ドタキャンとは?
「ドタキャン」ってよく聞く言葉ですよね。「ドタキャン」の意味は、「土壇場(直前)にキャンセル」することです。
ちなみにドタキャンの土壇場とは、昔は首切りする処刑場を意味していました。
友達と出かける約束をしていたのに当日の朝にいきなりキャンセルの電話をいれる、ひどいときは、待ち合わせの時間になっても現れず連絡を入れたところでドタキャンが判明するなど、ドタキャンには色々なパターンがあります。
ドタキャンをする人がよく使う言い訳6つ
ドタキャンをする人は、決して悪気があってドタキャンをする訳ではないと言い訳します。
はなからドタキャンをするつもりで、わざわざデートの約束をする女性なんていないでしょう。
「本当にごめん、やむをえない理由がある」と彼ら、彼女らは言い訳をするので、ドタキャンをされた側もあまり強く責めることができません。
みなさんも経験がおありかと思います。
ではどんな言い訳をするのか、よく使う6つの言い訳をご紹介します。
ドタキャンをする人がよく使う言い訳1:急に仕事が入って
「クレーム対応で今すぐ外出しなければいけなくなった」、「体調不良で欠勤している同僚の代わりを務めなければいけなくなった」など、仕事をドタキャンの理由にする場合があります。
できるだけ仕事を優先させなければならないことは、社会人なら当たり前のようにやっていることなので、約束したお互いが社会人であれば、かなり使いやすい言い訳です。
ドタキャンをする人がよく使う言い訳2:体調が悪くて
「急に熱が出てしまって」や、「出かける寸前に気分が悪くなってしまって」などの、体調を言い訳にすることもよくあります。
おそらくもっとも多いドタキャンの言い訳でしょう。
急に体の調子が悪くなってしまうことは、誰にでもあることです。
急に体調が悪くなるため、前もって連絡しなくてもあまり責められない言い訳でもあります。
当日のドタキャンや本当に直前のドタキャンの場合に、よく使われます。
ドタキャンをする人がよく使う言い訳3:実家に帰らなきゃいけなくなった
実家から離れて暮らしていた場合に使われるのが、「突然実家から呼ばれて……」や、「実家で用ができて帰らないといけなくなった」などの言い訳です。
よほど親密な間柄でなければ、実家の場所や家族構成、ペットの有無までは分からないので、適当に言っても信用してもらいやすいのが特徴です。
また、ドタキャンをしているにも関わらずどこかでバッタリ会った時にも言い訳がしやすいという特徴もあります。
ドタキャンをする人がよく使う言い訳4:身内に不幸があった
有無を言わせずどんな予定でも一発でドタキャンができる言い訳、それが「身内に不幸がありまして」です。
旅行やイベントなど、数日間に及ぶ予定でも一気にドタキャンできる最強の言い訳です。
たとえ旅行に出かける直前であろうと、この言い訳をされてしまったら強く「どうして来ないの」とは言えませんよね。
そういう意味で、本当に最強の言い訳です。
ドタキャンをする人がよく使う言い訳5:お財布がない!
