男と女とでは「包容力」の意味が違う! 男心を知って彼を射止める

女は男に「包容力」を求めます。男は男で「包容力」を持った人になりたいと思っているのです。しかし、男と女とでは「包容力」の意味に違いがあります。

今回は、恋愛のキーワードになる「包容力」の意味について男女の違いを徹底解説します。

男は「包容力」の意味を「経済力」だと思っている

男女の恋愛で「包容力」は大切なキーワードです。「包容力がある男性はもてる」と思われていますが、これは女から見た「包容力」を指しています。実は「包容力」という言葉の意味は、男と女とでは全く違っていることが多いのです。

男に「包容力がある男とはどんな人か」と質問すると「収入がいい人」「経済力がある人」という答えを多く耳にします。お金をたくさん持っていて、女に不自由ない生活を提供できる男が「包容力を持っている男」と考えられているのです。

男は「包容力」に対して女以上に深い意味を持たせているのかもしれません。そして、女が「包容力」を持っている男を好むことも男は知っています。女の生活を丸ごと包み込める経済力こそが「包容力」と男は考えるため、しっかりとした収入が見込めるようになるまでは結婚できないと思っている男がとてもたくさんいます。

つまり、男は「包容力」の意味を「お金」というハード面でとらえているのです。

男は「包容力」の意味を「経済力」だと思っている

女は「包容力」の意味を「許容範囲の広さ」だと思っている

女は男とは違い「包容力」と「経済力」は切り離して考えています。女が考える「包容力」の意味は、ソフト面です。「ありのままの自分を受け止めてくれる懐の深さ」や「感情的にならない大人度合いの高さ」を意味しています。そのため、恋愛で「包容力」を重視する人は、年上の相手を求める傾向があるのではないでしょうか。男がうんと年上ならば、おのずと懐は深くなり、大人の冷静さも持っているはずです。そして、男は男で「自分には十分な経済力すなわち包容力がある」と満足することができます。年の差カップルは、理にかなっているカップルなのかもしれません。

しかし、年下の相手や「包容力は経済力」と思っている人に「許容範囲の広さ」を求めてしまうと「重い」と思われてしまうかもしれません。しばしば、悩める女を演じている人を街角で目にすることがあります。演じている女は、男の「包容力」を感じたくて甘えているのですが、男は結論がでない話を続けることにストレスを感じるのです。女は、男が親身に話を聞いて自分を受け止めてくれるところに「包容力」と「男の魅力」を感じます。しかし、多くの男は、とりとめのない話をする女を面倒に感じてしまうのではないでしょうか。

もしも、とりとめのない話や、結論が出ない悩み話に付き合ってくれる男がいたのならば、それは「包容力」があるからではなく、本当の愛があるからなのかもしれません。

女は「包容力」の意味を「許容範囲の広さ」だと思っている

彼を射止めるポイントは「逆包容力」

好きな人を射止めたいと思うのならば、「包容力」を求めるのではなく与えるといいでしょう。男女平等と言われても、まだまだ男の中には「男たるもの強くなければならない」という考えを持っている人がいます。しかし、世の中には「男よりも強い女」「男よりも仕事ができる女」がたくさんいるのです。強くありたいと思っていても、思うように強くなれない時代なのかもしれません。

今までは「包容力」は男に求められるものでした。しかし、今は逆に「包容力」は女が持つ時代なのです。とくにソフト面の「包容力」を持っている女はモテます。ヘトヘトに疲れたとき、あるがままの自分を受け入れてくれる女は男にとって格別です。

彼を射止めるポイントは「逆包容力」

しかし、すべての「包容力」を女が握ってはいけません。ハード面の「包容力」は男をたてる意味で男に譲りましょう。男は、頼られることが意外と好きなのです。

「包容力」の意味は、男と女とでは解釈の仕方が違います。「ソフト面の包容力を男に求めすぎず、ハード面の包容力は奪い取らない」ことが、上手に彼を射止めるコツなのではないでしょうか。

Written by 幸寿

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