本当のコミュニケーション障害は病気や障害などの医学分野になります
安易に「コミュニケーション障害」「コミュ障」という言葉を使いがちですが、本当に病気や先天的な障害としてのコミュニケーション障害を持っている人もいます。
私は医師ではないのでどういう人がそうだとは書けませんが、アスペルガー症候群、発達障害、自閉症スペクトラムといった病名を名付けられるそうです。
プロフィールにあるように、私はうつ病で会社を退職した人間です。
治療の過程で通院しているクリニック(もちろん精神科です)で、「心理検査」というものがあることを知りました。
数万円する医学的な検査を受ければコミュニケーション障害かどうかが判定できます(もちろん判定するのは医師です)。
モテない私は、うつ病の回復度合いを測ると同時に、人と上手に接することができない本当の(医学的な)意味でのコミュニケーション障害かどうかを調べてもらいおうとしました。が、医師&カウンセラーに強く止められました。
「君の症状は典型的なうつだから、コミュニケーション障害では全くない。やると知らなくていいことまで知ってしまう」
うつ病になる人はコミュニケーション障害とは真逆で気を使いすぎる人らしいです。ということもあり、本当に苦しんでいる人もいるわけで、安易に「コミュニケーション障害」という言葉を私は使いません(全然元気な人が「うつ病になっちゃって」と言っていたら私はムカつきます)。
レッテル貼りは嫌いですが、本当に(医学的に)コミュニケーション障害の人には私には何もアドバイスできません。
そういう(医学的な)意味ではなく、なかなか上手に接することができないくらいのコミュニケーション障害だとすれば、解決法はあります(ですので、以下「コミュニケーション障害」ではなく「コミュ障」と書き、別の意味とします)。
松田的コミュ障解消法
病気や障害としてのコミュニケーション障害ではなく「コミュ障」を解消、改善するためには実践あるのみです。
うだうだ理屈をこねるよりも百聞は一見に如かず。現場で大いに叩きのめされ傷つき、覚醒するしかないです。
婚活パーティーに行き現実を知る
如何(いか)に自分が「通じない」のかまず現実に打ちのめされてください。
最初はカップリングどころか「いいね」すらもらえないかもしれません。しかし、そのうち「いいね」がもらえるようになり、ついにカップリング。1回成功すれば、婚活での選考突破方法が何となくわかるかもしれません。
ただし、婚活上でのコミュニケーション能力に過ぎませんので、そこから付き合っていく中で自分なりの異性とのコミュニケーション方法を見つけていくしかありません。
お見合いや結婚相談所を婚活の主軸に据えるのはアリですが、それを成功させるためには場数を踏むしかなく、「うまくいけば儲けもの」くらいの感覚で婚活パーティーに行ってみてください。
話し方教室に行く
私は社会人サークルで知り合った人の勧めで話し方教室に通いました。ここはガチで話せない人たちも来ています。
ひょっとすると医学的な意味での「コミュニケーション障害」の人もいたかもしれません。
とにかく相手を褒める、悪いことは言わない、相手のいいところを見つけてあげる、これで実際に異性と話した時にマイナス点を防ぐことができます。
加点ではなく減点を避けるのが婚活のスタートになり、嫌われないことが自信につながりコミュニケーションをしていて楽しいという感覚に変わるはずです。
演劇を習ってみる
私は10年以上前から数年、即興劇(インプロ)を習っていたことがあります。台本や配役が決まっていない全てアドリブで進むお芝居です。
この即興劇で重要なのは「イエスアンド」、相手の言ったことを否定しないことです。舞台上で「俺は大魔王だ!」とある人が言っても、「そりゃ違うだろ!」とツッコミを入れて否定せずに、「はい、そして私は大魔王の愛人のサキュバスで……」と話の腰を折らずに進めます。
相手との会話に乗っかって行くことで、円滑なコミュニケーションが少なくとも婚活の場だけでもできるようになればしめたものです。とっさのシチュエーションに動揺せずに乗っかることができればコミュ障も解消されていきます。
ナンパ塾に行く
これは実践したことがありませんが、今から10年前、某SNSの婚活コミュニティオフ会で知り合った男性(いない歴=年齢)が行ったそうです。
ナンパについては詳しくありませんが、ナンパ塾講師(50代の禿げたおっさん)は次々と攻略していくそうで、その人も見事彼女を作ることに成功しました。
まとめ~結局「コミュ障」は場数を踏むしかない
今回の記事では
・コミュニケーション障害: 先天的なもの、医学的なもの
・コミュ障: ただの経験不足
と分けさせていただきました。
本当に持って生まれたものならば、今の時代結婚はかなり難易度が高くなります(方法はあります)。
私個人の経験から、心理検査は勧めません。医師からもカウンセラーからも「止めておいた方がいい」と言われたことからも、持って生まれたものは実は軽々しく語れる問題ではないのですが……まず場数を踏んで成果が出るかどうか、これが私に解説できる限界です。
とにかくできることをするしかないと思います。
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