どこでなにをしていても、彼氏のことばかり考えてしまう
仕事中、ふと彼氏の顔が頭をよぎり、「今なにしてるのかな」と考える――そんな経験は誰にでもあることですよね。
ここで問題になるのは、“どんなに楽しい場面でも彼のことが頭を離れない”ような状態です。
たとえば、女子会でワイワイ楽しく盛り上がっているにもかかわらず、彼氏に会いたい気持ちが高まって会話そっちのけでLINE(ライン)のやり取りをはじめてしまったり、趣味の教室に参加しても集中できず、彼氏に会いに行きたくてたまらなくなってしまったり――。
そんな、これまでは楽しいものだったはずのあなたの日常が、彼氏の存在によって楽しめなくなっているのを感じたら、それは彼氏への依存の兆候かもしれません。
少々厳しい表現ではありますが、“彼氏”というのは、“仕事”、“友だち”、“家族”、“趣味”、“勉強”などなど、あなたを彩るたくさんの要素のうちのたったひとつでしかありません。
そのたったひとつの要素である“彼氏”のために、ほかのすべての要素に魅力を感じなくなってしまうとしたら――とても恐ろしいことだと思いませんか?
彼氏のためならたいていのことは許せてしまう
――平日の深夜。
「急に会いたくなっちゃったんだけど、今から会えない?」(あなたが翌日も仕事だということは彼氏も知っている)
――デートの最中。
「ゴメン、今手持ちがないから、ちょっと出しといて」(頻繁にあることで、基本的に返済はナシ)
こんな場面でも、特になにも考えずに許してしまう。そんなあなたは、彼氏への依存度がかなり高い状態と言えるでしょう。
この場合、彼氏に依存しているかどうかの判断基準となるのは、『これが友だちなら許せるか』です。
――友だちなら、深夜に呼び出されても出ていかない。
――友だちなら、そんなにちょくちょくお金を立替えないし、借したらちゃんと返してもらう。
そう思うのにもかかわらず、彼氏になら許してしまうというのなら、それはあなたが彼氏に深く依存していて、なにを犠牲にしても一緒にいてほしいと感じているからにほかなりません。
あなた自身自覚はないかもしれませんが、負担を強いられながら断ち切ることができない心理状態こそ『依存』そのものなのです。
『自分ばっかり好きなんだ……』と絶望的な気持ちになることがある
――彼氏の態度がなんだか素っ気ない気がする。
――彼氏の振る舞いからあまり愛情を感じられない。
お付き合いの中で、そんなふうに心が揺れてしまうのは、決して珍しいことではありません。
けれども、そんな感情がどんどんエスカレートしてしまい、最終的に『わたしだけがこんなに好きなんだ』と感じるようになったとしたら少々問題です。
こうした『自分だけが……』という思いは、ほとんどの場合、客観的に見ればまったく根拠のない思い込み。
こうした被害妄想に近い思い込みは、“彼氏の存在こそが人生のすべて”となっているからこそ生じてしまうものなのです。
それはすなわち、“彼氏に深く依存した状態”にほかなりません。
『自分ばっかり』という感情にとらわれているのを感じたのなら、彼氏への依存について考えるべきタイミングと言えるでしょう。
おわりに
いかがでしたか? 彼氏への極端な依存は、あなたと彼氏の関係を発展させる上で大きな足かせとなるものです。
これでいいのかなと感じたとき、ぜひ今回の記事を思い出して自分自身の内面と向き合ってみてくださいね。
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