品格のあるオトナな女性を目指すにはどうすればいい?

ときどき、「恋愛のハウツーもいいけれど、どう生きれば品格のあるかっこいいオトナの女性になれるのか教えてください」と言われます。先日は25歳の、メーカーの総合職の女子から、こう言われました。

なるほど、恋愛って、突き詰めると「生きることそのもの」だから、恋愛ハウツーを超えた生き方、つまり「どう生きればいいのか」というところに、おのずと興味を持つようになる人もいるのでしょう。

昔は、上品と下品の間に「中品」という言葉があったそうです

さて、昔は、上品と下品の間に「中品」という言葉があったそうです。「ちゅうひん」とか「なかのしな」とかと読むそうです。

エッチな恋愛小説である『源氏物語』に、この中品という言葉が出てきます。具体的には、『帚木(ははきぎ)』という条(巻のことです。第*巻という「巻」)に出てくるらしいです。

源氏君たちが言う「上品な女性」とは? たとえば、口説くのがめちゃ大変な女性のことです。朝に夜に和歌をしたためて、それに花を添えて、女性のもとに付き人に持って行かせる。これを何回やっても、ちっともいい返事が返ってこない……ああ、どうしたものか……と、男子が頭を抱えてしまうのが、上品な女性。

下品な女性というのは、簡単に言えば「すぐヤレそうな女性」。

その中間の「中品の女性」とは、「ちょっと努力すれば手に入る女性」のこと。

で、この『帚木』の条の結論は「やっぱ女性って、中品が一番いいよね」というものです。

今も昔も、男心って、ほぼまったくといっていいほど変化していないという好例でしょう。品格のあるオトナな女性を目指すにはどうすればいい?

上品な女性の裏話

あなたが上中下、どの女性を目指すのかは、あなたが自由に決めるといいことなので、ここでは触れません。

あくまでも上品な女性を目指すというのであれば、まずはあなたの身近にいる上品な女性を観察してみることです。

観察すれば、いろんなヒントが見えてきます。

たとえば若い女子から見て「この女性、すごく品があって、オトナの女性ってこういう人のことなんだ」と感心したところで、その上品な女性は、じつは不倫してヤリまくっている、なんてことは、しばしばある話です。

若い女子の衆目を集める女性って、往々にして「なにかある」のです。本人にとってしんどいことも含め、なにかあるから、そしてそれを乗り越えてきたから、品格があるように見えるし輝いて見えるのです。

という裏話はさておき、上品なオトナな女性を目指すのであれば、理性を鍛えることです。理性の鍛え方って、方法論としてはわりと簡単で、自分のことを自分で客観的に見ることができれば、それは理性が鍛えられているということ、たったこれだけのことです。
品格のあるオトナな女性を目指すにはどうすればいい?

品格を身につける簡単な方法

上品な女性って、たとえば、わたしたちがふつうイラっとするところでも怒らないですよね?

これはなぜかといえば、「怒っているわたし」を、もうひとりの自分が意識できているから。あるいは事実を、自分の感情という色眼鏡からではなく、ありのまま見ることができるから。

つまり品格のある言動って、本人が「そうと意識して」やっていることが非常に多いのです。

「わたしが今こう出れば、相手はきっとこう思うだろうから、だからわたしはこうする」というような感じで、頭の中で、もうひとりの自分と相手とをシミュレーションゲームのように俯瞰(ふかん)で見ているわけです。

これは、理性を鍛えれば鍛えるほど、上手にできるようになります。
品格のあるオトナな女性を目指すにはどうすればいい?

この話がむずかしいと思えば、「と思う」ことを訓練してみるといいかもしれません。

「わたしは今、イラっとしている『と思う』」とか、「わたしは今、ダメそうな、でもかっこいい男子と寝たい『と思っている』」とか、こんなふうに「今自分がなにを思っているのか」を、つねに意識してあげると、品格ってやがて身につきます。

ちなみにこれは、デカルトさんという哲学者の受け売りです。

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