年末が近づくと、大掃除や年賀状の準備などでなにかと忙しくなってきますよね。
同じように忘れずに済ませておきたいのが、今年1年を過ごす間に溜まってしまった厄を落としておくこと!
新しい年をすっきりとした気分で迎えられるよう、ぜひ実践してみてください。
見逃していた部分に目を向ける
大掃除で家の中をピカピカにするついでに、シミや毛玉がついたままの洋服、皮脂が染み込んだ靴の中敷き、いつもリビングで使っているクッションのカバーなど、普段なかなか手が回らない部分もキレイにしてみましょう。
こうした普段使いの物が汚れていると、意識していないつもりでも実は少しずつストレスが溜まっていて、それが運気の低下につながります。
また、傷んでいる髪を美容室でメンテナンスしたり、爪の形をキレイに整えたりするなど、自分自身をいたわってあげることも重要です。
体にどこか調子のよくないところがある人も、早めに病院で診察を受けておくようにしましょう。
人間関係の断捨離をする
人間が社会の中で生きていく以上、苦手な人とのお付き合いを完全に避けることはできません。
しかし、中には、なんとなく惰性でだらだらと関係を続けている人もいるはず。
たとえば、もう何年も会っていないし、LINEのやり取りすらしていないのに、年賀状だけはなんとなくお互いに出し合っているなんていう場合ですね。
年賀状をお互いが楽しみにしているのなら、近況を確認し合うこともできて良いのですが、イラスト入りのハガキにただ住所や名前が印刷されているだけのものをもらっても、そこに何の感動もありませんよね。
せめて、たった一言でも「元気?」と書いてあれば、気持ちも温まるのですが……。
こうした「切ってしまっても特に支障のない関係」を思いきって整理し、本当に大切だと思える人だけに意識を集中するようにすれば、自分自身のエネルギーが増して運気もどんどん上がっていきます。
特に、内心苦手だと感じている人との付き合いは消耗も激しいので、そこをなくしてしまえるかどうかが非常に重要です。
食塩を入れたお風呂に入る
塩にはお清めの力があるので、浴槽のお湯に溶かして入浴すると、全身の厄を落とす効果が期待できます。
使う塩は、できれば天然塩がおすすめ。ちょっとぬるめのお湯にゆっくりと浸かれば、毛穴の汚れもキレイに取り除かれ、全身がしっとりピカピカになりますよ。
体がぽかぽかと温まるので、湯冷め防止にももってこい! 大晦日に入るなら、下着は新しいものを身に付けるとさらに運気をアップさせやすくなります。
ただし、追い炊き機能付きのお風呂の場合は、塩分によって風呂釜が錆びる恐れがあるので使わないようにしてください。
また、塩風呂で温まった後は、必ずすぐにお湯を抜いて、浴槽を洗っておくようにしましょう。
もう1つ、塩は「盛り塩」として置いておくことでも厄除けに効果が期待できます。
三角柱の形をしていることが重要なので、ホームセンターなどで型を買い、キレイに整えてから玄関や寝室などに飾ってみましょう。
使う塩は、粗塩がおすすめですよ。
神社で厄除け祈願をする
お参りする神社は、厄除けで有名なところでも良いですが、日頃から見守っていただいている近所の「生土神(うぶすながみ)様」に感謝の気持ちを込めて参拝するのもおすすめです。
神社には様々な「気」が集まるので、体調の良くない日は逆にパワーダウンしてしまうことも。できるだけ心身共に元気でいられそうな日を選び、足を運んでみましょう。
しっかり厄を落とすためには、神社でのマナーをきちんと守ることが大切です。次のことを意識して、神様に失礼のないようにしたいですね。
<神社に参拝する際の注意点>
・鳥居をくぐる前に服装の乱れを整え、神様の通り道である真ん中を避けて歩く。
・手水舎で、左手→右手→口(左手で水を受け、口をすすぐ)→水を受けた後の手のひらの順に清める。
・神前では背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、賽銭箱にお金を入れ、鈴を鳴らして自分が来たことを神様に知らせる。
・二拝二拍手一拝でお参りをしたら、鳥居の前で振り返って神様に一礼してから境内の外に出る。
おわりに
厄落としに使える方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
これらのやり方は、新年を迎える準備としてだけでなく、普段でもぜひ実践していきたいものばかりです。
運は自分でつかんで引き寄せるもの! ぜひ、すっきりした心と体で、新しい年を迎えてくださいね。
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