の力」を他の神に譲り、死を選びました。その死を惜しんだゼウスはケイローンの姿を星にかたどり、射手座にしました。射手座の持っている弓矢は、ケイローンを死に追いやった矢です。
最後に、射手座から魚座

■山羊座

オリュンポスの神々の戦いにおいて、神アイギバーンがホラガイを吹き鳴らしました。それはものすごい轟音となり、敵はパニックを起こして逃げ出しました。神ゼウスはその功績をたたえ、アイギバーンを山羊座として天に上げたのです。

 

■水瓶座

水瓶座は、神々の食卓で美酒を注ぐ美しい牧童ガニュメデスの姿だと言われています。神ゼウスはガニュメデスを連れ去り、少年のまま不老不死にしました。しかし、ガニュメデスの両親は息子がいなくなったのを悲しみました。ゼウスは両親がいつも息子を思い浮かべられるようにと、星座にしたのです。

 

■魚座

魚座は、古代メソポタミア文明に由来する星座とされています。神々が川で宴会を開いていました。このとき敵が現れて、神々はナイル川に飛び込みました。神アプロディーテとその子エロースも飛び込み、離れ離れにならないよう、お互いを紐で結びました。この姿が星座になったのです。

Written by 紅 たき

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