【ラブホスタッフの上野さん】付き合って4年、同棲して3年、セックスレスです。

【ご質問内容】

職場の取引先として出会った彼と付き合い始めたのは4年前。

彼の転職をきっかけに一緒に住んで3年が経ちました。

同棲してすぐの頃は最低でも週に1回はセックスをしていたのですが、月日を追うごとにお互い仕事が忙しくなり、だんだんセックスをしなくなりました。

ダブルベッドで寝ていますが寝る時間は大体私が先です。

二人の仲は良く、旅行も一緒に行きます。

おやすみのキスはしてくれるのに、なぜ彼は旅行でもセックスをしようとしないのでしょうか。

結婚するなら彼とがいいのですが、セックスレスのまま結婚するのは少し不安です。
(29歳/女性/営業/青森)

女性は何故セックスをしたがるのか

【回答】

ご質問誠に有難うございます。

世の中には様々な女性がいるので一概には言えませんが、単純に「セックス」という行為そのものが好きな女性はあまり多くありません。もしも女性が「セックスそのもの」を男性並みに求めているのであれば、女性向けの風俗はもっとたくさん誕生していたはずです。

しかし現実的には男性向けの風俗がどの街にもあるにも関わらず、女性向けの風俗はそこまで多くありません。もちろん歴史的な問題も御座いますが、もしも儲かるのであれば法律や歴史なんて無視をして参入する人間が必ずいることでしょう。存在しないのは「需要が少ないから」という理由が最も大きいのです。

もちろん単純に「セックス」という行為そのものが好きな女性もたくさんいらっしゃいますが、世の中の女性の多くは「セックスそのもの」が好きなわけではなく、それに付随した感情が好きであると言えるでしょう。
付き合って4年、同棲して3年、セックスレスです(ラブホスタッフの上野さん)

若ければ若いほどその傾向は強くなり、歳をとるこどにその傾向は弱まるものの「セックスそのものが好き」と完全に肉体的欲求を求める女性はあまり多くありません。

また「セックスそのものが好き」という女性の皆様もどうかご安心くださいませ。あくまでも傾向として「肉体的欲求」よりも「精神的欲求」を求める女性が多いというだけの話であり、セックスそのものが好きということが悪いということは一切御座いません。

それでは女性は一体何故セックスをしたがるのでしょうか。

肉体的快感でないのであれば、それは「精神的快感」ということになるのですが、その「精神的快感」が一体なんなのか、ということを男性は理解した方が良いでしょう。

精神的快感

精神的快楽と言っても人によってそれぞれですが、とは言えその根本を理解すれば応用することが可能でしょう。

まず精神的快楽の根本には「人から求められる快感」というものが存在します。この根本から派生して様々な「精神的快感」になるのですが、まずはこの「人から求められる快感」というものがなんなのかということを理解しなくてはなりません。

自分の彼氏から「必要とされる」という実感は女性にとっての快楽です。もちろん男性にとっても「人から必要とされる」ということは大事な快楽で御座いますが、女性の方が男性よりもはるかに「人から必要とされたい」という感情が強いと言えるでしょう。
付き合って4年、同棲して3年、セックスレスです(ラブホスタッフの上野さん)

これはある意味で「相手のわがままに付き合ってあげる」という快感であるとも言えます。

例えば「肉体的快楽」という意味ではセックスが大嫌いな女性であっても、彼氏の「セックスをしたい」というワガママに付き合ってあげるという精神的快楽があるのでセックスをしたいと思うことが出来るのでしょう。言い換えれば「自分は必要とされている」という精神的快楽なのです。

「女性はわがままだ」と言われることも少なくありませんが、多くの女性は「自分が役に立っていない」という状況でワガママに振る舞えるほど傲慢でもワガママでもありません。「自分は役に立っている」という実感は「自分はここにいてもいい」という自己肯定感に繋がり、安心感という快楽に繋がるのです。

