母になるってどういうこと? 子どもをもつ前に知っておきたいこと

女性にとって、“母になる”というのは、人生最大と言っていいほどのライフイベントであると同時に、重大な選択です。

母になることによって否応なしに生じる人生の変化や責任とどう向き合うか。どう受け入れるか――。今回は、母になるということ、そして、子どもをもつ前に知っておきたい4つのことをご紹介していきます。

かけがえのない命を預かるということ

まず忘れてはならないのは、母になるということは、“かけがえのない命を預かること”であるということです。

子どもをもうけた責任が両親ともにあるというのは当然ではあるものの、現実問題として、やはり子どもと接する時間は母親のほうが多くなりがちなのが現状です。

けれど、そんな女性といえど、子どもを産めばその瞬間に自動的に完璧な母親になれるのかと言えば、そんなはずはありません。

母になったばかりの女性にとって、まだ自分ではその場から動くことも、排泄物を処理するとこも、食事をすることもできない小さな命を預かるというのは並大抵のことではないのです。

子どもがいつもより長く眠れば「息をしていないのでは」と不安になって何度も寝息を確かめてしまったり、ちょっとした発熱や肌荒れで慌ててしまったり……そんなたくさんの経験を経る中で、少しずつ女性は母になってゆくのです。

母になるってどういうこと? 子どもをもつ前に知っておきたいこと

人のためにあらゆるものを費やすということ

母になるまで、大半の女性はあらゆる時間を自分中心に、自分のペースで過ごしています。

ところが、いざ母になった瞬間、そんな生活はガラリと一変。生活のすべては子ども中心となって、自分のことはあとまわし。どれほどおなかが空いていても、トイレに行きたくても、軽くシャワーを浴びたくても、自分のタイミングでそれを実行することはできなくなってしまうのです。

時間だけではありません。

母になることで、退職をよぎなくされてしまったり、運良く職場に復帰できたとしても、時短勤務や子どもの体調不良による急な早退、残業ができないなどの理由でキャリアを断念せざるを得ないことも。

当然ながら、そんな苦労をしながら得た収入も、その多くが子どもへと費やされることになるでしょう。母になるということは、自分のもっているもの、手にしたものを無償で誰かに譲り渡すということでもあるのです。

母になるってどういうこと? 子どもをもつ前に知っておきたいこと

未体験の愛に出会うということ

母による凄惨な虐待事件があとを絶たない昨今。“子どもを愛さない母親はいない”という定型句は、もはや意味をなさないものであるかもしれません。

けれどもやはり、声を大にしてお伝えしたいのは、“子どもに対する愛情は、これまで経験したどんな愛情とも違う“ということ。

どうひいき目に見てみても、ルックスは十人前。特別なにかしてくれるわけではないし、そもそも気が合うタイプではないかもしれない。それでも、ただそこに存在してくれるだけでなにもかもがいとおしい。その存在そのものがこの世のすべて。

そんな愛をもつことができるのは、ただ子どもにのみと言えるでしょう。この愛を知ることができた。ただそれだけで、母になる意味はある……そう言っても過言ではないはずです。

自分自身の母親を知るということ

子育ての過程は、同時に自分自身の過去と向き合う過程でもあります。

子どもを誉めるとき、叱るとき、子どもの気持ちがわからないとき、トラブルを起こしたとき……。それぞれの局面で、自然と思い返されるのが、かつて自分自身が子どもだったころの母親の姿。

当時はわからなかった母親の葛藤や戸惑い、悲しみや喜びが、自分自身の子どもを通じてありありと立ちのぼってくることでしょう。自分自身が母になることで、はじめて本当の意味で自分自身の母親を知ることができるのです。

母になるってどういうこと? 子どもをもつ前に知っておきたいこと

おわりに

いかがでしたか? 母になることのデメリットばかりが取り沙汰される昨今ではありますが、それ以上に得られるものがあるということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ぜひ今回の記事を参考に、あなた自身が母になることについてじっくりと向き合ってみてくださいね。

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