ひとり暮らしを楽しむために知っておきたいメリットとデメリット

実家を出てひとり暮らしをすることは、大人への第一歩と言えます。ひとり暮らしには時間が自由に使えるなどメリットがたくさんありますが、それと同時にデメリットもあるのです。快適なひとり暮らしを始めるために、ひとり暮らしについての知識を身に付けておきましょう。

ひとり暮らしのメリットは?

時間を自由に使える

ひとり暮らしの一番のメリットと言っても過言ではないのは、時間を自由に使えるということです。実家では自分の部屋だけがプライベートな空間になるわけで、家族であっても誰かと一緒に住むということはある程度ルールに縛られます。

例えば起きる時間、食事の時間、門限など、それぞれの家庭のルールがあります。だらだらといつまでも寝ていれば小言を言われるかもしれませんし、門限にうるさい家庭もあるでしょう。

しかしひとり暮らしは自分自身でルールを決めることができます。時間をどのように使っても誰にも文句を言われることなく、すべて自由になるのです。

誰にも気を遣わなくていい

実家に住んでいると、自分のペースで物事が運ばない場面が多数あります。トイレに行きたいのに誰かが入っていて待たなくてはならなかったり、遅い時間に帰宅してお風呂に入るのを遠慮しなければならなかったり、朝の忙しい時間に洗面所の順番待ちでイライラするなど、お互いに気を遣わなければならないことが多いですよね。

ひとり暮らしをすると、自分のしたいことを自分のペースでできるので、順番を待たなければならないストレスも、待たせてしまうという罪悪感も感じることはありません。

家事などの生活力が身につく

普段から家の家事を手伝っているという人も、すべての家事を一人でこなしているという人は少ないでしょう。ひとり暮らしを始めると、これまで親や家族がやってくれていたこと全てを自分ですることになるので、最初は大変だと感じるかもしれません。

しかし、家事がどれだけ大変かを知ることで家族へのありがたみがわかりますし、一人で生活していける能力が身に付きます。将来結婚を考えた時、「家事をやったことがない」という人より、生活力がある人が有利になるでしょう。ひとり暮らしを楽しむために知っておきたいメリットとデメリット

ひとり暮らしにはデメリットも

ひとり暮らしにはお金がかかる

ひとり暮らしをするためには、お金がかかることも覚えておかなければなりません。まず住む家を借りるためのお金、引っ越しにかかる費用、必要な家具や家電製品を買うお金など、合計するとかなりのお金がかかります。

また、ひとり暮らしを維持していくためには、家賃、光熱費、通信費、食費などを自分の収入で賄う必要があります。ひとり暮らしをする前に、どれだけのお金が必要なのかある程度計算しておく必要があります。

家事をすべてこなすのは大変

実家に住んでいるときは、洗濯、掃除、料理などの家事はほとんど親がしてくれていたという人は多いでしょう。しかし、ひとり暮らしを始めたら必要な家事は自分でしなければなりません。

仕事をしていると、家事をこなすのは思った以上に大変だと痛感する人が多いはずです。

洗濯や掃除はまとめてしてもそれほど問題ないですが、食事は毎日摂らなければなりません。仕事で疲れて帰宅して、そこから料理をするというのはなかなか大変なものです。かといって毎日コンビニ弁当では栄養が偏ってしまう上にお金もかかりますから、作り置きのおかずをストックしておくなどするといいでしょう。

話し相手がいないので孤独感を感じやすい

実家に住んでいるときは誰かが家にいて、一緒にテレビを見たり会話したりする場面も多いですよね。

しかし、ひとり暮らしをすると、基本的に家には自分しかいません。仕事の時は職場の人と話すとしても、休みの日に家から出なければ「一日誰とも会話しなかった」ということになる可能性もあります。

ひとり暮らしをしていて特に孤独感を感じやすいのは、実家を訪問して部屋に帰ってきたときや体調が悪く寝込んでいるときです。孤独感を感じないようにするためには、没頭できる趣味を作るのもいいですし、SNSでつながる友達をつくるというのもいいでしょう。ひとり暮らしを楽しむために知っておきたいメリットとデメリット

新卒社会人のひとり暮らしに必要な費用は?

新卒社会人の生活費内訳

新卒の社会人が1ヶ月生活していくのに、最低限必要な経費を挙げていきます。

まず一番大きな出費が家賃でしょう。だいたい全国的な家賃の平均は6万~7万と言われています。次に光熱費ですが、水道代はだいたい3千円くらい、ガス代は2千円程度です。ただ光熱費に関しては、北海道などの寒い地域では冬季にかかるガス代、灯油代が1万円を超す場合もあります。

また、通信費もかなり大きな出費ですね。携帯やスマホなどの費用で6千円~7千円、家にネット回線をつなぐとさらに4千円~5千円程度必要です。

それから、食費は自炊をするかしないかでかかるお金がかなり違ってきます。自炊するようにすれば、ひとり暮らしの食費はだいたい2~3万くらいに抑えられますが、外食やコンビニに頼ってしまうと月5万は軽く超えてしまいます。

そのほかに、シャンプーやティッシュペーパーなどの日用品に必要な雑費に約2万くらい、交際費に2万くらいというのが、一般的な新卒社会人の出費の内訳となっています。すべて合計すると、1ヶ月生活していくには約18万円程度必要ということになります。

新卒社会人の収入はどれくらい?

新卒と言っても、業界によって給料は違いますし、学歴によっても差はあります。住んでいる地域によっても多少違いがあるでしょう。

全国的な平均では、最終学歴が大卒の初任給は年収200万~250万円前後だそうです。一方、高卒の人の初任給は年収150万~180万円が平均的となっています。ただ、会社によって求められる能力は違いますので、必ずしもこれに当てはまるとは限りません。

手取り15万でもひとり暮らしは可能?