待ち合わせの直前にいきなりドタキャンをされるときに使われることがある、最後の手段ともいえる言い訳です。
免許証やSuicaなどの電子マネーカードも一緒に無くしてしまったと言われれば、暫くの間は「再発行の手続き関係で忙しい」という言い訳で約束をキャンセルされるのも仕方ないでしょう。
大切な物を失くした、となれば直前のドタキャンも仕方ないと思わせる言い訳です。
ドタキャンをする人がよく使う言い訳6:業者の都合で工事が今日になった
一人暮らしをしている人なら、あるあるの言い訳です。
ただ、たいていの工事はあらかじめ事前に告知されているはずなのに、「突然業者の都合で今日になってしまった」というように、あくまでも自分のせいではないと言い訳してきます。
他人が理由のドタキャンなら、相手も文句が言いにくいので使われることがあります。
ドタキャンをする人の特徴6つ
ドタキャンをする人は、一度だけでなく何度も繰り返す傾向があります。
ただ、ドタキャンをよくする人も最初からドタキャンするつもりであることはほとんどありません。
それなのにどうしてドタキャンをしてしまうのでしょう。
ドタキャンをよくする人に共通する特徴を6つほど紹介します。
ドタキャンをされたら、相手がこの特徴にあてはまるかチェックしてみてください。
ドタキャンをする人の特徴1:面倒くさがりで基本的に気分屋
基本的に面倒くさがりでよく人に物事を頼んで自分ではやらなかったり、気分によってコロコロ言動が変わってしまう人がドタキャンをしやすいでしょう。
こういう人は相手にどう思われるかより、自分の気分が第一です。
「面倒くさいな~」という気分になってしまったら、もうどこにも出かけたくなくなってしまいます。
理由を考えるのも面倒くさくなって、すごく適当な言い訳をしたりします。
ドタキャンをする人の特徴2:相手より自分の気持ちが最優先
「雨が降ってる。外に出たくないな~ドタキャンをしよう!」というように、相手の気持ちや都合など一切考えず、自分の気持ちを最優先に行動する人がいます。
たいていの人は、待ち合わせをしていたら相手が待っているのだから、と待ち合わせ時間を守ろうとします。
でもこのタイプの人は、相手の都合より自分が最優先なので遅刻も普通にするし、ドタキャンもしてしまうのです。
ドタキャンをする人の特徴3:社交辞令で約束する傾向がある
誘われたら基本的に断らず、社交辞令のつもりで気軽に「うん、行く行く~」という人もドタキャンをしやすいです。
適当にその場のノリで約束をしているだけなので、約束したこと自体を忘れてしまっている人がいます。
約束したことは覚えているけど、本当は行きたくなかったとドタキャンをしてしまう人も。
どちらも人との約束を軽く考え、社交辞令感覚で約束をしています。
ドタキャンをする人の特徴4:後先はあまり考えない楽天家
普通はドタキャンをしたら相手に迷惑をかけるとか、待たせてしまっていると考えてドタキャンをし辛いものですよね。
しかし楽天家であまり後先を考えない人は「なんとかなるよね~」とドタキャンをしがち。
楽天的な人との話は楽しいですが、後先を考えない楽天家は痛い目にあうまで、その態度を改めなかったりします。
ドタキャンをする人の特徴5:行きたくない症候群が発症する
約束をしたときは本当に楽しみにしているのに、待ち合わせの直前になると途端に「行きたくない」となってしまって、結果的にドタキャンを繰り返す人もいます。
よく、「遠足は準備している時も楽しい」と言います。
行きたくない症候群の人は、「遠足は準備をしている時が一番楽しい」人。
いざ出かけるとなると、とたんに行きたくなくなってきます。
ドタキャンをする人の特徴6:分かりやすい嘘をつく
嘘だとバレバレの分かりやすい嘘をつく人は、あまり深く物事を考えていないのでドタキャンをしたときも適当な嘘をついてバレバレだったりします。
バレないように嘘をつく、ということすら面倒くさいと考えているのでしょう。
バレることを考えず、適当にでっちあげた嘘をついてしまいます。
ただ本人は、そんなに分かりやすい嘘をついている自覚はありません。
ドタキャンをされたときの対応方法3つ
ドタキャンをされたとき、きっと、間違いなく腹が立つと思います。
ですがそこをグッと押さえて対応をすることで、あなたの印象を良くできます。
出かける直前にドタキャンをされたり、さんざん待たされた後にドタキャンをされて怒るのは当然です。
