手前味噌の意味や語源とは? 自宅で作れるレシピも公開♪

「手前味噌ですが……」なんて聞きますが、その意味や語源を知っていますか? 知っている方も、「手前味噌って作れるんだよ!」なんて聞くと驚かれるかもしれません。今回は、手前味噌の意味、そしてレシピをご紹介します!

手前味噌の意味って? 語源はなに?

「手前味噌ですが……」なんて言われて、意味がぱっと出てきますか? これは端的にいえば「自慢なんですけど」という意味。

自分自身や身内のことを褒める際に、そのまま言ったのでは嫌味っぽくとらえられてしまうケースがありますよね。それを防ぐためにも、自慢の前にワンクッション入れる役割を果たす言葉です。

「手前味噌ですが、私のこれまでの実績を紹介いたします」

「手前味噌で恐縮ですが、うちの母が作ったハンバーグは絶品なんですよ!」

といった調子で使います。若い人の場合は、ビジネスシーンなど、ややかしこまった場面で使うことが多いかもしれませんね。

さて、なぜ「手前味噌」が自慢の意味になるのでしょうか。

「手前」というのは、自分のこと、自分の方を指す言葉です。今でも「弊社」「私ども」と同じ意味で、「手前ども」なんて使われ方をしますよね。また「手前に引っ張る」なんて言い方もします。

一方の「味噌」。今では味噌はスーパーで買ってくるのが一般的ですが、昔は各々の家庭で手作りしていたものでした。味もそれぞれ違ったでしょう。せっかく手間ひまかけて作った味噌ですから、他の人にも食べてもらいたい! おいしさのおすそ分けをしたい! そう考えるのも不思議はありません。

そこで控えめな日本人は「手前味噌ですが、よかったら食べてみてください」と言っていたとされています。

手前味噌の意味や語源とは? 自宅で作れるレシピも公開♪

おうちで作れる手前味噌レシピを公開!

さて、「手前味噌」といえば自画自賛の枕詞という認識でいたのですが、インターネット上には「手前味噌」のレシピがたくさん掲載されています。どうやら、自分で作れる味噌のレシピのようです。

手前味噌はリアル味噌とは別ものという認識でいたため、これには少々ビックリしましたが、手前味噌を作るのに適しているのは冬! まさに今の時期です。新しい1年が始まるにあたって、味噌作りにチャレンジするのも乙なものかも……。

というわけで、手前味噌のレシピをご紹介します!

用意するもの

【味噌の材料】

・大豆1kg

・米こうじ1kg

・食塩500g

※塩を減らすと失敗します。分量はきっちり守って!

 

【その他の道具】

・保存容器(樽、桶など)

・内ふた

・重石

・ラップ

・鍋

・ザル

・ボウル

・大豆をつぶすための道具(すり鉢、フードプロセッサーなど)

手前味噌の意味や語源とは? 自宅で作れるレシピも公開♪

手前味噌の作り方手順

1.大豆を一晩水につけておく

2.大豆を煮る(指で押して潰れるくらいまで。2時間以上)

3.冷ました大豆を潰す

4.こうじと塩を混ぜる(塩切り)

5.大豆と4で作った塩切りこうじをよく混ぜる

6.容器に仕込み、ビニールをかぶせて空気に触れないようにする

7.内ふたをして、その上から重石を乗せる

8.外ふたをして、風通しの良い冷暗所で保存する

いつ頃食べられるの?

秋口から春頃にかけて仕込んだ手前味噌は、8ヶ月ほど熟成期間が必要です。その他の時期に仕込んだ場合は、4ヶ月ほど必要です。

熟成期間によって味や香りが変わります。それがそのまま「その家庭ならではの味噌」になるので、何度も作って「わが家の味」を完成させてくださいね。

また、作った味噌は1年くらいで食べきるのが良いとされています。

手前味噌の意味や語源とは? 自宅で作れるレシピも公開♪

おわりに

手前味噌の意味と、自宅で作れる味噌のレシピをご紹介しました。

「手前味噌」といえば自画自賛の枕詞として使われますが、もともとはおいしい自家製の味噌が語源になっているのですね。大豆から味噌を手作りするのは手間も時間もかかりますが、その分おいしさや愛着は比較できないほどですよ。

味噌作りを始めるには、寒い時期が1番適しています。今年の冬は、手前味噌作りにチャレンジして、気になる彼に味見してもらってはいかがでしょうか?

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