ヒトカラの魅力
好きな曲だけ歌える
大人数でのカラオケでありがちなストレスと言えば、空気を読んだ選曲が求められることではないでしょうか。
トップバッターなら場を盛り上げるような歌、誰かが後から歌おうと思っている曲は残しておく、参加している人のほとんどが知らない歌を選ぶのはダメ……など、細かな気遣いを求められることが多く、空気を読むのに長けている人ほど気疲れしてしまいます。
仕事上のおつき合いで行くカラオケなら、ある程度仕方ないことかもしれませんが、これって正直つまらないですよね。
その点ヒトカラは、文字通り一人でカラオケに行きます。当然ながら読むべき空気は存在せず、誰に気を遣う必要もありません。
自分の好きな曲を、好きなタイミングで歌うことができます。同じ歌を5回続けて入れたって、誰にも文句は言われません!
設定をいじり放題
カラオケボックスでは、歌う人の声量や声質に合わせて、マイク音量やエコーの設定を変えられるのはご存じかと思います。
本当であれば、歌う人に合わせて都度設定を変更すればみんなが快適に歌えますよね。
しかし大人数が歌う中で、いちいちマイク音量の変更なんてしていられませんから、声量の少ない人なんかはストレスを感じてしまいます。
ヒトカラなら、その場で歌うのは自分自身だけですから、自分の声に合わせて設定をいじり放題です。自分にとってのベストなマイク設定で、思いっきり歌に集中できるので気持ちが良いですよ。
人目を気にせず練習できる
持ち歌のレパートリーを増やしたいなら、練習が必要です。でも、どこで? どうやって? そんなときにも、ヒトカラが活躍します。
覚えたての歌を、それほど親しくもない人同士の集まりで披露するのは勇気がいることです。
「サビはわかるのに、それ以外のパートがうろ覚え」「予想以上にキーが高くて、声が出ない」なんて失敗は、ある意味あるあるではありますが、やっぱり恥ずかしいもの。
ヒトカラなら、同じ曲を何度繰り返し入れても誰も文句を言いません。それに、本番環境にかなり近い状況での練習が可能なので、自信がつきます。
カラオケに苦手意識がある人こそ、ヒトカラに行ってみてほしいですね。
ヒトカラでの注意点
思った以上に喉がやられる
大人数でのカラオケではあまり気にならないかもしれませんが、「歌」って予想以上に喉を酷使します。
ヒトカラでは交代する人がいないので歌いっぱなしです。ほんの1時間程度でも声がかれてきますし、アップテンポな曲ばかりが続けば、もう悲惨です。
喉をいたわるためにも、水分補給や、休憩をはさむのを忘れないようにしましょう。
ガラガラ声で会計に行って「この人、一人でどんだけ熱唱したんだろう……」と店員さんに思われるのは、ちょっと恥ずかしいですよね?
料金設定が違うこともある
カラオケ店によって違いがありますが、ヒトカラ専用料金を設けている店舗があります。大抵の場合、通常料金より高めに設定されています。
知らずに来店して「えっ」なんて驚くことのないように、事前にリサーチしておくと安心です。
おわりに
ヒトカラの魅力と注意点についてお話しました。
筆者自身もヒトカラが大好きで、ストレス発散のためによく行っています。
はじめは「一人でカラオケに入るなんて、勇気がいるなぁ」「店員さんにおかしな目で見られないかな?」と不安でした。
でもヒトカラ専用料金が設けられているくらい、ヒトカラ利用者は多いのです。当然店員さんも見慣れているので、不審に思われることはありませんよ。安心して、ヒトカラにトライしてみてくださいね!
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