挿入時に「痛い!」と感じたこと、ある?
彼との愛を確認するためのセックス、快感に酔うためのセックス、初めてのセックス……どんなときも挿入時は不安と期待があります。
・前戯やムードなどが足りず、濡れていなかった
・彼のペニスが大きい
・無理な体位で挿入している
考えられるのは主にこの3つです。
男性と比べ、女性の性器はデリケートです。クリトリスや膣への強すぎる刺激、長時間の挿入、濡れていない状態での挿入など、どれも苦痛を伴います。
そんなセックスだと、楽しむどころか「今更やめてなんて言えない……早く終わらないかな」という気分になってしまいますね。
経験豊富な男性に直撃! 男性はどこまでわかってる?
男性の正直な意見を聞いてみたいと思い、筆者の友達であるA氏【経験人数25人/31歳/会社員】に意見を聞いてみました。
筆者(以下、筆)「男って、女の子がセックスで痛がるときがあるの知ってる?」
A氏(以下、A)「処女?」
筆「そういうことじゃなくて! 濡れてないのに挿れようとする男もいるじゃん。そういうの、ちゃんと確認してくれないの?」
A「あー確かに20代前半は、女の子の気持ちに気付いていなかったかも。とりあえずキスして、ちょっと愛撫して、挿れてもいい? って聞いて……って感じでこっちのペースでセックスしてたかもね」
筆「『挿れてもいい?』って聞かれてもさ『もっとちゃんと愛撫して』なんて、なかなか言えないよ 」
A「まあそうだよな。でも今はわかるよ」
筆「どうしてわかるようになったの?」
A「相手の反応をちゃんと見るようになったからかな。本気で感じる子はどんどん濡れてくるし、無理してる子は演技してるのわかるから」
筆「どんなときに演技だって思うの?」
A「俺がイクのを急かされてるような感じ? あと表情を細かく見ていると『あ、気持ちよくないんだな』とか『痛そうだな』ってわかるよ」
とのことでした。なんとなく、納得できる部分はありましたか?
挿入時の痛みをなくすには
1、まずは自分の意見を伝える
「前戯が十分でないから濡れないこと」「○○より○○のほうが感じること」「セックスする場所や時間に余裕が欲しいこと」「いきなり挿入はやめて欲しいこと」「体位によっては痛いこと」など、自分が感じていることを正直に伝えましょう。
2、相手に理解を求める
セックスは、心身ともにお互いが気持ちよくなるための行為です。
相手を責めるのではなく、もっと良いセックスができるための提案、というような言いかたが良いですね。
3、ローションを使う
体質的に濡れにくい女性もいます。丁寧に愛撫されても、ムードを作ってもダメというときは、無理せずローションを使ってみましょう。
それでも相手が理解してくれないなら……
そもそも体の作りが違うので、男性に理解してもらうのは難しいかもしれません。
けれど、相手のことをしっかり考えている男性ならば、あれこれ工夫をしたり、自分なりに考えてくれるでしょう。
挿入時の痛みや、セックスで不快なことを、いつまでも言えないでいることのほうが問題です。伝えなければ、今の状態で満足していると思われてしまいます。伝えるのが遅くなればなるほど「今までなんで言ってくれなかったの?」と、信頼関係が壊れたり、気まずくなることもあります。
自分にできる努力をしても相手がなにも改善してくれないのであれば、自分の体を傷つけたり、痛みを我慢してまで付き合う必要はありません。
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