抜け感メイクの基本は「引き算」が大切
抜け感のあるメイクは「しっかり」「濃いめ」「派手」なメイクとは正反対の存在です。抜け感を演出したいときには、いつものメイクから濃さや派手さを取り除くこと、つまり「引き算」することが欠かせません!
ただし、やみくもに引き算しすぎると、薄すぎるすっぴん風メイクになりかねないため、ポイントを絞ってうまく引き算してくださいね。
◆発色のいいアイシャドウを使っている人は、アイメイクからカラーを「引き算」
◆パール入りの存在感のあるリップを使っている人は、唇から派手なパールを「引き算」
◆マスカラをダブル使いしたり、つけまつげを使ったりと、長くてふさふさのまつげが好きな人は、派手なまつげを「引き算」
◆ハイライトやシェーディングをたっぷりのせている人は、過度な顔の凹凸を「引き算」
こんな風に、いつものメイクを見直して、当たり前になっている習慣を一度やめてみることが、抜け感メイクのポイントです!
抜け感メイクは、ノーマスカラでもOK!
ぱっちりと大きな目を手に入れたいときには、つけまつげやマスカラをたっぷり重ねる人も多いのではないでしょうか。印象的な目元を演出するためには、まつげの長さや密度、濃さにこだわりたくなりますよね。
しかし、バサバサのまつげを強調した濃いアイメイクは、ゴージャスすぎるメイクになりかねません。抜け感とは正反対のイメージになってしまうので、気をつけてください。
抜け感を演出したいときには、極端に言えば、あえてノーマスカラでもOKです。その分、アイシャドウやアイライナーを上手に使って、目もとをさりげなく強調しましょう。
また、ノーマスカラのときでもビューラーはしっかり使ってカールを作り、自まつげを根元から持ち上げておくのがポイントです。
ホットビューラーを使って、カールをしっかりキープさせておくと、ノーマスカラでもまつげの存在感を演出でき、印象がアップするので試してくださいね。
眉毛はふんわり、太めに、薄めに
抜け感のあるメイクでトレンド感を演出したいなら、印象を大きく変える、眉毛にも注目しましょう。抜け感メイクにおいて「細すぎ、濃すぎ」な眉毛はNGです。
どちらも、どこかあか抜けない印象のメイクにありがちなポイントなんです。悪い言い方をすれば、古い、野暮ったいメイクという印象を与えてしまいかねません。
眉毛は、薄づきのパウダーを使いながら、ふんわりと太めに描くのがポイントです。細い眉毛は、今のトレンドメイクとは離れた印象になってしまいますが、だからと言って、太く濃い眉毛も逆効果。
あくまで、自分の眉毛の形や色味、濃さを活かしながら、ナチュラルに見せることがポイントです。
また、途中でかくんと折れ曲がるような山型眉毛は、眉頭と眉尻が平行になるように直してみましょう。角度や形が特徴的すぎず、メイクのバランスに調和する、自然な雰囲気に仕上げることが、抜け感を演出する鍵なんです。
メイクブラシを上手に使って抜け感を演出
ベースメイクも、濃すぎると抜け感とはほど遠い仕上がりになってしまいます。うまく抜け感を演出するためには、メイクブラシを上手に活用しましょう。
メイクブラシは、フェイスパウダーやチークパウダーをすくって、お肌にのせるために使う人が多いのではないでしょうか?
のせるためだけでなく、ベースメイク完了後、パウダーを払うために使うこともおすすめです。
ベースメイクを終わらせたあと、何もつけない状態のメイクブラシを、顔全体に軽く滑らせることで、お肌にのったままの余分なフェイスパウダーを取り除くことができます。
ベースメイクに抜け感を演出したいときは、最後の仕上げとしてメイクブラシを滑らせる習慣をつけましょう。
抜け感メイクは、ポイントを押さえて実現できる!
抜け感のあるメイクと聞いて「どんなもの?」「難しそう」「できるか自信がない」とイメージしてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし本当は、難しいテクニックが必要なメイクではなく、コツを掴めば簡単に実現できるんです。
「足し算」よりも「引き算」を意識しながら、自分に似合う抜け感メイクを研究してくださいね。
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