これは女性が好きになる男性のことを考えると分かりやすいでしょう。皆様も実感があると思いますが「便利なだけの男」がモテることは御座いません。これは「尊敬ができないから」という理由もございますが、それと同じくらい「自分のことを必要としてくれない」という理由も御座います。

女性は自分のことを必要としてくれない男と一緒にいると不安になってしまうのです。
付き合って4年、同棲して3年、セックスレスです(ラブホスタッフの上野さん)

不安は「快楽」の正反対。最も女性が「避けたい」と感じる感情の1つです。

ですので女性はたとえ便利な男であっても、そんな男を「こいつ便利だわー」とワガママお嬢様な立ち振る舞いをし続けることが出来るほど傲慢にはなれません。女性が傲慢かつワガママになるのは「自分は必要とされている」という実感に満たされたとき。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とでも言うべきでしょう。確かに「必要とされている」という「安心感」は間違いなく必要なのですが、これが多すぎるとそれはそれで問題です。その典型例はバブル期の「アッシー」や「メッシー」と呼ばれた男性を振り回しまくっていた女性たち御座います。

 

「アッシー」とは「足」を伸ばしたもので、呼べば車を用意してくれる男のこと。

「メッシー」はと「飯」を伸ばしたもので、呼べば飯をご馳走してくれる男のこと。

 

バブル期にはこのような「便利なだけの男」を顎で使う女性が少なからずいらっしゃいましたが、彼女たちがそんな風に男性を使えたのは、彼女がワガママお嬢様だったからというだけの理由では御座いません。

彼女たちは「多くの男が自分を求めている」ということを理解して「自分が必要とされている」ということを悪い方向に実感していただけなのです。ただ「会う」という行為が男性の役に立っていると感じて「自分は必要とされている」と安心できたからこそ、彼女たちは男を顎で使うことが出来たのでしょう。

もちろん精神的快楽には様々な形が御座います。「一緒にいる」という一体感や「彼は今自分しか見ていない」という安心感、他にも形は様々御座いますが、根本となる「人から必要とされたい」という感情さえ理解できれば、自ずと派生した感情は理解できることと思います。
付き合って4年、同棲して3年、セックスレスです(ラブホスタッフの上野さん)

「エッチして」と言えない

今回のご質問者様のお悩みに対して「エッチしよ、って自分で言えばいい」というような回答をされる方もいらっしゃることでしょう。

しかし「エッチしよ、と言えばいい」と言われて「エッチしよ」と言えるのならば誰も苦労は致しません。それに、もし仮にご質問者様が「エッチしよ」と言えたとして、それでは「精神的快楽」の根本にある「必要とされたい」という点を満たすことが出来ないので意味がないでしょう。

ご質問者様のようにセックスレスに悩む女性の多くは、別にセックスがしたいわけではないことの方が多いのです。

「自分のことを必要としてくれない」

「自分のことを求めてくれない」

「自分のことを女性として見てくれない」

そういった不安こそがセックスレスの問題点でしょう。

セックスをしないことが自体が問題なのではありません。それによって女性が「不安になってしまうこと」こそが問題なのです。
付き合って4年、同棲して3年、セックスレスです(ラブホスタッフの上野さん)

男性の皆様へ

私はフェミニストでは御座いませんので「セックスをすればDV、しなければそれはそれで離婚事案」などというような極端に女性に偏った意見をいうつもりは御座いません。

男性の性欲は年齢とともに低下をするもの。個人差も御座いますが30歳前後が1つの目安であり、セックスに対しての欲望はどんどん落ちていきます。

そんな男性に対して「女性が望む限り応えなくてはいけない」なんていうのは、もはや暴力とも言えることでしょう。

しかし、女性が求めているものは何も「肉体的な快楽」だけでは御座いません。

自分のことを求めてくれる。

自分を必要としてくれている。

そんな快楽を満たしてさえあげれば良いのです。

自分の快楽のためだけでなく、女性の肉体的な快楽のためでもなく、女性の精神的な不安を取り除いてあげる、というスタンスでセックスに向き合ってみてはいかがでしょうか?

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