住宅ローンを借りやすい人の特徴
まず、「そもそも、住宅ローンを借りられるかどうか」について考えていきましょう。
住宅ローンを借りやすい人には条件があります。
住宅ローンは「借金」です。そのため、現在借金を抱えていない人は住宅ローンを組みやすくなります。車のローンや家財道具のローンについて振り返ってみましょう。
また、過去に焦げ付きがあった人の場合は非常に借りにくくなります。
しばしば、「クレジットカードを使った歴史(いわゆる「クレヒス」)があった方が、クレジットカードを運用できるということになるから借りやすくなる。クレヒスがない人は借りにくい」という意見がありますが、このようなことはありません。
大切なのは、「クレヒスの有無」ではなく、現在の借金の有無と返済履歴です。
クレヒスがないことを理由に住宅ローンを断られることはありません。
ちなみに、いわゆる「ブラックリストいり」があった場合はまず借りることができないとされています。
次に、「職歴と職場」です。
住宅ローンは、公務員や一部上場企業の正社員などの安定した企業の場合は当然借りやすくなります。
非正規であっても絶対に借りられない、ということはありませんが、それでも判断は厳しくなります。
また、職歴が短いと働き方が安定していないと判断されるため、住宅ローンを組みにくくなることもあります。
加えて、当然のことではありますが、年収が高ければ高いほど、多くの費用を借りやすくなります。
ただ、「住宅ローンを多く借りられる」と言っても、借り過ぎるのはよくないものです。
住宅ローンが年収に占める割合は、2割程度、多くても3割程度くらいが無理のない数字だとされています。
住宅ローンの種類について
住宅ローンは、「金利」という観点から大きく分けて3つの種類に分けられます。
まず、「固定金利型」。
これは、住宅ローンを一定の金利で返し続けるものです。
金額が変動しないため返済計画が立てやすく、今後の資産計画の見通しも立てやすいというメリットがあります。金利が上がったとしても返済するときの金利には影響がないので、経済の状況が読めないときにもおすすめです。また、「面倒がないからこっちにする」という人もいます。
ただ、一般的には、「借り始めるとき」は、一般的には固定金利型の方が利息が高い傾向にあります。
次に「変動型」。
これはそのときの市場の変動に付随して金利が変わっていくタイプです。
固定金利型に比べて、借りた時の金利は安く抑えられる傾向にありますし、さらに下がることもあります。
ただし、金利が上がってしまった場合は、固定金利型に比べて支払額が大きくなってしまいます。
また、市場の動向に注視していなければなりません。
最後に紹介したいのが、固定金利と変動型の中間に位置するタイプのものです。
これは、最初の一定期間だけ固定金利で、その後で変動金利型に変えることができる、というものです。
何かとばたつく最初の数年間を落ち着いた固定金利で返していき、その後の経済の動きを見て調整できるというメリットがあります。
どの方法にもそれぞれ特徴があるため、「どの方法が良い・悪い」ということはできません。
自分たちの経済状況や働き方によって、選ぶべき住宅ローンのかたちは変わってくるでしょう。
〈参考元〉
住宅ローンは「年収の何割まで」が正解なのか?|エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/News/economy_g/20160107/zuuonline_93625.html
住宅ローンの基礎知識|住宅金融普及協会
https://www.sumai-info.com/loan_kiso/
2018年版住宅ローンの審査に落ちた場合に考えられる理由まとめ!お客さんの実体験+銀行住宅ローン担当者から直接聞いたこと実録版!|関西で新築一戸建てを購入する前に読むブログ
http://ouchi-kaumaeni.com/jyuutakuloanochita
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