「小顔マッサージ」が「たるみ」の原因になる?セルフマッサージの危険性とクリニックでの小顔整形について

「昔よりフェイスラインが丸くなったかも」「体重は変わらないのに顔だけ太った?」「写真を撮るとほうれい線の影が……」

顔は他人に一番見られる部分だから、その悩みも色々です。「フェイスラインの悩み」と言っても、

・たるみを直したい
・二重あごを何とかしたい
・丸顔を変えたい
・エラ張りを直したい

と、変えたいポイントは人それぞれ。ただひたすら運動するだけではどうにもならないのが「フェイスライン」なんですよね。

しかし、ネットやテレビでやっているような「小顔マッサージ」やエステでのマッサージは寧ろ「美しいフェイスライン」から遠ざける原因になり得ることを知っていますか?

「美しいフェイスライン」を邪魔する危険な小顔マッサージ

「皮膚を引っ張る・伸ばす」ような圧力を加えるマッサージは「たるみ」を誘発します。

原因は、皮膚と骨をくっつけている「靭帯」が皮膚を引っ張ることで徐々に伸びていってしまうからです。

そう、皮膚って少しずつであれば伸びてしまうんです。でなければ「ピアスホールの拡張」なんていうファッションは存在しません。

・美顔ローラー
・カッサ
・コルギ
・顔ヨガ
・フェイシャルエステ
・その他マッサージ

これらは全て「皮膚を伸ばす」行為。10年後20年後には今よりもっと「たるみ」に悩むことになります。

もし「マッサージで顔が小さくなった気がする」と思うのであれば、それは単にむくみが取れただけの可能性が高いです。

セルフケアアイテムに「根拠」はない

世の中に広まっているセルフケアは医学的根拠のないものばかりです。むしろ、医療従事者でもない私たちが無暗にやる「対策」は逆効果になる可能性だってはらんでいます。

そして「根拠がない」だけでなく、市販の美容器具や化粧品はあくまで「ケア」「対策」でしかなく、すでに起こってしまったものには効果がないのが現実です。

決して安くはないそれらに長い時間お金をかけて10年後20年後に後悔するよりも、思い切って美容整形に踏み込んでみるのはどうでしょう。

美容整形は医療行為であり、エステやセルフと違い治すことに特化した行為。本気で何とかしたいと思っているのであれば、医療に頼ってみるのも一つの手です。

どんな施術方法があるの? ダウンタイムやデメリットは?

「直したいけど異物を入れるのは怖い……」整形に中々踏み込めない人の中にはこう思っている人も多いのではないでしょうか。

なので、今回はメスを使わない「プチ小顔整形」を、悩みのタイプごとに3つご紹介します。

脂肪による悩みには:BNLS注射(脂肪溶解注射)

脂肪を分解する薬剤を注射し、痩せにくい顔の脂肪を落としてくれます。
  
【施術時間】約15分
【ダウンタイム】多少のむくみあり・約2、3日で収まる
【持続性】半永久的(今後脂肪がつかなくなるという意味ではない)
【メイク】当日から可能

■メリット
・ダウンタイムがほとんどない
・約1週間間隔で施術できるので効果の実感が早い
・徐々に減っていくので周囲にばれにくい
・リバウンドしにくい

■デメリット
・左右のバランスが崩れる可能性もある
・即効性はないので2週間に1回程度の施術が必要
・筋肉痛のような痛み、赤みが出ることがある

たるみの悩みには:HIFU(ハイフ)

ハリのある肌に必要なのがSMAS筋膜(コラーゲンで形成されている皮膚深部)。そのSMAS筋膜を超音波によって「引き締め・引上げる」ことにより、たるみの改善を行います。

【施術時間】 約10分
【ダウンタイム】ほぼなし(高出力の場合「赤み」「痛み」などの可能性あり)
【持続性】半永久的(今後たるみが起こらないという意味ではない)
【メイク】当日から可能

■メリット
・ダウンタイムがほとんどない
・加齢よる肌のたるみにも効く
・施術箇所が太りにくくなる
・顔に傷跡が残らない

■デメリット
・10万~50万とばらつきがあるが基本高額である
・個人差はあるが施術中痛みがある
・出力が高いと施術後に痛みと赤みがでる可能性あり

エラの悩みには:ボトックス(ボツリヌス注射)

エラ張りをほとんどの人が骨が原因と考えている人がいるかと思いますが、意外にも「発達した筋肉」が原因であることも多いのです。
ボトックスはそんな発達した筋肉に筋弛緩作用のある薬剤を注入することで、「エラ張り」を軽減する方法です。

【施術時間】約20~30分
【ダウンタイム】ほぼなし
【持続性】半永久的(今後シワやエラができないという意味ではない)
【メイク】当日から可能

■メリット
・ダウンタイムがほとんどない
・比較的安価
・骨を削らないで手軽にエラを軽減
・徐々に減っていくので周りにばれにくい

■デメリット
・骨格によるもの、リンパの停滞、脂肪が原因のエラ張には効果がない
・表情が動かしにくくなる場合あり

ここに書いた「メリット」や「デメリット」はあくまで参考程度のものです。気になること・不安な事はカウンセリングでしっかりと専門家の方に訊いてみるのが一番良いでしょう。

そして、クリニック選びで大事なことが「複数見て比べる」ことです。

クリニック選び・5つのポイント

私たち患者の無知やコンプレックスにつけ込んで不誠実な対応を行うようなクリニックに出会わないよう、しっかりと自分で確かめて見極めましょう。

実績のチェック

技術力を測るには一番分かりやすい基準です。ただし、ここでは「成功したいい例」しか書かれていないことを念頭に置いておきましょう。

口コミ

ここでは技術以外にも、医師がどれくらい「患者の希望に沿ったデザインを作れるのか」という部分も見えてくるので、単純な技術力では測れない部分はここでチェックしましょう。

純粋な口コミは基本的に「すごく悪い」ときに書かれることが多いのですが、それでも他と比較してあまりにも悪評が多いクリニックは要注意です。

カウンセリング

美容整形は、患者に寄り添ったデザインを提案・実行できるかが重要になってきます。

患者「二重にしたいんです。」
医者「それだけだと顔のバランスが良くないので、一緒にこちらの手術もすると良いですよ。」

『相手のコンプレックスを刺激するような発言』『希望のものより高いプランの提案』『追加の整形を勧める』ような発言が目立つ場合は要注意です。

料金

「高ければ安心」「安いからここにする」という考えは危険です。

まずは「その高い料金に見合ったサービス内容か?」「なぜそこまで他より安くできるのか?」という風に疑ってみましょう。

アフターケアの有無

美容整形に限らずとも、「キレイになったね、はいさよなら」は困ります。初めてなら「なんか違和感あるけどこれ大丈夫なの……?」と不安なこともいっぱい出てきます。

そんな時、気軽に相談できるような体制が整えられているクリニックだと安心して施術も任せられるというものです。

クリニック選びはまず、

「あっちの先生はこんなこと言ってましたが、実際どうなんですか?」
「前に行ったクリニックではそんなこと言われなかったですけど……。」

と比べることで正しい知識を得ることが、何よりもリスク回避として大事なのです。

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