新卒の社会人の平均的な月収は15万~20万程度となっています。20万円あればある程度余裕のある暮らしをすることができますが、15万でひとり暮らしをしていく場合、節約できるところはできるだけ削っていく必要があります。

まず一番大きなお金がかかる家賃です。全国平均では6~7万円が一般的ですが、15万円で生活していく場合、家賃は4~6万までに抑えるといいでしょう。

光熱費などの絶対に必要な経費は抑えるのが難しいですが、食費に関しては自炊することでかなり節約することができます。そのほか、スマホ代などの通信費も、今より安い機種に変更するなどして節約することができます。ひとり暮らしを楽しむために知っておきたいメリットとデメリット

大学生のひとり暮らしにかかる費用はどのくらい?

学生の一人暮らしにかかるお金の内訳

学生の場合は、学校の寮や下宿に入るのか、アパートを借りてひとり暮らしをするのかで必要なお金はかなり違ってきますし、その家賃によっても変わります。

平均的な大学生のひとり暮らしで1ヶ月にかかるお金の内訳は、家賃などの住居費が5万円程度、食費約2万円、雑費約1万円、交通費約3千円、電話代約3千円、交際費1万円程度だそうです。

また、学生の場合勉強に必要な教科書代などが別途必要で、月に1万円程度かかる場合が多いです。

すべてを合計すると、学生のひとり暮らしにはおよそ11万円のお金が必要であることがわかります。勉強する時間も確保しなければなりませんし、アルバイトだけですべての経費を賄うのは非常に厳しいといえるでしょう。そのため、親から仕送りをもらって、足りない分は自分でアルバイトするという学生が多いようです。

学生はどこから収入を得ている?

学生の一人暮らしに必要な金額はおよそ11万円。では、学生はどこからそれだけの収入を得ているのかというと、やはり親からの仕送りが一番大きなウェイトを占めているようです。また、奨学金制度を利用している学生も多くいます。

学生の収入の平均的な内訳として、一番多いのが親からの仕送りで約7万円、奨学金約2万円、そのほか足りない分はアルバイトで稼ぐというのが一般的なようです。ひとり暮らしの大学生がアルバイトで稼ぐ金額の平均は2万5千円と言われています。

仕送りとアルバイト代だけでは生活費が足りない!

ひとり暮らしの大学生に親が仕送りする額の平均は約7万円。アパートに住む場合、学生のひとり暮らしには約11万円のお金が必要ですから、これでは足りないということになります。

かといって、バイトを増やし過ぎて勉強がおろそかになってしまっては元も子もありません。体力に自信がある人は色々なバイトを掛け持ちするという人もいますが、体を休める日がないと疲れてしまいますよね。そのため、奨学金制度を利用する学生も多いようです。月2万円程度の補助を受けられますので、これで生活費は賄えるということになります。

もし、勉強が忙しすぎてアルバイトをする暇がないという人がいたら、食費や交際費などかなり節約しないとひとり暮らしを維持していくのは厳しいでしょう。ひとり暮らしを楽しむために知っておきたいメリットとデメリット

ひとり暮らしに必要なものと費用の目安

ひとり暮らしに必要な家具

ひとり暮らしに最低限必要な家具は、布団、テーブル、カーテンなどです。部屋に収納設備がなければチェストなどの収納家具、ベッドで寝る習慣の人はベッドも必要でしょう。

それぞれの平均的な値段は、布団一式約1万円、テーブル約1万円、カーテン7千円、収納家具約2万円、ベッド約3万円といったところでしょう。合わせて8万~9万程度になります。

全部新品で揃えるのではなく、リサイクルショップで買ったり、家で使っていたものを持っていけばもっと費用を抑えられます。

ひとり暮らしに必要な家電

ひとり暮らしに必要な家電は、一通り揃えるとかなりの出費になります。しかし、これらは無いと不便なものばかりなので、すべて揃えるのがおすすめです。

冷蔵庫と洗濯機は、ひとり暮らし用であれば4万程度で買えるでしょう。テレビは約3万円、電子レンジ約1万円、炊飯器約1万円、掃除機約1万円。特にこだわりがなければこのくらいの値段で手に入ります。それでも合計すると約14万円にもなります。

リサイクルショップで買うこともできますが、保証のことを考えると、家電は新品で揃える人が多いようです。

ひとり暮らしの引っ越し費用はどれくらいかかる?

ひとり暮らしをするために家から家具などを持っていきたいという場合、引っ越し費用が必要になります。ひとり暮らしは荷物が少ないので「単身パック」という引っ越しサービスを利用するのが一般的です。

引っ越し費用は、繁忙期とそうでない時期で値段が変わり、繁忙期の方が高くなります。ですので、可能であれば引っ越し時期を繁忙期以外にすることで費用の節約になります。

この費用の目安ですが、繁忙期で5~6万円、それ以外の時期なら3~4万円が相場です。ただし、引っ越し業者指定のコンテナの大きさからはみ出してしまった荷物については別料金が発生してしまうので、事前に確認しておくといいでしょう。ひとり暮らしを楽しむために知っておきたいメリットとデメリット

ひとり暮らしを楽しむために知っておくべきこと

大学生や新社会人となる時期をきっかけにひとり暮らしを始める人は多いですが、初めて家を出てひとりで生活するのは不安もあるでしょう。特に、家賃や生活費にどれだけのお金がかかるのか、自分の給料でひとり暮らしをしていけるのかというのが一番の不安材料でしょう。

その不安を取り除くためにも、ひとり暮らしで必要な生活費や、揃えなければいけないものについて事前にチェックして、シミュレーションをしておくのがおすすめです。

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