心に聞けば本当のストレスの原因が分かる
ストレスフリーな生活を送るためには、ストレスの原因に気付いて取り除く必要があります。そこで、まずは自分が何に対してストレスを感じているかを自覚するところから始めましょう。
とは言え、ストレスの原因が自覚しやすいことならすぐ気付けるのですが、中には自覚しにくい原因もあります。例えば、
・上司のエラそうな態度に腹が立つ
・友達が負のオーラをまき散らしてきてウンザリする
・一人になる時間をとれなくて趣味に時間を割けない
などは、割と自覚しやすい原因ですね。
では、自覚しにくい原因とはどんなことでしょうか?
自分でも気付かない本心がある
実は、自分でも気付いていない『自分の本心』にストレスの原因が隠れていることもあります。
例えば、「友達がノロケばかりでムカつく」と思っている場合、本当は「彼氏と仲良くて羨ましい」と思っている自分に気付いていない人は多いのではないでしょうか。
または、「彼氏がちゃんとしたデートをしてくれなくてムカつく」と思う彼氏に対して、本心では「好きって言ってほしい」と思っていることもあるでしょう。
前者のように『ノロケばかりでムカつく』ことを原因だと考えている人は、そのストレス解消法は『ムカつく友達と距離を置く』ことだと考えます。でも、自分の本心に気付かないまま友達と距離を置いても、別の友達が先ほどの友達と同じように『嬉しいこと』を報告してくる日が続いたら、きっとまた同じようにストレスを感じますよね。
後者の場合も同じで、『ちゃんとしたデートをしてくれない』ことを原因だと考えている限りは、本当の『好きって言ってほしい』という願望には行き着きません。すると、今度はまた違うことに対してストレスを感じ始めます。
このように、たとえ一時的にストレスから解放されたとしても、ストレスの本当の原因を取り除かない限りは本当の意味でのストレスフリーにはなれません。
日ごろから『他人への不満』が多い人は、私の本当の望みは何だろう? と自分の本心を探ってみてくださいね。
ストレスフリーには『忘れる』ことも大事
ストレスフリーな生活を送るにはストレスの原因を排除することも大事ですが、ストレスを忘れることも同じくらい大事です。
以前に『彼氏に「もう冷めた」と思われるケンカとは? 6秒ルールで防止しよう』でもお話しましたが、人は6秒あれば怒りを鎮められると言われています。そこで、何かにイライラしたときは6秒以上の時間をかけて他のことを考えてみてください。
また、誰かに対して「どうして〇〇してくれないの」と思ってしまうことが多い人は、他人に対して少し期待しすぎているかもしれません。
自分の出来ることを他の人も同じように出来るとは限りませんし、自分の気付くことを他の人も同じように気付くとは限りません。自分の中で「普通はこう」と思い込んでいる部分を一旦リセットして、「この人の普通はこうなんだな」とインプットし直すことで腹が立たなくなる可能性は高いですよ。
おわりに
手軽にストレスフリーな生活を送りたければ、ひとりぼっちになることが一番の近道でしょう。でも、人は一人じゃ生きていけませんよね?
それに、自分に素直になれない人は他人の本心にも気付いてあげられません。
ストレスフリーな生活を送るためにも、まずは素直に自分と向き合ってみてくださいね。
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