でも、グッとそれを飲み込んで、まずは相手に対して冷静に対応するように心がけましょう。
ドタキャンをされたときの対応方法1:残念な気持ちを伝える
「すごく楽しみにしてたんだけど……残念だね」、「ずっと待ってたんだけど。仕方ないね」というように、ドタキャンをしてきた相手に対して素直に残念な気持ちを伝えます。
ドタキャンをしたのに責めずに理解を示され、相手が楽しみにしていたことや、残念だと思っていることが伝わればたいていの人は良心が痛みます。
わかりやすく相手を責めなくても、相手に罪悪感を覚えさせることができるでしょう。
ドタキャンをされたときの対応方法2:他の用事ができたと伝える
もっともスマートな対応は、ドタキャンをしてきた相手に対して「あっそうなんだ。良かった~実はわたしも他に用事が入って、どうしようかと思ってたの」と伝えること。
この対応をすることの利点は、相手があなたにも用事ができたことを知ってドタキャンをしたことをあまり負い目に感じないですむ、ということです。
気まずくなりたくない相手に有効です。
ドタキャンをされたときの対応方法3:嘘だと決めつけずにやさしくフォローする
あまりにも分かりやすい嘘をつかれても、そのことを指摘してはいけません。
「そうなんだ~、大変だったね」とやさしくフォローするように対応してあげましょう。
嘘だとバレバレだからといって「そんな言い訳、嘘でしょ」と言ってしまうと、素直に謝る相手ならいいですが、そうでなければ仲がこじれてしまいます。
嘘だと決めつけられた、と先回りして噂を広められても困るので、バレバレでもスルーしましょう。
ドタキャンする人への対処法4つ
ドタキャンをする人に、ドタキャンをされないようにするにはどう誘えばよいのでしょうか。
ドタキャンに対して怒ることはマイナスだと分かっていても、何度もドタキャンを繰り返されれば腹も立ちますよね。
そこでここからは、ドタキャンをする困った人にはどう対処したらよいのか、おすすめの対処法を4つほどご紹介します。
ドタキャンをする人への対処法1:誘うタイミングに気をつける
ドタキャンをされたからといって、すぐにまた新たな約束を取り付けるのはNG。
ドタキャンをする人に対しては、しばらく誘わない・声をかけないなどの冷却期間を置いてから誘うようにしましょう。
ドタキャンをされたのに続けて誘ってしまうと、またドタキャンをされる可能性が高いです。
一度気分を変えるようにいったん連絡しない期間を入れてみましょう。
ドタキャンをする人への対処法2:悪気がないことを理解してあげる
ドタキャンをする人は、悪気があってわざとそうしている訳ではないことがほとんどです。
たいていは、約束したときは本当に行くつもりがあるのです。
ただ、当日になると出かけたくなくなるのですが。
特に気まずくなりたくない相手なら、ドタキャンをしてもそれは悪気があってやっている訳ではない、それもまた相手の個性なのだと受け入れることも必要です。
ドタキャンをする人への対処法3:ドタキャンは想定内だと思っておく
ドタキャンをしそうな人、前にもドタキャンをしたような人と約束した場合は、最初から「来ないかもしれないな」と想定しておきましょう。
「来なかったら、こうしよう」と考えておくことで、いざドタキャンをされても想定内なのであまり怒ることなく、新たな予定で行動できます。
相手が来ないとどうしようもないような約束はしない方が無難です。
ドタキャンをする人への対処法4:何度も繰り返す場合は誘わない
最後の究極の手段は、もう「ドタキャンをする人を誘わない」ことです。
特に何度もドタキャンを繰り返してきた相手は、誘わないことに限ります。
約束していなければドタキャンをされることもないし、待たされ続けてあなたが怒ることもなくなります。
ドタキャンはもはや治らないものと考えて、こちらから約束をとりつけることはしないようにしましょう。
ドタキャンをされたら様子を伺って今後の付き合い方を考えましょう
ドタキャンって、された方は予定を台無しにされるし場合によっては何時間も待たされるしで、本当に最悪なことです。
ですが、相手は悪気もなくやってたりするので余計に困りものですね。
ドタキャンをされたときは、本当に仕方がない事情があったのかきちんと相手の様子を見て判断して、嘘をついていたり悪びれていなかったら今後の付き合い方を考え直してみましょう。
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